トヨタ車&レクサス車解説
トヨタ ヤリスの人気色は?ボディカラー全14色を画像で紹介
車種を決めた後は、グレードやカラーといったディテールの選択が待っています。特にボディカラーは車の第一印象を決めるため、慎重に選択したいものではないでしょうか。ヤリスには14色という豊富なカラーバリエーションがあり、それぞれ個性も大きく異なります。
そこで、ヤリスのボディカラー14色の特徴についてそれぞれ詳しくご紹介するとともに、人気色や内装色についても見ていきましょう。
※記事公開時の情報をベースにしており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください。
ヤリスのボディカラーは全14色

ヤリスはトヨタのグローバルモデルで、日本では先代モデルまで「ヴィッツ」の名称で親しまれていたコンパクトカーです。
現行型は2020年2月に登場し、毎日の暮らしの中で安心して使用できる世界トップレベルの燃費性能を実現するとともにプラットフォームを一新、コンパクトカーの既成概念を超える上質な乗り心地や運転のしやすさ、操縦安定性を確保しました。
今にも走り出しそうなデザインを持つヤリス。ボディカラーは、現行型ヤリスのための新規開発色である「コーラルクリスタルシャイン」「アイスピンクメタリック」を含むモノトーン10色、ツートーン4色の全14色がラインアップされており、幅広い選択肢から自分好みの1台を選べるのが魅力です。
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ヤリスのカラー「モノトーン」と「ツートーン」の違い
ヤリスは、モノトーン10色とツートーン4色の全14色構成です。モノトーンはエクステリア全体が単色で彩られるのに対し、ツートーンはルーフとボディが異なる2色でカラーリングされているという違いがあります。
ヤリスのツートーンのルーフカラーはブラック、ボディはメタリック系かパール系カラーが組み合わされており、引き締まった印象を演出します。
ヤリスのボディカラー全14色の特徴

ヤリスに設定のある14色は、以下のとおりです。
<モノトーン>
・スーパーホワイトⅡ
・プラチナホワイトパールマイカ
・シルバーメタリック
・ブラック
・センシュアルレッドマイカ
・アイスピンクメタリック
・コーラルクリスタルシャイン
・アバンギャルドブロンズメタリック
・ダークブルーマイカメタリック
・シアンメタリック
<ツートーン>
・ブラック×シアンメタリック
・ブラック×アバンギャルドブロンズメタリック
・ブラック×コーラルクリスタルシャイン
・ブラック×アイスピンクメタリック
それぞれの特徴について、見ていきましょう。
スーパーホワイトⅡ

スーパーホワイトⅡはソリッドカラーのホワイトで、パールやメタリックのような加工が入っていない白になります。派手過ぎず、ビジネスユースでも使いやすいといえるでしょう。
プラチナホワイトパールマイカ

ヤリスにはホワイト系カラーが2色あります。このプラチナホワイトパールマイカと先述のスーパーホワイトⅡとの違いは、スーパーホワイトⅡがソリッドカラーであるのに対し、プラチナホワイトパールマイカは光沢を感じさせるパールカラーであることです。
パールマイカとは、天然雲母(マイカ)の粉末を混ぜ込んだ塗料であり、真珠を想起させる独特の光沢感が特徴で、角度によってパール感が強く出たり、カラーの要素が強く出ることがあるため、見るたびに印象が変わるのが魅力といえるでしょう。
シルバーメタリック

シルバーメタリックは個性の強いカラーではないため、スーパーホワイトⅡと同じくビジネスユースにも適しています。メタリックは、塗料にアルミ片を混ぜることで金属的な輝きを発するカラーです。
ブラック

ソリッドカラーのブラックはボディ全体を引き締め、クールな印象を強めてくれるカラーです。ヤリスの持つアクティブな走りを想起させるデザインとの組み合わせで、よりスポーティな印象を見る人に与えます。
センシュアルレッドマイカ

ワインレッドのような深い赤に、マイカを組み合わせたのがこのセンシュアルレッドマイカです。光によってその印象を変える大人の色気のあるカラーです。
アイスピンクメタリック

現行型ヤリスの登場時に新色として設定された2色のうちのひとつが、このアイスピンクメタリックです。
ピンクという名はついていますが、実際のカラーはホワイトにピンクのニュアンスを感じさせる程度の淡い色合いで、ピンクの主張は控えめです。ホワイト系で少しひねりを加えたカラーを探している方にぴったりでしょう。
コーラルクリスタルシャイン

街中にあって人目を引く鮮やかなレッドが美しいコーラルクリスタルシャインは人工雲母を混ぜた塗料で、天然雲母を混ぜたパールマイカよりも強いきらきら感があるのが特徴です。アイスピンクメタリックと同様に現行型に設定された新色で、センシュアルレッドマイカよりも明るく鮮やかな赤色に仕上がっています。
アバンギャルドブロンズメタリック

アバンギャルドブロンズメタリックは、輝きを感じさせるメタリックカラーではあるものの、トーンを抑えた色調で落ち着いた印象です。シルバーと同系列のカラーですがブロンズのニュアンスがあり、シックで都会的な雰囲気のヤリスが欲しい方には適したカラーではないでしょうか。
ダークブルーマイカメタリック

マイカメタリックは、メタリックカラーに使用されるアルミの粉とマイカカラーの雲母を混ぜたもので、光量を問わず柔らかく落ち着いた輝きを放つのが特徴です。ダークブルーマイカメタリックは、濃い青にマイカメタリックの輝きを加えることで、スマートでクールな印象を与えます。
シアンメタリック

シアンメタリックはダークブルーマイカメタリックと同じ青系のカラーではありますが、ダークブルーマイカメタリックが落ち着いたスタイリッシュなカラーであるのに対し、軽快で晴れ渡った空のような印象のやや緑がかった青が特徴です。フットワークの軽さを感じさせる若々しい印象を与えます。
ブラック×シアンメタリック

ここからはツートーンカラーをご紹介します。ヤリスはピラーがブラックであるため、ルーフカラーもブラックになるとベルトラインより上がブラックで統一され、スポーティな印象が際立ちます。
ブラック×シアンメタリックは、さわやかなシアンメタリックとブラックが相性抜群。スポーティな印象ながら親しみやすい雰囲気を残しているのが魅力です。
ブラック×アバンギャルドブロンズメタリック

モノトーンのアバンギャルドブロンズメタリックは、金属的で硬質な印象が強いカラーでした。ツートーンになり、ルーフにブラックがあしらわれることによって、精悍さとタフさが加わったカラーとなっています。
ブラック×コーラルクリスタルシャイン

つややかで鮮烈なコーラルクリスタルシャインとブラックの組み合わせは、コントラストのはっきりとした、見る方の印象に残るスポーティかつ鮮やかなツートーンカラーに仕上がっています。現行型ヤリスの魅力のひとつである「走る楽しさ」を体現するカラーといえるでしょう。
ブラック×アイスピンクメタリック

ピンクのニュアンスを感じさせるホワイトといえるアイスピンクメタリックにブラックを組み合わせたこのカラーは、ほかのツートーンカラーにはない個性を演出します。目立ち過ぎず、かといって無難ではない絶妙なバランスが魅力のおしゃれな組み合わせとなっています。
ヤリスの人気色TOP3は?

ヤリスの人気色の上位は、日本においての定番色が占めています。トヨタの見積もりシミュレーションで確認できる人気色TOP3は、1位プラチナホワイトパールマイカ、2位スーパーホワイトⅡ、3位シルバーメタリックです。
ホワイト系が2色、そしてシルバー系1色という結果となりました。こういった人気があるカラーは中古車市場においても需要が高く、複数の中古車買い取り大手業者で個性的なカラーよりもリセールバリューが高い傾向にあるといわれています。
そのためいずれヤリスを手放して乗り換えることを視野に入れているのであれば、こういった人気色を選ぶといいかもしれません。
ボディカラーによる価格の違い

ここまでご紹介したヤリスの14色は、ツートーンカラーを含めて全色がすべてのグレードで選択可能です。ただし、カラーによってはメーカーオプションとなって別途料金が発生します。
なお、ツートーンはすべてメーカーオプションで、モノトーンの有料色よりも高額になることを覚えておきましょう。以下の表はヤリスのカラーと価格についてまとめたものです。グレードによる価格差はありません。
| メーカーオプション価格(税込) |
---|---|
スーパーホワイトⅡ | - |
プラチナホワイトパールマイカ | 33,000円 |
シルバーメタリック | - |
ブラック | - |
センシュアルレッドマイカ | 33,000円 |
アイスピンクメタリック | - |
コーラルクリスタルシャイン | 33,000円 |
アバンギャルドブロンズメタリック | - |
ダークブルーマイカメタリック | - |
シアンメタリック | - |
ブラック×シアンメタリック | 55,000円 |
ブラック×アバンギャルドブロンズメタリック | 55,000円 |
ブラック×コーラルクリスタルシャイン | 77,000円 |
ブラック×アイスピンクメタリック | 55,000円 |
なお、ヤリスはトヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」でも取り扱っています。2023年10月現在、全グレードで14色を選択可能です。
| グレード・KINTOの月額料金(税込) | ||
Z | G | X | |
スーパーホワイトⅡ | - | ||
プラチナホワイトパールマイカ | 440円 | ||
シルバーメタリック | - | ||
ブラック | - | ||
センシュアルレッドマイカ | 440円 | ||
アイスピンクメタリック | - | ||
コーラルクリスタルシャイン | 440円 | ||
アバンギャルドブロンズメタリック | - | ||
ダークブルーマイカメタリック | - | ||
シアンメタリック | - | ||
ブラック×シアンメタリック | 660円 | ||
ブラック×アバンギャルドブロンズメタリック | 660円 | ||
ブラック×コーラルクリスタルシャイン | 990円 | ||
ブラック×アイスピンクメタリック | 660円 |
※全グレード7年契約の場合
※記事公開時の情報をベースに作成しています
プラチナホワイトパールマイカ、センシュアルレッドマイカ、コーラルクリスタルシャインは月額料金440円(税込)、ブラック×シアンメタリック、ブラック×アバンギャルドブロンズメタリック、ブラック×アイスピンクメタリックは月額料金660円、ブラック×コーラルクリスタルシャインは月額料金990円のオプション料金となります。詳しくは、KINTOのヤリス見積もりシミュレーションページをご覧ください。
ヤリスの内装色は?グレードによる違い

ヤリスのインテリアは無駄をそぎ落とし、ドライバーが運転に集中できるコックピットを実現しています。また、インストルメントパネルの断面を薄くしてワイド感を強調したことに加え、小径のステアリングホイールの採用によってコンパクトカーであっても広く快適な室内空間を確保しているのが特徴といえるでしょう。
内装色はブラックが基本ではありますが、グレードによっては2色から選択が可能です。
最上級グレード「Z」
ブラック塗装のフロントグリルやサテンクロムのドアベルトモールディング、大型リヤルーフスポイラーを備え、エクステリアにおいてほかのグレードとの差をつけている最上位グレード「Z」では、内装も上質感を重視しています。
「G」「X」ではシート表皮がファブリックですが、「Z」では上級ファブリックをあしらうとともに、ヘッドレストセパレート型のシートとすることで質感の高さと快適さを両立させました。また、フロントコンソールやフロントドアインナーガーニッシュにローズメタリック塗装をあしらい、華やかさも演出しています。

さらに「Z」ではブラックに加え、オプションでクレアトープの内装色が選択可能です。クレアトープを選択した場合、シート表皮は合成皮革とツィード調ファブリックのコンビになります。
中間グレード「G」
中間グレードの「G」では標準仕様の内装色がブラックですが、Gグレードのみ選択可能なメーカーセットオプションの「コンフォートシートセット」を選択した場合の内装色はトープとなります。
「コンフォートシートセット」を選択すると、シート表皮がマルチカラーファブリックになるほか、最上級グレードの「Z」に採用の運転席・助手席のシートヒーターやナノイーX、運転席イージーリターン機能などの快適性を高める機能も備わります。
標準グレード「X」
「X」では内装色の選択肢はなく、ブラックのみの設定です。現行型で注目の機能のひとつである運転席と助手席のシートが回転しながら上下し、乗降性を高める「ターンチルトシート」が選択できるのはこの「X」と「G」のみで、最上級グレードの「Z」には設定がありません。加飾などはほとんどない、シンプルで機能性を重視した内装です。
ここで、ヤリスのグレードごとに内装色の設定とメーカーオプション価格をまとめました。
内装色/シート表皮 | メーカーオプション価格(税込) | ||
Z | G | X | |
ブラック/上級ファブリック | 標準設定 | - | - |
クレアトープ/合成皮革+ツィード調ファブリック | 11,000円 | - | - |
ブラック/ファブリック | - | 標準設定 | 標準設定 |
トープ/マルチカラーファブリック | - | 62,700円 ※コンフォートセットとしての価格 | 設定なし |
まとめ

ヤリスには14もの多彩なカラーの選択肢があり、ツートーンカラーの設定もあります。さらにグレードによっては内装色も選択できるため、内外装ともに自分の感性に合うものが選べるでしょう。
最後に、ヤリスの購入を検討している方向けに、購入以外にもヤリスに乗れる方法である車のサブスク「KINTO」についてお伝えします。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス車をご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE 中古車」(東京・愛知でスタート。エリア順次拡大中)
- 電気自動車(BEV)のbZ4Xが対象の「KINTO ONE bZ4X専用プラン」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用がコミコミ定額(※)のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です。
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン(※)」と、 いつでも解約金0円でライフスタイルの変化に対応できる「 解約金フリープラン(※)」の2つから選ぶことができます。
トヨタの新車は3/5/7年(※)、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車は対象外)」もあります。 申し込みは全てインターネットで完結できます。
※「KINTO ONE 中古車」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ。
※「KINTO ONE bZ4X専用プラン」では、契約期間中の電池性能(10年20万km/電池容量70%)の保証、コネクティッドサービス利用料金も込みのコミコミ定額、最初の4年間は月々定額で5年目以降は段階的に月額が下がります。5年目以降の中途解約金は0円、契約期間は最長10年。
≪関連リンク≫
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりご提供を始め、お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
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