トヨタ車&レクサス車解説

レクサスLSの乗り心地は?フラッグシップセダンLSをレビュー

レクサスLSの乗り心地は?フラッグシップセダンLSをレビュー

高級車の世界観を変えた1989年の初代から30年以上、レクサスLSは日本を代表するラグジュアリーサルーンとして君臨し続けてきました。

レクサスLSの5代目は2017年にデビュー、2019年10月に一部改良を施しさらに全方位的にブラッシュアップを行いました。

大胆なクーペスタイルを採用し、よりエモーショナルな魅力を高めたレクサスLSについて解説していきます。

※本記事のレクサスLSは2017年10月から2020年11月まで販売されたモデルに関する内容を含みます。2020年11月以降のレクサスLSに関してはレクサスLS公式サイトや以下の関連記事をご参照ください。

レクサスLSの特徴

LS500h“version L” (マンガンラスター) <オプション装着車>

※LS500h“version L” (マンガンラスター) <オプション装着車>

2017年にデビューした現行型レクサスLS最大の特徴は、なんといってもその艶やかなエクステリアデザインでしょう。

GA-Lプラットフォームの採用により実現した走りを予感させる斬新なクーペシルエット。GA-Lプラットフォームにより低く構えたスタイリングを実現し、これまでの4ドアセダンとは一線を画す外観となっています。

レクサスLSの乗り心地

GA-Lプラットフォーム

※GA-Lプラットフォーム

レクサス初のV型6気筒3.5Lツインターボエンジンを採用したレクサスLS。圧倒的な静粛性とフラットなトルク特性を活かした爽快な加速フィーリングを両立しています。

GA-Lプラットフォームを採用したボディはねじり剛性向上などの高剛性化により、優れた操舵応答性、操縦安定性を実現。また、GA-Lプラットフォーム用に開発されたハイマウントマルチリンクサスペンション(フロント)とマルチリンクサスペンション(リヤ)の改良、新開発したエアサスペンションの採用により、優れた操縦安定性と上質な乗り心地を実現しました。

さらに、吸音材・遮音材の最適配置やフラッシュサーフェスウインドウの採用などにより、レクサスLSの静粛性はさらに進化しました。

レクサスLSの燃費性能

マルチステージ ハイブリッドシステム

※マルチステージ ハイブリッドシステム

従来のV8からV6にダウンサイジングしたことで燃費は大幅に改善されました。

レクサスLSのハイブリッド車では、299ps(馬力)のハイパフォーマンスを実現しながら、燃費はWLTCモード13.6km/L(FR)を達成しています。パワーもさることながら2,200kgを超える車重を考えれば優秀な数値といえます。

レクサスLSの安全性能

Lexus Safety System + A システム構成

※Lexus Safety System + A システム構成

自動車の安全性能は日進月歩ですが、レクサスLSには最新の安全装備、「Lexus Safety System + A」 が搭載されています(※“EXECUTIVE”、“version L”、“F SPORT”、“I package”に標準設定)。

車両や歩行者との衝突回避に寄与するプリクラッシュセーフティはもちろん、車線内の停車と救命要請を自動で行うドライバー異常時停車支援システムにより万が一の事態に備えます。

そのほか、自動運転を視野に入れた高度運転支援技術「Lexus CoDrive」なども搭載しています。

レクサスLSのラグジュアリーなインテリア

LS500h“version L” (インテリアカラー : ホワイト) <オプション装着車>

※LS500h“version L” (インテリアカラー : ホワイト) <オプション装着車>

「和テイスト」を押し出したラグジュアリーなインテリアはレクサスLSの売りの一つです。全車本革シートが標準となっているのはもちろん、非日常を演出するホワイトの内装、官能的なクリムゾン&ブラックの内装、シックなキャメル及びブラウンと4種類のカラーコーディネートの中から選択可能です。

LS500h“EXECUTIVE” (インテリアカラー : クリムゾン&ブラック) <オプション装着車>

※LS500h“EXECUTIVE” (インテリアカラー : クリムゾン&ブラック) <オプション装着車>

切子調カットガラス&ハンドプリーツ

※切子調カットガラス&ハンドプリーツ

中でも「EXECUTIVE」グレードには、オプションで切子調カットガラスのオーナメントパネルとハンドメイドで仕立てたハンドプリーツの内装が用意され、さらに華やかな仕上がりとなっています。

レクサスLSは走りも楽しめる

VDIM(アクティブステアリング統合制御付)+ LDH(アクティブスタビライザー付)

※VDIM(アクティブステアリング統合制御付)+ LDH(アクティブスタビライザー付)

レクサスLSの走りを支えるのが「走る・曲がる・止まる」をひとつのシステムで統合制御するVDIM(Vehicle Dynamics Integrated Management)です。

これによって、理想的な気持ちいい走りを実現するだけでなく、滑りやすい路面でもクルマが不安定な動きを先読みして制御することで、安定したイメージ通りの走りを実現してくれます。

VDIMは4WD車に全車標準装備となっていて、2WD車にはさらに車速やステアリング操作などに連動して4輪のタイヤ切れ角を最適に制御するLDHも搭載されています。思い通りに鋭く反応する楽しさと、安定した挙動による快適な走りを両立しているのがレクサスLSです。

さらにスポーティな走りを求める人には「F SPORT」がオススメです。専用のグリルや、専用のアルミホイール、専用の本革/ウルトラスエードスポーツシート、専用のメーターにシフトノブなど、走りの予感を高める内外装を多く採用しているほか、アグレッシブなスポーツ走行も実現する専用ブレーキも採用。ラグジュアリーさだけでは物足りない人にはうってつけのグレードとなっています。

レクサスLSのグレードと価格帯

※本記事のレクサスLSは2017年10月から2020年11月まで販売されたモデルに関する内容を含みます。最新モデルのレクサスLSのグレードと価格に関してはレクサスLS公式サイトをご参照ください。

レクサスLSのレビューまとめ

レクサスLSはこれまでのややコンサバティブでフォーマルなサルーンから、より華やかでパーソナルなラグジュアリーサルーンへと変貌を遂げました。

エンジンをV8からV6にダウンサイジングして環境への配慮を行う一方で、ドライビングの楽しみについても忘れていません。

最後に、購入以外にもトヨタやレクサスの新車に乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける()サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります

初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ

トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。

また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?

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