トヨタ車&レクサス車解説
トヨタ 3代目ノア(80系)の特別仕様車W×BⅢの内装や価格
2001年に発表されて後、ファミリー向けミニバンとして多くの方々から支持されているのがトヨタ 3代目ノア(80系)です。グレードが多いのもノアの特徴で、2016年には特別仕様車として「W×Bシリーズ」も発表されました。
よりスタイリッシュで、随所にこだわりがみられるW×Bシリーズは、登場以来高い人気を誇っています。そこで本記事ではノアW×Bシリーズの魅力や、ほかのモデルとの違いについて紹介します。
<この記事の目次>
※本記事は3代目ノア(2014年1月~2022年1月に販売された80系)に関する内容を含みます。4代目となる新型ノア(2022年1月~)については以下の関連記事をご参照ください。
ノアW×BⅢの魅力 ベースモデルとの違いは
W×Bとは?
特別仕様車らしい存在感を発揮するノアW×Bは「静かに、しかし力強く艶めくボディ。ありふれた日常を切り裂く」といったコンセプトの元、開発されました。ノアの最上位グレード「Si」をベースにしている事もあり、いたるところに上質さを感じられるクルマだといえます。
非日常感が楽しめるW×BⅢは、クルマ好きでこだわりの強い方でも満足できるクルマに仕上がっています。「ノアといえばファミリーカー」といったイメージを払拭してくれるような位置づけのモデルといえるでしょう。
ちなみにW×BのWはホワイト、Bはブラックを表しており、実際にボディは白黒2色のカラー展開です。
外装はもちろん内装もブラック×フロマージュに統一され、よりシックでスタイリッシュな仕上がりです。シンプルなカラーを用いることで上質さを底上げしています。また特別仕様車らしく、専用シートやオートレベリング機能のライトなどの専用機能も採用しています。
外見の力強い魅力とともに、運転のしやすさや乗り心地も追求しています。スタンダードなノアと同じく、ハイブリッド車、ガソリン車の2種類を用意。ユーザー自身のこだわりや運転環境に合わせて選ぶことができるでしょう。
ブラックを基調とした艶感あふれるエクステリア
W×BⅢのベースはノアの最上グレード「Si」です。「Si」とは、どのような点が異なっているのでしょうか?ここでは特に印象的なエクステリア部分について紹介します。
まず一番の注目は、LEDヘッドランプがブラックエクステンション加飾から、スモークメッキエクステンション加飾へと変更されている点です。またLEDフロントフォグランプカバーには黒艶塗装を採用、メリハリを付けることで精悍なフロントマスクを演出しています。
バックドアのW×B専用エンブレムはともにメッキ加工を施し、特別なクルマであることをアピール。バックドアガーニッシュとリヤコンビネーションランプガーニッシュはメッキからスモークメッキに変更しています。全体的にメッキ部分を少なくすることで、後ろ姿は煌びやかさよりも上質な質感、艶感を前面に押し出しています。
また「Si」ではオプション仕様である、左右どちらからでも乗り降り可能な後席パワースライドドアがされています。
高級感を演出するインテリア
続いては高級感あふれる内装、ずっと座ったままでいたくなるコックピットコックピット部分について解説します。
運転時に必ず触れることになるステアリングホイールは、上質さを肌で感じられる本革巻きに変更。運転すればするほど手に馴染み、オンリーワンになっていくのを楽しめます。
専用シートの表皮は合成皮革とファブリックを採用することで、座り心地と上質さを両立できます。さりげないホワイトステッチが視覚的にも楽しませてくれるでしょう。さらに消臭機能を付与、エアコンにもパナソニック株式会社のナノイー技術を採用するなど、目に見えない部分にもしっかりとしたこだわりが感じられます。
ドアトリムオーナメントは「Si」のファブリック仕様から合成皮革に、インサイドドアハンドルはブラックからメッキに変更されています。素材が持つ高級感によって、より上質なインテリアを実現しました。
快適な移動を演出するスピーカーレイアウトは4スピーカーから6スピーカーへグレードアップしており、より本格的な音を楽しむことができます。
フロントガラスやドアガラスには紫外線99.9%カットのスーパーUVカットガラスを採用。紫外線の強い季節や時間帯でも気軽にドライブを楽しめます。
気になる新車価格は
実装備でコスパの高い1台
艶感あふれるスタイリッシュな外装、こだわりぬかれた内装によって、多くの方に支持されるノアW×Bの気になる価格は?「人気車種だから高いのでは?」と考える方が多いのではないでしょうか。
しかし、ベース車両となる旧型「Si」の価格は2,775,600円、「W×BⅢ」の価格は2,940,300円(7人乗り・2WD/税込み)で、価格差は16万円程度です。「Si」にオプションを付けることを考慮すると、トータルの金額はさほど変わらないといえますので、お得なクルマといえるでしょう。
※本記事のノアは3代目ノア(2014年1月~2022年1月に販売された80系)に関する内容を含みます。3代目ノアのグレードや当時の価格についてはトヨタ公式サイト内の3代目ノアのカタログを、最新モデルのグレードと価格に関してはノア公式サイトでご確認ください。
ノアW×Bの中古車相場は?
トヨタ認定中古車ならより安心
コストバリューがよいクルマだと言われても、金額的に「新車はちょっと…」というケースもあるでしょう。そんな時に選択肢の一つとなるのが、中古車での購入です。特にトヨタ認定中古車であれば、3つの安心を掲げているのでより納得できる中古車の購入が可能です。
トヨタ認定中古車の3つの安心は以下の通りです。
- 徹底した丸ごとクリーニング
- クルマの安全を確認できる車両検査証明書
- 購入後も安心できるロングラン保証
徹底した丸ごとクリーニング
トヨタ認定中古車はシートの裏やエンジン部分など、見えないところまで徹底的にクリーニングします。クリーニングするべき部分をチェックリスト化しているので、クルマごとのばらつきが起こりません。
クルマの安全を確認できる車両検査証明書
車両検査証明書とは、クルマの状態が一目でわかる証明書です。車両展開図によって傷や補修有無の確認も可能です。もちろん購入後もしっかりとした保証がついてきます。
購入後も安心できるロングラン
メーカー・年式問わず、走行距離無制限で1年間の補償が付いています。万が一、購入後にすぐ故障したとしても手厚い保証があるので安心です。
ノアの中古車相場
実際にトヨタ公式中古車サイトで扱われている、ノアW×Bとベース車両となる「Si」の相場を確認してみましょう。最安値のW×B~W×BⅢは下記となります(2022年3月現在)。
- Si(年式2017年):143万円~(本体価格)
- W×B(年式2016年):165万円~(本体価格)
- Si (年式2018年):189万円~(本体価格)
- W×BⅡ(年式2019年):219万円~(本体価格)
- Si(年式2020年):259.7万円~(本体価格)
- W×BⅢ(年式2020年):273万円~(本体価格)
初代のW×Bは、200万円前半で購入できると考えられます。W×Bの新車価格が、約310万円であることを考えれば、十分費用を抑えることが可能です。
ノアW×Bのまとめ
親しみやすいデザインと高い実用性から、常に高い人気を誇るトヨタのノア。その上位グレード「Si」をベースに艶やかなボディ、高級感あふれる内装、専用装備などが与えられたのが特別仕様車のW×Bです。
2022年1月にフルモデルチェンジした現行モデルにW×Bのラインナップはないため、現在は中古車市場で手に入れることができます。トヨタ公式中古車サイトで自分にあった1台をぜひ探してみてください。
また、旧モデルの「Si」と同等グレードといえるのが現行モデルのS-Zです。上質な空間と性能を追求したハイクラスモデルとなっています。こちらもぜひチェックしてみてください。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
KINTO ONE 取扱いトヨタ車をみる
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
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などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
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トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
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