トヨタ車&レクサス車解説
2代目ヴェルファイア(30系)のハイブリッド/ガソリン燃費
※本記事は2代目ヴェルファイア(2015年1月~2023年6月に販売された30系)に関する内容を含みます。KINTOでは、新型アルファード/新型ヴェルファイアに関する情報を随時発信していきます。2023年6月21日に発売された新型アルファード/新型ヴェルファイアについては以下の関連記事をご参照ください。
大型のミニバンの購入を検討する際、心配なのは燃費ではないでしょうか。トヨタのヴェルファイアは、見るからに堂々とした車体で車重も重い上、空力の面でも有利とはいえないことから燃費も悪いのでは?と心配される方もいるでしょう。今回はそんなヴェルファイアの燃費を調査します。
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
トヨタ ヴェルファイアとは
トヨタ「アルファード」が2代目にモデルチェンジした2008年に、兄弟車としてネッツ店専売車両として誕生したのが「ヴェルファイア」です。全くの新規車種にもかかわらずユーザーからの熱い支持を受け、一躍人気車種となりました。
ヴェルファイアが人気な理由は、なんといっても迫力あるエクステリアデザインにあります。端正なデザインのアルファードに対し、ヴェルファイアは迫力のあるフロントマスクが与えられ、アルファードとの差別化が図られました。
フォーマルなイメージでホワイトのカラーが似合うアルファードに対し、ヴェルファイアはブラックカラーが似合うクールなイメージに仕上げられています。
2代目となる現行型も初代の人気を受け継ぎ、さらに攻めたデザインとなっています。
ヴェルファイアのカタログ燃費
ヴェルファイアの購入を考えている方が心配しているのは燃費ではないでしょうか。ヴェルファイアは2.5L直列4気筒に加え、3.5L V型6気筒エンジン、さらに2.5L+モーターのハイブリッド仕様と、いずれもオーバー2Lのエンジンが搭載されています。その上車重は約2トンを超える巨大なボディと、燃費には不利な条件がそろっています。
しかしヴェルファイアの燃費は、厳しい条件と考えられる3.5L V6エンジンであっても、WLTCモード9.9~10.2km/Lという低燃費を達成しています。
ヴェルファイアの燃費について、ガソリンやハイブリッド、排気量、グレード、駆動方式の違いでまとめてみました。
ガソリン車の燃費
3.5Lガソリン車
グレード | 乗車定員 | 燃費 |
---|---|---|
Executive Lounge | 7人 | 10.2(9.9) |
Executive Lounge Z | 7人 | 9.9(9.6) |
VL | 7人 | 10.2(9.9) |
ZG | 7人 | 9.9(9.6) |
※数値はWLTCモード燃費(km/L)
※( )は4WD車
※2020年12月のカタログ掲載グレード
2.5Lガソリン車
グレード | 乗車定員 | 燃費 |
---|---|---|
V | 7人 | 10.8(11.0) |
X | 8人 | 10.8(11.0) |
Z “G エディション” | 7人 | 10.6(10.6) |
Z | 7人 | 10.6(10.6) |
8人 | 10.6(10.6) |
※数値はWLTCモード燃費(km/L)
※( )は4WD車
※2020年12月のカタログ掲載グレード
ハイブリッド車の燃費
2.5Lエンジン+前後モーターの組合せのハイブリッド車は、全グレード共通で14.8km/Lの低燃費を達成しています。ヴェルファイアのハイブリッド車は一般的に燃費には不利といわれているE-Four(電気式4WD)仕様なのを考慮すれば、この数値は非常に優秀といえます。
ハイブリッド車はレギュラーガソリン仕様なのも、維持コストを抑えるポイントでしょう。年間走行距離が多く、ガソリン代を気にする方でも利用しやすい設計になっています。
ヴェルファイアの広い車内
ヴェルファイアは室内長3,210mm×室内幅1,590mm×室内高1,400mmと、広大な室内空間を確保しています。
室内高をたっぷりとっているので2列目はもちろん、3列目であっても大人が快適に過ごせるほど余裕のある室内はLサイズミニバンならではでしょう。
ヴェルファイアをKINTOで利用
ここでは、迫力のあるルックス、広大な居住空間と豪華なインテリア、そして力強いエンジンと魅力あふれるヴェルファイアを月々定額で堪能できるサービス「KINTO」を紹介します。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
ヴェルファイアの燃費性能まとめ
これまで見てきたように、ヴェルファイアの燃費は大型ミニバンとしては優秀といえます。
特に2.5Lのハイブリッド車であればWLTCモードで14.8km/L、しかもレギュラーガソリン仕様なのでお財布にも優しくなっています。日常の維持費を抑えながら高級車らしい走りを楽しむならハイブリッドがおすすめといえます。
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