トヨタ車&レクサス車解説

2020年新車販売台数ランキング!上半期に最も売れた車とは?

2020年新車販売台数ランキング!上半期に最も売れた車とは?

自動車を購入する際、最終的には自分が「これだ!」と思うものを購入すれば高い満足が得られますが、「できれば人気のある車種に乗りたい」と思う人や「人気のあるモデルは避けて個性的な車種を選びたい!」と考える人もいるでしょう。

今回は2020年上半期の新車販売台数ランキングをご紹介するので、ぜひ購入の際の参考にしてみてください。

※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください

2020年上半期の新車販売台数ランキングをご紹介!

まず、今どんなモデルがよく売れているのか、販売台数のランキングを見ていきます。

販売台数のデータは、一般社団法人日本自動車販売協会連合会(自販連)が統計をとっている登録車データと、全国軽自動車協会連合会(全軽協)が集計している軽自動車データがあります。

今回は登録車を調査対象として、自販連の統計から2020年1~6月のデータを参考に新車販売台数のランキングを見ていきます。

自動車販売台数ランキング(2020年1月~6月実績)

順位

メーカー

車名

ボディタイプ

価格(税込)

1位

トヨタ

ライズ

SUV

167万9,000円~

2位

トヨタ

カローラ

セダンなど

193万6,000円~

3位

ホンダ

フィット

コンパクトカー

155万7,600円~

4位

トヨタ

ヤリス

コンパクトカー

139万5,000円~

5位

日産

ノート

コンパクトカー

144万7,600円~

6位

トヨタ

シエンタ

ミニバン

180万9,500円~

7位

ホンダ

フリード

ミニバン

199万7,600円~

8位

トヨタ

ルーミー

コンパクトカー

155万6,500円~

9位

トヨタ

プリウス

セダンなど

260万8,000円~

10位

トヨタ

アルファード

ミニバン

352万円~

※出典:乗用車ブランド通称名別順位 一般社団法人日本自動車販売協会連合会
※2020年上半期当時の価格

傾向としては2019年後半から2020年初頭に登場した新型モデルが多く、SUVやミニバンなどのジャンルよりも、意外とオーソドックスなコンパクトカーが上位を占めているのがわかります。

2020年上半期ランキングTOP10の車をご紹介!

では、実際に自販連の統計データでランクインしているそれぞれの車種について、2020年上半期の順位と6ヶ月間の販売台数、車種の特徴などを簡単にご紹介します。

トヨタ ライズ

ライズ

2019年11月に登場したコンパクトSUV、トヨタ「ライズ」は2020年上半期で58,492台(1位)の登録台数を誇りました。5ナンバーサイズにおさまるボディサイズが特徴です。

コンパクトなボディサイズによる取り回しの良さもありながら、SUVとしての迫力を感じさせるデザインも特徴です。もちろんSUVの名に恥じぬ実用性の高さもあり、369L(デッキボード下段時 ※デッキボード上段時は303L)の荷室はシートアレンジによりさらに可能性が広がります

価格(税込)

167万9,000円~

トヨタ カローラ

カローラ

トヨタ「カローラ」の2020年上半期における登録台数は57,235台と、全体で2位となりました。カローラはトヨタだけでなく日本・世界中におけるスタンダードなセダンとして、50年以上の歴史を誇ります。

従来から購入しやすい価格や安定した品質を特徴としていましたが、自動車ニーズの多様化にも対応して、ハッチバック型のカローラ スポーツやステーションワゴンのカローラツーリングなど、派生車種も次々とラインアップに加わっています。セダンの他車種が勢いを落とし生産終了するものも多い中、カローラは商品力を高めその魅力を持続させているのです。

価格(税込)

193万6,000円~

ホンダ フィット

ホンダ「フィット」は2020年1月~6月までの半年間で50,029台を登録、全体で3位となりました。4代目となる新型の登場時期は2020年2月と、ライバル車的位置にあるトヨタ ヤリスに真っ向勝負を挑んだ形です。

従来のグレード体系を改めてライフスタイルにあわせた5つのタイプを用意し、ユーザーの様々なニーズに対応しています。5つのタイプの中には、よりアウトドア志向の強いCROSSTARという派生モデルも登場しています。

価格(税込)

155万7,600円~

トヨタ ヤリス

ヤリス

トヨタ「ヤリス」の2020年上半期における販売ランキングは4位、48,129台が登録されました。一世を風靡したヴィッツの系譜を受け継ぎ2020年2月に登場したばかりの、随所にトヨタのこだわりがつまった質の高いコンパクトカーです。

ヤリスのボディは実用性の追求というよりもスポーティで引き締まった印象をもつデザインで、パーソナルユースが強く意識されています。またGRヤリスやヤリスクロスなどの派生車種もあり、多岐にわたるユーザーからのニーズに応えています。

価格(税込)

139万5,000円~

日産 ノート

日産「ノート」は、2020年の1月~6月までの上半期で41,707台を登録し、全体では5位にランクインしています。2017年~2019年までの3年間、1600cc以下のコンパクトカーで日本一の販売台数を誇っている人気のコンパクトカーです。

ガソリンエンジン仕様もラインアップされる中、ノートといえばe-POWERというくらい、e-POWER搭載車の存在は広く知られるようになりました。エンジンで発電してモーターだけで走行するという点、4WDモデルは後輪もモーターで駆動をアシストするという点が特徴です。

価格(税込)

144万7,600円~

トヨタ シエンタ

シエンタ

トヨタ「シエンタ」は2020年上半期で40,194台を登録し、販売台数ランキングでは6位に。ミニバンとしてはトップの人気となりました。

後述するフリードとはライバル車の関係にあり、5ナンバーサイズにおさまるコンパクトなボディによる運転のしやすさ、ボディサイズからは想像できない車内空間の広さなどの特徴があります。

ほかにも、アクセサリー用ACコンセントやウェルカムパワースライドドアの機能など、グレードによって装備は変わりますがファミリー層に嬉しい便利な機能や装備が満載です。

価格(税込)

180万9,500円~

ホンダ フリード

2020年上半期におけるホンダ「フリード」の登録台数は38,844台で、ランキングは7位です。

ホンダならではの低床設計による広々とした室内空間が大きな特徴で、前述のシエンタと同様に運転がしやすいジャストサイズの5ナンバーサイズボディであることも人気の理由となっています。

一方ハイブリッド仕様の4WDモデルが選べるのは、シエンタにはない特徴です。

価格(税込)

199万7,600円~

トヨタ ルーミー

ルーミー

トヨタのコンパクトカー「ルーミー」の販売ランキングは、2020年上半期で8位にランクイン。37,622台が登録されました。

ルーミーの全長と全幅はそれぞれ3,700〜3,705mm×1,670mmとコンパクトにおさまっていますが、全高を1,735mmと上部へ空間を広げるという手法で広い車内空間を確保しています。

また、広い車内による居住性のよさや多彩なシートアレンジ、そしてスライドドアの採用

が、ルーミーの人気の秘訣といえるでしょう。

価格(税込)

155万6,500円~

トヨタ プリウス

プリウス

日本初のハイブリッドカー「プリウス」の販売ランキングは、2020年上半期では9位に位置しており、登録台数は36,630台にのぼります。

低燃費車の代表としてさらなる燃費性能を追求する姿は変わらず、4WDシステムには電動のE-Fourを採用することで雪道でも安心して低燃費走行が可能です。

また剛性や強度を高めたボディにより、優れた操縦安定性や静粛性・安全性を高いレベルで実現させています。

価格(税込)

260万8,000円~

トヨタ アルファード

アルファード

2020年上半期においてトヨタ「アルファード」は全体で10位、36,597台が登録されました。

兄弟車のヴェルファイアとともにトヨタミニバンのフラッグシップモデルとして、高級感ある外装や走行性能、広大でラグジュアリーなスペースが特徴です。もちろん乗り心地の良さも特徴で、ドライバーだけでなく乗員全員が快適なひとときを過ごせるように仕上がっています。

価格(税込)

352万円~

2020年最新月の新車販売ランキング

ここまでご紹介してきた車種は2020年上半期のデータだったため、7月以降に発売されたモデルやモデルチェンジ・マイナーチェンジされた車種は動向が反映されていませんが、最新モデルでも人気の高いものがあります。

2020年10月時点の登録データから販売好調なモデルとしてTOP10にランクインしている車種をいくつかご紹介します。

トヨタ ハリアー

ハリアー

トヨタ「ハリアー」は、2020年6月に新型が登場したばかりのSUVです。2020年10月の販売台数は9,674台と登録車の中で6位を占めており、登場以来好調な売れ行きを見せています。

都会派SUVを謳い、高級感や都会的な雰囲気をまとうモデルとしてオフロードよりは街乗りが似合う車です。同じトヨタのRAV4と共通のプラットフォームを採用していますが、RAV4とはまた違ったターゲット層に対し、内装における丹念なダブルステッチやパイピングオーナメントなど、職人のクラフトマンシップを感じさせるディテールもハリアーの特徴です

価格(税込)

299万円~

トヨタ ヴォクシー

ヴォクシー

トヨタ「ヴォクシー」は、同社の中でも標準的なボディサイズのミニバンです。2020年10月では6,258台と、全体で9位を記録しました。

同じトヨタのノアは姉妹車になりますが、よりスタイリッシュな方向性をもたせているのがヴォクシーで、エクステリア・インテリアともに、比較的若いファミリーを意識したモデルといえます。

価格(税込)

281万3,800円~

車のランキングまとめ

販売ランキングのデータを参考にして、最近「売れている車」を取り上げてご紹介してきました。群雄割拠の自動車業界にあって、どのモデルも自社の開発技術の粋を集め、様々な個性を前面に出しているのがわかります。

自分が車を購入する目的をしっかり持ち、これらのランキングも参考に車種ごとの特徴をしっかりとらえることで、より満足度の高い車の購入につながるでしょう。

最後に、購入以外にも販売ランキング上位のライズやカローラなどに乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける()サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります

初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ

トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。

また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?

よくある質問

トヨタ ライズとは?

2019年11月に登場したコンパクトSUVのトヨタ「ライズ」は、5ナンバーサイズにおさまるボディサイズが特徴です。コンパクトなボディサイズによる取り回しの良さもありながら、SUVとしての迫力を感じさせるデザインも特徴です。もちろんSUVの名に恥じぬ実用性の高さもあり、369L(デッキボード下段時 ※デッキボード上段時は303L)の荷室はシートアレンジによりさらに可能性が広がります。

トヨタ カローラとは?

トヨタ「カローラ」はトヨタだけでなく日本・世界中におけるスタンダードなセダンとして、50年以上の歴史を誇ります。従来から購入しやすい価格や安定した品質を特徴としていましたが、自動車ニーズの多様化にも対応して、ハッチバック型のカローラ スポーツやステーションワゴンのカローラツーリングなど、派生車種も次々とラインアップに加わっています。セダンの他車種が勢いを落とし生産終了するものも多い中、カローラは商品力を高めその魅力を持続させているのです。

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