試乗記・レポート

カローラクロス2023年一部改良モデルをレビュー!実燃費・試乗インプレッションをお届け

カローラクロス2023年一部改良モデルをレビュー!実燃費・試乗インプレッションをお届け

2023年10月に一部改良された、トヨタのカローラ クロスをレビューします。カローラ クロスのカタログ燃費、実燃費、試乗インプレッションをお届け。カローラ クロスを検討中の方はぜひ最後までご覧ください。KINTOのYouTubeチャンネルではすでにカローラ クロスの内外装レビューと実燃費計測の結果を公開済みです。あわせてご覧ください。
 
※取材した人※
KINTOコラム記事編集部:マツナガ
IT系書籍編集、大手自動車雑誌の編集を経たのち、KINTOに入社。家族と一緒に楽しめて走りの良い車が大好き。KINTOのYouTubeチャンネルにも出演中

※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください

カローラ クロスのインプレッション動画はこちら

カローラ クロスの改良、マイナーチェンジの歴史

2021年9月に発売されたカローラ クロス

まずはカローラ クロスの改良、マイナーチェンジについて振り返ります。

カローラ クロスは2021年9月に発売された、カローラシリーズ初のSUVです。カローラは1966年に誕生した日本を代表する乗用車ブランドのひとつ。現行型のカローラは、セダンの「カローラ」、ハッチバックの「カローラ スポーツ」、ワゴンの「カローラ ツーリング」、SUVの「カローラ クロス」、スポーツカーの「GRカローラ」と多彩なラインアップが揃っています。

カローラ クロスは、ハイブリッド車ではクラストップレベルのWLTCモード燃費26.2km/Lを誇るほか、広い室内空間、都会的で上質な内外装デザインを持ち、瞬く間に人気の1台となりました。

2023年10月に一部改良されたカローラ クロス

その後、2023年10月に初めての一部改良を受けました。一部改良とは言え、大幅な改良となっています。以下が主な改良内容です。

主な改良内容

  • ハイブリッド車は、全ての電動モジュールを刷新した1.8Lハイブリッドシステムを採用し、低燃費・高出力を実現
  • ガソリン車は、従来の1.8Lエンジンから、低燃費・高出力を実現する2.0Lダイナミックフォースエンジンに変更
  • ドライバーのステアリング・ブレーキ操作をサポートするプロアクティブドライビングアシストや、プリクラッシュセーフティに交差点右折時の対向直進車および右左折時の対向方向からの横断歩行者検知機能を追加するなど、Toyota Safety Senseの機能を拡大
  • コネクティッドナビ対応のディスプレイオーディオを設定したほか、10.5インチの大画面ディスプレイ、車内Wi-Fiを設定
  • メーターパネルをフル液晶化し、視認性が向上した12.3インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイをZグレードに標準装備
  • 外板色に新色マッシブグレーを含む8色を設定したほか、ハイブリッド車にツートーン3色を追加

パワートレーンの変更・改良、安全装備の強化など、大きな改良が施され、ますます魅力的な1台となっています。

今回は、この一部改良後のカローラ クロスのハイブリッド(Gグレード)をレビューします。

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カローラ クロスのカタログ燃費は?

カローラ クロスのカタログ燃費

まずはカローラ クロスのカタログ燃費から見ていきましょう。

カローラ クロスのカタログ燃費

パワートレーン

1.8Lハイブリッド

2.0Lガソリン

グレード

Z/S/G

Z/G/G”X”

WLTCモード燃費(km/L)

26.4[24.5]

16.6

市街地燃費(km/L)

26.1[23.6]

12.6

郊外モード燃費(km/L)

28.7[26.4]

17.0

高速道路モード(km/L)

25.2[23.8]

18.9

※[]はE-Four

1.8Lハイブリッドと2.0Lガソリン、2つのパワートレーンがラインアップされているカローラ クロス。他のカローラシリーズにも採用されている1.8Lハイブリッド(2WD)の燃費はWLTCモード26.4km/L。2.0Lガソリンも、WLTCモード16.6km/Lと低燃費を記録しています。

カローラ クロス(1.8Lハイブリッド)のエンジンルーム

1.8Lハイブリッドは市街地、郊外など低中速のケースで良い燃費となり、高速道路のような高速で巡行するようなケースで少し燃費が悪化する、ということがわかります。カローラ クロスは、買い物に行くなど普段使いでも高い燃費性能を発揮してくれることが期待できます。

今回は下道のみで実燃費を計測してきたので、実燃費の値も良くなりそうです。では、実燃費計測の結果を発表しましょう。

カローラ クロス 1.8Lハイブリッド(2WD)の実燃費は?

カローラ クロス 1.8Lハイブリッド(2WD)の実燃費を計測

今回実燃費を計測した車両は、2023年の一部改良を受けた現行型のカローラ クロスの1.8Lハイブリッド(Gグレード・2WD)です。

実燃費計測のため、埼玉県の下道を33.9km走行しました。アップダウンが少ないコースで、比較的交通量は多く、赤信号にも引っかかるなど、決して燃費に優しい条件ではありませんでした。

エアコンも25℃、オートに設定し、一般的な使用環境に近づけて計測しています(でないと、暑すぎて熱中症になっちゃいますからね…)。

カローラ クロス 1.8Lハイブリッド(2WD)の実燃費の計測結果は24.3km/L

実燃費は、なんと24.3km/Lを記録しました。WLTCモード燃費から-2.1km/Lと、上々の値を記録したのではないでしょうか?

カローラ クロス試乗インプレッション

カローラ クロス試乗インプレッション

このカローラ クロスは、「うおお!ハンドリングが楽しいぜえええ」「パワーがあって気ん持ちいいぃぃぃ」というタイプの車ではありません。

今回、下道を走った感想としては、TNGA採用車に共通した剛性の高さを感じられるシャキッとした乗り味をベースとしつつも、足回りは快適性を重視されているなという感じ。柔らかくて快適でした。

個人的には、走りのキャラクターとしてはRAV4が近いイメージです。SUVらしく、荒れた路面でも快適に走れるよう作られているという感じ。乗員4人が快適に移動できる、そんな乗り味に仕上がっていると思います。ハンドリング、パワー感など、不満は感じないかと思います。

この車の魅力は、コストパフォーマンスの高さを感じさせる商品力でしょう。今回乗ったカローラ クロス 1.8LハイブリッドのGグレード(2WD)はエントリーグレードにあたり、価格は276万円(税込)~です。上位グレードと比べると内外装に金属調の加飾や塗装は少ないものの、チープさは感じません。コストパフォーマンスの高さに驚きます。

動画では、上位グレードとGグレードの差についてしっかりと言及しているので、詳しく知りたい方は動画を合わせてご覧ください。

荷室のポイント

カローラ クロスの後席を倒して荷室を広げても段差ができてフラットにならない

後席も広く、荷室も使い勝手が良いです。ただ、唯一欠点を挙げるとしたら、後席を倒して荷室を広げても段差ができてフラットにならないこと。

車中泊をするのであれば、この段差を埋めるグッズが何かが必要になります。

なお、段差を埋めるグッズとしては、カローラ クロスの販売店装着オプション「ラゲージアクティブボックス」がおすすめです。

ラゲージアクティブボックス
ラゲージアクティブボックス

ラゲージアクティブボックスは、カローラ クロス専用設計の高機能収納ボックスで、蓋を閉じれば床面をフラットにして広い荷室空間を作り出すことができるほか、荷物を外から見えない状態で収納することができます。

耐荷重性に優れているため、リヤシートを倒してマットを敷けば寝転がることもでき、車中泊などでも役立ちます。

ラゲージアクティブボックスを含む、カローラ クロスのオプションについては、以下の関連記事で詳しく紹介しています。

カローラ クロスを検討中ならKINTOも

いかがだったでしょうか。ルックスもナイスな車なので、検討をしている方も多いと思います。SUVは各メーカーから多くの車種が発売されているので、どれを選んだら良いか迷っている人も多いかと思います。本記事、そしてKINTOの動画が、あなたのSUV選びの参考になれば幸いです。

車のサブスクKINTOは、カローラ クロスも取り扱っています。一括購入やローン購入とあわせて、KINTOも選択肢のひとつとして、是非ご検討ください。

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KINTO月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける()サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
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などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用がコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります

初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ

トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。

また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?

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