トヨタ車&レクサス車解説
トヨタ「ルーミー」カスタムとは?ノーマルとの違いも紹介!
「1LD-CAR(ワン・エル・ディー・カー)」というコンセプトで登場した5ナンバーサイズのコンパクトワゴン、トヨタ「ルーミー」。その内外装をエアロパーツなどでドレスアップしたのが、ルーミーのカスタムグレード(以下、ルーミーカスタム)です。
スタイリッシュなデザインを備え、2021年上半期販売台数登録車第2位ランクインした大人気のルーミー。迫力ある大型グリルなど、標準仕様と異なるルーミーカスタムの特徴を解説します。
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
ルーミーカスタムとは?
トヨタ「ルーミー」のサイズは全長×全幅×全高=3,700~3,705mm×1,670mm×1,735mmと、軽自動車を除けば国内最小ともいえる全長4mを切る5ナンバーサイズながら居住空間と使い勝手の良さを両立したコンパクトワゴン。2016年11月の登場以来、多くのユーザーから支持を集め、2021年上半期でも販売台数は7万7,492台で登録車第2位の大人気モデルとなっています。
そのルーミーに、実用性だけではなくもう少し迫力や上質感が欲しい、という方に用意されたグレードが「ルーミーカスタム」です。ルーミーカスタムはエクステリアだけではなく、インテリアにも手が入れられており、ルーミーの上級グレードにふさわしい質感を備えています。
ルーミーカスタムとノーマルの最大の違いは?
ルーミーのカスタムとノーマルの最大の違いはエクステリアです。全面メッキ仕様の大型グリルと、シャープなオートレベリング機能付きLEDヘッドランプにイルミネーションも備えたLEDフォグランプ、そして車高を低く見せるフロントスポイラーがマッチして力強い印象を与えてくれます。
リヤランプはノーマルと同様にLEDを使用していますが、カスタムでは鏡面に反射させ立体的で高級感あふれる光を作り出す「3D LED」が採用されました。これによりコンパクトサイズのボディながら、路上での存在感を十分に示します。
ルーミーカスタムのインテリア
ルーミーカスタムのインパネ周り
ルーミーカスタムのインテリアはノーマルと基本構造は同じですが、メーター類のイルミネーションを始めとして、ブラックを基調にブルーとシルバーを差し色に配し、クールな印象にまとめています。
特にルーミーカスタムのセンターパネルはシルバー加飾されたピアノブラック仕上げで、ワンランク上の仕上がりとなっています。
またステアリングホイールとシフトレバーは本革です。この二つは運転中常に触れる部分なので、運転の満足感は高くなるでしょう。
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ルーミーカスタムのシート
シートもインパネ同様に基本構造は同じでルーミーカスタム専用のシート生地を採用しています。カラーはノーマルと共通のブラックとなっていますが、ルーミーカスタムに採用したファブリックシートはシックなデザインだけはでなく、撥水機能も備えている優れものです。
後席シートには前後スライド機能とリクライニング機能だけでなく、簡単に折り畳めるダイブイン機構が採用され、自転車など重い荷物を積載するのにも便利です。
ルーミーカスタムの収納
「1LD-CAR」というだけあって、充実した室内収納はルーミーカスタムの強みでしょう。まず助手席前にはグローブボックスだけでなく、よく使うものを置ける大型のトレイが上部に設けられています。
運転席と助手席の間にはトートバッグ等を置くのに便利なセンターフロアトレイ、助手席下には引き出し式のシューズトレイが配置されており、回転格納式のカップホルダーは500mlのパックジュースも置けます。こうした収納部分の使いやすさも、ルーミーカスタムの特徴です。
ルーミーカスタムのパワフルな走り
ルーミーカスタムのエンジンは1.0L直列3気筒自然吸気エンジンとターボエンジンの二種類です。
自然吸気エンジンは最高出力69psで、街乗り中心の方には十分な動力性能でしょう。
多人数で乗車する機会が多かったり、高速道路をよく利用する方であれば、ターボエンジンのカスタムG-Tの方がおすすめです。
ターボ仕様のカスタムG-Tでは、最高出力が約1.4倍の98psと強力になるだけでなく、リヤには安定性を高めるスタビライザーを装備、ホイールも15インチにアップされているので、ワンランク上の走りも楽しめるでしょう。
ルーミーカスタムの最新安全装置
ルーミーカスタムには最新の安全装備、スマートアシストが標準装備されています。緊急ブレーキは対車両については時速120kmまで、対歩行者については時速60kmまで対応しているので、日常生活での不注意による万が一の事故を減らせるでしょう。もちろん、車線逸脱警報機能や前後誤発進抑制機能も装備しています。
ルーミーカスタムの燃費
ルーミーカスタムの燃費はカスタムGでWLTCモード18.4km/L、ターボ仕様のカスタムG-Tで16.8km/L。
ルーミーカスタムは空気抵抗が大きくなりがちな背が高いスクエア形状のボディや、車体が重くなりがちなスライドドアなど、燃費に関しては不利な条件が揃っているにもかかわらず高い燃費性能を実現しています。
ルーミーカスタムのグレードと価格
ルーミーカスタムのグレード構成はシンプルで、自然吸気エンジン仕様のカスタムGとターボ仕様のカスタムG-Tの2種類です。
グレード | 2WD | 4WD |
---|---|---|
カスタムG 4WD | ー | 209万円 |
カスタムG-T | 204万6,000円 | ー |
カスタムG 2WD | 191万4,000円 | ー |
※価格は税込
ルーミーカスタムは専用エアロパーツが装備されることに加えてヘッドランプがLEDに、ノーマルのスチールホイールに対しカスタムはアルミホイールが標準装備(G-Tは175/55R15、Gは165/65R14)されています。
詳しいグレードや価格は、ルーミー公式サイトでご確認ください。
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ルーミーカスタムのまとめ
コンパクトで小回りも効くサイズながら最大限の居住空間を確保したルーミー、そしてその魅力をさらに引き出してくれるカスタムグレード。見た目にもこだわりたい方は、ぜひルーミーのカスタムグレードも検討してみてはいかがでしょうか。
最後に、購入以外にもトヨタやレクサスの新車に乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
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