トヨタ車&レクサス車解説

レクサスLS(LS500・LS500h)の内装をレビュー!内装色は?

レクサスLS(LS500・LS500h)の内装をレビュー!内装色は?

1989年のレクサス誕生以来、ブランドを象徴するフラッグシップセダンとして進化を続けてきた「レクサスLS」。内外装デザインにおいても、常に挑戦を続けてきました。

2020年11月に発売された新型レクサスLSは、オーナメントパネルやドアトリムに日本の伝統工芸である「西陣織」に「プラチナ箔」を使ったデザインをオプション採用するなど、インテリアをアートの領域まで高め、革新的なデザインを追求しています。レクサスならではの美意識が細部にまで息づいた、新型LSの内装の魅力について解説していきます。

※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください

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モダンな感性と技を感じるレクサスLSの内装

レクサスLSのオーナメントパネル(内装色:ブラック、レーザーカットスペシャル)

※オーナメントパネル(内装色:ブラック、レーザーカットスペシャル)

特徴的なオーナメントパネルは、LSのために独自開発され、数々の工夫が施されています。オーナメントパネルの流れに沿うように施された3本のキルティングは、エレガントで心地良い雰囲気を醸し出しています。

シートは高級本革を使用し、細かいピッチで縫い上げるなど高度な縫製技術を駆使することにより、肌になじむ乗り心地を実現。シートバックとクッションには通気性を備えた低反発ウレタンを使用し、快適な座り心地を保ちます。

縫い合わせの工夫により体圧が分散しやすく、走行時の振動吸収性を確保するなど、乗る人への配慮が随所にちりばめられています。

レクサスLS500h “EXECUTIVE”(内装色:オーカー、オプション装着車)の内装全体写真

※LS500h “EXECUTIVE”(内装色:オーカー、オプション装着車)

フロントパワーシートはニューマチック(空気式)システムによりドライバーの背中、お尻、肩甲骨などを多角的にホールド。旋回中や減速中でも安定した姿勢を保持します。28Wayもの調整が可能で、アグレッシブなドライビングや、長時間の運転など、目的によって細かな調整ができ、身体への負担を軽減します(EXECUTIVE、EXECUTIVE Advanced Drive、version L、version L Advanced Drive、F SPORTに標準装備)。

また、リヤパワーシートも左席22Way、右席16Wayのモードを装備(EXECUTIVE、EXECUTIVE Advanced Driveに標準装備)。ビジネスモード、リラックスモード、エンターテインメントモードなどシーンに応じてフィットする座り心地をセレクトできます。

リヤシート左席は、助手席のシートをスライドしヘッドレストを倒した状態にすると、最大約1,020mmのゆとりある足元を確保。リラックスモードに設定すると電動のオットマンも出現し、足を伸ばして休むことも可能です。

レクサスLS500h“EXECUTIVE(内装色 : オーカー、オプション装着車)のインパネ

※LS500h“EXECUTIVE(内装色 : オーカー、オプション装着車)

ドライバーが操作しやすい12.3インチのワイドディスプレイは、画面に直接触れるタッチ操作と、手元のタッチパッドによる操作が可能。運転中の視線移動や姿勢変化をおさえられ、安全運転につながります。スマートフォンと連携させることで、音声操作や音楽再生、ハンズフリー通話、メッセージの送受信などができるのも、うれしいポイントです。

レクサスLS500h “EXECUTIVE”(内装色:オーカー、オプション装着車)のシート

※LS500h “EXECUTIVE”(内装色:オーカー、オプション装着車)

リヤにも、左右に11.6インチディスプレイを装備(※EXECUTIVE、EXECUTIVE Advanced Driveに標準装備)。センターアームレスト上に設置されたマルチオペレーションパネル(EXECUTIVE、EXECUTIVE Advanced Drive、version L、version L Advanced Driveに標準装備)では、オーディオをはじめ、エアコン、シート機能、リラクゼーション機能、サンシェードやランプを操作することができます。Blu-rayディスクプレーヤーやSDカードスロットのほか、HDMI 端子経由でパソコンなども接続可能です。

レクサスLSの荷室と収納

レクサスLSの荷室と収納

荷室は、LS500hで430L(LS500は480L)を確保し、全車9.5インチのゴルフバッグを4個収納できるほどの余裕があります。また、LS500h “EXECUTIVE Advanced Drive” / “version L Advanced Drive”は337Lを確保し、9.5インチのゴルフバッグを3個収納できます。

収納では、フロントのセンターコンソールボックスは、左右両開きで運転席からも助手席からも使いやすい仕様。リヤには、10インチのタブレット端末、ティッシュボックス、メガネケースを同時に収納できる大容量のコンソールボックスを備えるほか、LS500 EXECUTIVEにはリアエアコンで冷却された冷風でドリンクなどを保冷できるクールボックスも装備しています。

レクサスLSの内装色

レクサスLSの内装は、グレードごとにシートマテリアル、ドアトリム表皮、シートカラーの組み合わせがあります。また、ドアトリムやコンソール、オーナメントパネルのデザインや素材の組み合わせも、グレードやシートカラーによって異なります。

レクサスLSのグレードと、グレードごとのシートマテリアル、ドアトリム表皮、シートカラーをまとめたのが以下の表です。

グレード

シートマテリアル

ドアトリム表皮

シートカラー

“EXECUTIVE”
“EXECUTIVE Advanced Drive”

セミアニリン本革

セミアニリン本革

ホワイト

ブラック

クリムゾン&ブラック

ヘーゼル

ファブリック/ハンドプリーツ※

クリムゾン&ブラック

ファブリック/西陣※

ブラック

L-ANILINE本革※

ファブリック

ブラック

オーカー

“version L”
“version L Advanced Drive”

セミアニリン本革

ファブリック

シャトー

ブラック

ヘーゼル

セミアニリン本革※

ホワイト※

“F SPORT”

“F SPORT”専用本革/ウルトラスエード

ファブリック

ブラック&ホワイトグレー

フレアレッド

ホワイト

“I package”

本革

ファブリック

ホワイト

シャトー

ブラック

ヘーゼル

※メーカーオプション

レクサスLS「EXECUTIVE」の内装

レクサスLS500h “EXECUTIVE”(内装色:ブラック、オプション装着車)の内装

※LS500h “EXECUTIVE”(内装色:ブラック、オプション装着車)

最上級モデル「EXECUTIVE」は、シートを標準装備の「セミアニリン本革」に加え、メーカーオプションの最高級本革「L-ANILINE本革」を選択することが可能です。

厳選されたわずか1%の原皮を丹念に加工し、「セミアニリン本革」を凌ぐ、肌に吸い付くような柔らかさを実現しました。 また内装には「月の道」をテーマに、日本の伝統工芸である「西陣織」と「プラチナ箔」を使用した、独創的なデザインのオプションも用意。金沢の職人が丁寧に手貼りしたプラチナ箔のオーナメントパネルや、京都の老舗で緻密に織り上げた西陣織のドアトリムが、上質感をさらに際立たせています。

レクサスLS「version L」の内装

上級モデルの「version L」では、シートマテリアルを「セミアニリン本革」にグレードアップ。メーカーオプションとして専用色の「ホワイト」が用意されています。「ホワイト」選択時にはドアトリム表皮を標準装備のファブリック、またはメーカーオプションの「セミアニリン本革」から選択することが可能です。

レクサスLS「F SPORT」の内装

スポーティモデル「F SPORT」のシートには、「F SPORT」のために開発された本革 / ウルトラスエードスポーツシートが採用されています。摩擦抵抗の高いウルトラスエードを使用し、ショルダー部の張り出しを強めるなど、高いホールド性を追求。内装カラー「ブラック&ホワイトグレー」「フロアレッド」「ホワイト」はいずれも「F SPORT」専用色です。

また多くの専用パーツが用いられていることも特徴で、視認性が高く美しいTFT液晶式メーター、グリップ性に優れたステアリング、ディンプル本革シフトノブ、アルミ製スポーツペダル&フットレストなど、ほかのモデルとは一線を画したスポーティで華やかな表情の内装に仕立てられています。

レクサスLS「I package」の内装

エントリーモデルの「I package」はシートに本革、ドアトリムの表皮にはファブリックを使用し、シックな仕上がりとなっています。ドアトリムやコンソールの素材は標準装備のアッシュもしくはオプションのアートウッドを選択可能です。なお、シートカラーに「ヘーゼル」を選択した場合は、「ウォールナット」が標準装備となり、オプションでアートウッドが選択できます。

レクサスLSのグレードと価格

新型LSのグレードは、「I package」「F SPORT」「version L」「EXECUTIVE」の4種類。大きくガソリン車のLS500とハイブリッド車のLS500h、さらに2WDとAWDに分かれます。

エントリーモデルの「I package」は1,073万円から、スポーツモデルの「F SPORT」は1,234万円から。装備がランクアップする「version L」は1,345万円から、最上級の「EXECUTIVE」は1,539万円からと、幅広い価格設定となっています。

※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください

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レクサスLSの内装 まとめ

レクサスLS

常にイノベーションの精神を貫いてきたレクサスらしく、新型LSではタッチディスプレイ採用による操作性向上に加え、「西陣織」や「プラチナ箔」など日本の伝統工芸から着想を得た上質な内装でLSならではの価値をさらに高めています。

長年にわたり最上級車として君臨してきたレクサスLSらしい、唯一無二の上質空間に仕上がっています。

なお、月々定額で新車に乗れるサブスクリプションサービス「KINTO」では、レクサスの複数車種をラインアップしています(一部取り扱いのない車種がある場合もございます)。ここからは、そのKINTOについて紹介します。

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける()サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用がコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります

初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ

トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。

また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?

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