トヨタ車&レクサス車解説
レクサスUXの内装をレビュー!グレード別内装や内装色一覧表
※本記事のレクサスUXは2018年11月から2022年7月まで販売された初代レクサスUXに関する内容を含みます。最新モデルのレクサスUXに関しては以下の関連記事をご参照ください。
それではレクサスUXの内装をみていきましょう。
レクサスUXの「和」を連想させる内装
レクサスUXの内装デザインは、内と外の境目を曖昧にする日本の建築思想にインスパイアされ、「内と外の双生」を具現化することが意識されています。
インストルメントパネルは上面が和紙調にシボ加工(F SPORT除く)されており、そこからフードやフェンダーへ車内外が連続して見えるような仕上がりとなっています。和紙の風合いを高いクオリティで丁寧に再現することで、穏やかで温もりが感じられる空間となっています。
シートにも伝統技法の「刺し子」をモチーフとしたステッチを採用することで、日本の美意識も取り入れた質感の高い内装となっています。
また内装の骨格は外形の力強さを感じられるように造られており、洗練されたデザインにより人と車の一体感が演出されています。
レクサスUXのコックピット
レクサスUXのコックピットの特徴は、高いドライビングプレジャーを演出するために運転席からのタイヤ位置を確認しやすく、視覚的な開放感を追求している点です。
また、革巻きのステアリングは太めの握り具合で操作をしやすく、クルーズコントロールやナビゲーションシステムの操作スイッチも配置されています。操作系は人間工学に基づいてミリ単位で調整され、運転に集中できる空間を実現しています。
レクサスUXのグレード別内装
レクサスUXの内装について、グレードによって具体的にどんな点が異なるのでしょうか。シート素材や選択できるカラー・組み合わせのインストルメントパネルの色・オーナメントに着目し、グレードごとの違いを見てみましょう。
スタンダード
スタンダードグレードの場合、シート素材はファブリックで、シャトー・ホワイトアッシュ・ブラック・オーカー・コバルトの5つからカラーを選べます。
インストルメントパネルの和紙調シボのカラーリングは、シートカラーがシャトーの場合はリッチクリーム/シャトーの組み合わせに。ホワイトアッシュ、ブラック、オーカーの場合ではホワイトアッシュ/ブラック/オーカーとの組み合わせに、コバルトには同色のコバルトが組み合わされます。
またオーナメントパネルの仕上げは、ブラックメタリック塗装になります。
version C
version Cの場合、シート素材はL texという合皮製となり、ホワイトアッシュ、ブラック、オーカー、コバルトの4つからカラーを選べます。
インストルメントパネルの和紙調シボのカラーリングは、シートカラーがホワイトアッシュ、ブラック、オーカーの場合はホワイトアッシュ/ブラック/オーカーとの組み合わせに、コバルトには同色のコバルトが組み合わされます。
またオーナメントパネルの仕上げはスタンダードグレードと同様に、ブラックメタリック塗装です。
version L
version Lになるとシート素材は本革製となり、リッチクリーム、ホワイトアッシュ、ブラック、オーカー、コバルトの5つからシートカラーを選べます。
インストルメントパネルの和紙調シボのカラーリングは、シートカラーがリッチクリームの場合はリッチクリーム/シャトーの組み合わせに。ホワイトアッシュ、ブラック、オーカーの場合ではホワイトアッシュ/ブラック/オーカーとの組み合わせに、コバルトには同色のコバルトが組み合わされます。
またオーナメントパネルはヘアライン加飾がなされているため、高級感が一層増しています。
F SPORT
F SPORTのシートはL tex(合皮)の専用シートになりますが、メーカーオプションで本革のチョイスも可能です。L tex(合皮)と本革のシートカラーは共に、ホワイト、フレアレッド、ブラックから選ぶことができます。
インストルメントパネルの仕上げについては他グレードと異なり、F SPORT専用のハイフィール調シボになります。またオーナメントパネルは、ヘアライン加飾により仕上げられています。
レクサスUXの内装色一覧表
シートマテリアル | インテリアカラー | インストルメントパネル | オーナメントパネル | |||
---|---|---|---|---|---|---|
和紙調シボ | “F SPORT”専用ハイフィール調シボ | ヘアライン加飾 | ブラックメタリック塗装 | |||
UX250h “version L” | 本革 | リッチクリーム | 〇 | - | 〇 | - |
ホワイトアッシュ | 〇 | 〇 | ||||
ブラック | 〇 | 〇 | ||||
オーカー | 〇 | 〇 | ||||
コバルト | 〇 | 〇 | ||||
UX250h “F SPORT” | “F SPORT”専用 本革(※メーカーオプション) | “F SPORT”専用ホワイト | - | 〇 | 〇 | - |
“F SPORT”専用フレアレッド | 〇 | 〇 | ||||
“F SPORT”専用ブラック | 〇 | 〇 | ||||
“F SPORT”専用 L tex(エルテックス) | “F SPORT”専用ホワイト | 〇 | 〇 | |||
“F SPORT”専用フレアレッド | 〇 | 〇 | ||||
“F SPORT”専用ブラック | 〇 | 〇 | ||||
UX250h “version C” | L tex(エルテックス) | ホワイトアッシュ | 〇 | - | - | 〇 |
ブラック | 〇 | 〇 | ||||
オーカー | 〇 | 〇 | ||||
コバルト | 〇 | 〇 | ||||
UX250h | ファブリック | ブラック | 〇 | - | - | 〇 |
オーカー | 〇 | 〇 |
※〇は標準設定
※本革シートの一部に合成皮革を使用
レクサスUXのグレードと価格
レクサスUXにはガソリン車のUX200とハイブリッド車のUX250hがあり、それぞれスタンダードグレードに加え、version C・version L・F SPORTがあります。
内装面の違いは主にシート素材にあり、スタンダードグレードではファブリック素材・version CではL tex(合皮)・version Lの場合は本革・F SPORTSにはL tex(合皮)かメーカーオプションで本革の専用スポーツシートが装備されます。
グレードごとの価格は以下のようになります。
レクサスUX200
2WD
- スタンダード:397万3,000円
- version C:421万7,000円
- F SPORT:451万2,000円
- version L:482万8,000円
レクサスUX250h
2WD
- スタンダード:432万9,000円
- version C:457万3,000円
- F SPORT:486万8,000円
- version L:518万4,000円
4WD
- スタンダード:459万4,000円
- version C:483万8,000円
- F SPORT:513万3,000円
- version L:544万9,000円
※価格はいずれも税込
※本記事のレクサスUXは2018年11月から2022年7月まで販売された初代レクサスUXに関する内容を含みます。最新モデルのレクサスUXのグレードと価格に関してはレクサスUX公式サイトをご参照ください。
レクサスUXの内装まとめ
レクサスUXは同ブランドで最もコンパクトなクロスオーバーで、随所にレクサスブランド特有の高級感が感じられます。それは内装においても同様で、細かいところまで開発者の高いこだわりが見られます。
なお、月々定額で新車に乗れるサブスクリプションサービス「KINTO」では、レクサスの複数車種をラインアップしています(一部取り扱いのない車種がある場合もございます。最新の取り扱い車種情報はこちら)。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
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KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
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