トヨタ車&レクサス車解説

公開日：2024.07.09 更新日：2024.07.09

トヨタライズの中古車選びガイド！KINTOにも中古車はある？

2019年11月に発売された5ナンバーサイズのSUV「ライズ」は、「SUVに乗りたい、荷物をたくさん積みたい、でも運転しやすいコンパクトなサイズがいい」といったユーザーの要望に応えるコンパクトSUVです。多くのユーザーの要望に応えたライズは、発売の翌年となる2020年上半期の新車販売台数ランキング第1位となりました。

このように販売台数ランキングトップになったこともあるライズは、発売から時間が経過したことにより、中古車も流通するようになっています。

本記事では、ライズの中古車を選ぶときのポイントや購入先の選び方、車のサブスクリプションサービス「KINTO」でのライズ中古車の取り扱い情報についてもお伝えします。

＜この記事の目次＞

※記事公開時の情報をベースにしており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください。

ライズの中古車を選ぶ際のポイント

ライズの中古車を選ぶときは、年式、グレード、装備など、様々な点を確認する必要があります。ここでは、ライズの中古車を選ぶときのポイントについて解説します。

年式による違いと特徴

ライズは、デビュー当初はガソリンターボ車のみのラインアップでしたが、発売から2年後の2021年に一部改良を実施すると同時にハイブリッド車が追加されました。年式によるラインアップや特徴の違いは以下のとおりです。

2019年11月発売モデル

エンジン：全車1.0L直列3気筒ターボ
駆動方式：2WD／4WD

2021年11月発売モデル

エンジン：1.0L直列3気筒ターボ／1.2L直列3気筒／1.2Lハイブリッド
駆動方式：2WD（1.2L直列3気筒／1.2Lハイブリッド）／4WD（1.0L直列3気筒ターボ）
予防安全機能「スマートアシスト」を全車標準装備
ウェルカムランプ機能（キーを持って施錠状態の車両に近づくとルームランプが点灯）を標準装備
ハイブリッド車に、降車後の足元を照らすヘッドランプ点灯延長機能を標準装備し、アクセサリーコンセント（AC100V・1500W／非常時給電システム付）をメーカーオプション設定

年式による主な違いは、上記のようになります。そのため、ハイブリッド車がほしい場合には、2021年11月以降の車両が該当となります。

グレードの選び方

スライドできます

ライズのグレードによる違い（2021年以降のモデル）
グレード	Z	G	X
ホイールサイズ	17インチ	16インチ
ホイールデザインなど	切削光輝&ブラック塗装アルミホイール	シルバー塗装アルミホイール	樹脂フルキャップスチールホイール
ヘッドランプ	フロントLEDシーケンシャルターンランプ付LEDヘッドランプ	LEDヘッドランプ
ヘッドランプ点灯延長機能	ハイブリッド車		-
ハイブリッドシンボルマーク	ハイブリッド車		-
メーター	LEDデジタルスピードメーター+7インチTFTカラー液晶ディスプレイ（マルチインフォメーションディスプレイ付）		オプティトロンメーター（2眼／LCDマルチインフォメーションディスプレイ付）
ステアリング	本革巻き3本スポークステアリングホイール（シルバー塗装付）	ウレタン3本スポークステアリングホイール（シルバー塗装付）	ウレタン3本スポークステアリングホイール
シフトノブ	本革巻きシフトノブ（オーナメント付）／シフトレバーブーツ（ダブルステッチ）／テクスチャー加工シフトベゼル（メッキオーナメント付）	シフトノブ／シフトレバーブーツ（ダブルステッチ）／テクスチャー加工シフトベゼル	シフトノブ／シフトレバーブーツ（シングルステッチ）／テクスチャー加工シフトベゼル
シート	ファブリックシート表皮（レッドパイピング：前席）		ファブリックシート表皮
全車速追従機能付ACC（アダプティブクルーズコントロール／停止保持機能あり）	◯	-	-
LKC（レーンキープコントロール）	◯	-	-
コーナリングトレースアシスト	◯	-	-
車両接近通報装置	ハイブリッド車		-

上記のように、グレードによって装備や機能などの違いがあるため、必要な装備はどれなのか慎重に考える必要があります。

オプション装備

オプションには、メーカーオプションや販売店装着オプションなど、様々な装備があります。これらのオプションの中でも、駐車支援機能については、購入前に装備されているかチェックしておきたい装備といえるでしょう。

以下の装備は、メーカーセットオプションとなっており、原則として後付けできない機能です。

パノラミックビュー
スマートパノラマパーキングアシスト（駐車支援システム）

上記のメーカーセットオプションは「Z」と「G」に設定されています。駐車支援システムが装備されているライズの中古車を探しているときは、上記2点の装備が装着されているか確認しましょう。

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ライズを中古で購入する際に注意すべきポイント

ライズに限らず、中古車を購入するときは、以下のポイントについてチェックするのを忘れないようにしましょう。

事故歴の有無…事故をしたことがあるか、事故の際に修理した箇所がどこなのかチェック
車検の有無…車検が残っている場合には満了日をチェック。車検が切れている場合には車検を通す際にかかる費用を確認
修復歴の有無…修復歴がある場合は価格が安くなっている場合が多い。同じ条件の中古車の中でも価格が安い場合には修復歴があるか要チェック
走行距離…走行距離が年間平均走行距離（おおよそ1年1万kmが年間平均走行距離）以下かチェック
記録簿の有無…メンテナンスノート／点検整備記録簿があるかチェック。あわせて定期点検や車検などを実施した際に必要な交換部品を交換しているか確認
外装の状態…汚れや傷・飛び石などをチェック。修理を希望する場合には、修理費用がどのくらいかかるか確認
内装の状態…内装の汚れや傷、ニオイなどをチェック
電装系の動作…パワーウィンドウやナビ・オーディオなど電装品が正しく動くかチェック
タイヤの状態…タイヤの硬化（ひび割れ）や残り溝の深さ（スリップサイン露出直前ではないか）をチェック
足回りの状態…ブレーキやサスペンションなどにひどいサビや傷などがないかチェック
エンジン音の異常…エンジンをかけたときに異音や激しい振動など不具合や異常がないかチェック
サポート体制…購入後の保証やサポートを受けられるかチェック

上記のポイントは確実に確認しておきましょう。また、装備やアフターパーツの装着の有無などによってもチェックすべきポイントが変わります。そのため、中古車を選ぶときは、複数台の候補を挙げておき、それぞれを見比べて自分自身が納得できる車両を選ぶことがポイントです。

ライズの中古車を選ぶならどこがいい？

ライズの中古車は、中古車専門店やトヨタ販売店などで購入できるほか、トヨタの中古車が対象の車のサブスク「KINTO ONE(中古車)」を利用して乗ることもできます。

ここでは、

トヨタならではの「3つの安心」をセットにしたトヨタ販売店の中古車ブランド「トヨタ認定中古車」
トヨタの正規販売店でメンテナンスされた厳選車両に乗れる車のサブスク「KINTO ONE(中古車)」

について、ご案内します。

トヨタ認定中古車

トヨタ認定中古車の特徴は主に次の3点です。

見えないところまで徹底洗浄する「まるごとクリーニング」（エンジンルームの洗浄やシートを外して室内を掃除するなど徹底的に洗浄します）
車の状態を徹底検査して公開してくれる「車両検査証明書」（プロの検査員が実施した車両検査証明書を公開します）
1年間走行距離無制限の「ロングラン保証」（年式を問わず全国約5,000ヶ所のトヨタのお店で保証修理を受けることができます）

このように、徹底した洗浄やチェックなどを経て販売されているため、安心して乗ることができます。

トヨタ認定中古車の詳しい説明ついてはこちらをご覧ください。

KINTO ONE（中古車）でライズに納期1ヶ月～2ヶ月で乗れる

ここからは、ライズにお得に乗る方法の一つとしてKINTO ONE(中古車)もご紹介します。

KINTO ONE(中古車)とは？

KINTO ONE(中古車)は、トヨタの中古車が対象のサブスクリプションサービス。トヨタの正規販売店でメンテナンスされた厳選車両にお申し込みから納車まで1ヶ月～2ヶ月で乗ることが可能です。2024年7月現在、東京都・愛知県・長野県でサービスを展開しています。

ポイント1：新車のサブスク「KINTO ONE」の状態良好な返却車両を厳選掲載

KINTO ONE(中古車)は、トヨタの新車が対象のKINTO ONEで使用された車両の中から状態の良い車を取り扱っています。走行距離が少なめの車両を厳選していたり、トヨタの販売店でメンテナンスを行っていたりと、厳しいチェックを受けているため安心です。

ポイント2：自動車保険などの維持費がコミコミ

KINTO ONEと同様に、KINTO ONE(中古車)は車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料（任意保険・自賠責保険）、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用（タイヤ含む）、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額です。

任意保険は等級や年齢に制限はなく、万が一のトラブルで保険を使っても月額利用料は変わりません。また、個人契約は、契約者が車の使用を許可した人（運転免許保有者）が運転していた場合も補償の対象となります（※）。

※法人契約の場合、ご契約法人の役員や従業員（パート、アルバイトも含む・派遣社員は除く）、およびその家族の方。ご家族の範囲は、同居の親族（6親等内の血族＋3親等内の姻族）および別居の子

ポイント3：中途解約金が不要

KINTO ONE(中古車)の契約期間は2年間。その間に中途解約しても解約金はかかりません。一般的にカーリースや車のサブスクは、契約期間中に中途解約した場合、解約金がかかるケースがほとんどなので、いつでも手放せる手軽さは魅力といえるでしょう。

>> KINTO ONE(中古車)のライズ在庫一覧はこちら

ライズの中古車まとめ

幅広い世代の方から人気があるトヨタのコンパクトSUV「ライズ」は、新車の他に中古車という選択肢もあります。

ただし、中古車は同じ車種でも車両ごとに状態が異なるため、新車よりも細かく車の状態を確認する必要があります。

車の隅々まで確認するのは時間や手間がかかるため、手軽に安心・安全なトヨタの中古車に乗りたいのであれば、トヨタの認定中古車やKINTO ONE(中古車)がおすすめです。

KINTO ONE(中古車)は、トヨタの新車が対象のサブスク「KINTO ONE」で使用された車両の中から状態の良い車を取り扱っています。走行距離が少なめの車両を厳選していたり、トヨタの販売店でメンテナンスを行っていたりと、厳しいチェックを受けているため安心です。

ここからは、KINTO ONE(中古車)も含めて、車のサブスクリプションサービスを展開するKINTOについてご紹介します。

KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス車をご利用いただける（※）サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE 中古車」納期1ヶ月～2ヶ月！（東京・愛知・長野で提供、エリア順次拡大中）
電気自動車（BEV）のbZ4Xが対象の「KINTO ONE bZ4X専用プラン」
レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは？

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料（任意保険・自賠責保険）、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用がコミコミ定額（※）のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です。

初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン（※）」と、 いつでも解約金0円でライフスタイルの変化に対応できる「 解約金フリープラン（※）」の2つから選ぶことができます。

トヨタの新車は3/5/7年（※）、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO（法人契約・レクサス車は対象外）」もあります。「KINTO ONE 中古車」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ。 申し込みは全てインターネットで完結できます。

※「KINTO ONE bZ4X専用プラン」では、契約期間中の電池性能（10年20万km／電池容量70％）の保証、コネクティッドサービス利用料金も込みのコミコミ定額、最初の4年間は月々定額で5年目以降は段階的に月額が下がります。5年目以降の中途解約金は0円、契約期間は最長10年。

≪関連リンク≫

KINTO ONEサービス内容

KINTO Unlimitedとは？

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化＝アップグレード」と「見守り＝コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリスクロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。