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タイヤの選び方を解説!タイヤの種類や夏タイヤへの交換時期について

タイヤの選び方を解説!タイヤの種類や夏タイヤへの交換時期について

車に乗っていると、タイヤ交換をしたりタイヤを組み替えたりしなければなりません。車のユーザーの中には、タイヤ交換をいつしたらよいのか、タイヤ交換(組み替え)をするときにどのタイヤを選べばいいのかわからないという方もいるのではないでしょうか。本記事では、タイヤの選び方のほか、タイヤの種類、タイヤ交換(夏タイヤから冬タイヤへ)の時期などについて解説します。

※記事公開時の情報をベースにしており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください。

冬タイヤから夏タイヤへの交換時期はいつがいい?

レクサスLX(18インチ)

まず、冬タイヤ(スタッドレスタイヤ)から夏タイヤ(サマータイヤ/ノーマルタイヤ)へ交換する時期について解説します。

季節に合わせたタイヤへ交換をする際は、気温がひとつの目安となります。夏タイヤは、ある程度気温が高い状態(およそ7℃以上)で本来の性能を発揮できる設計のタイヤです。

そのため、気温が7℃を超える日が続き、路面凍結や積雪・降雪の心配がない時期になったら冬タイヤから夏タイヤへ交換するとよいでしょう。

また、タイヤ交換の時期は、販売店やカー用品店・タイヤショップなどの混雑が予想されます。このため、天気予報のほか、積雪・降雪、路面凍結が確実に無さそうかチェックしながらタイヤを交換する時期を見極め、早めにタイヤ交換の予約をするとよいでしょう。

夏タイヤの種類や選び方のポイント

トヨタ GRカローラ

タイヤそのものを交換する(組み替える)際は、タイヤ性能を示すラベリングやタイヤの特性を理解し、所有している車に合わせたタイヤを選ぶことがポイントです。ここでは、主に夏タイヤを選ぶ際のポイントについて解説します。

タイヤ選びのポイント

タイヤを選ぶとき、まずサイズを確認します。タイヤサイズは、タイヤのサイドウォール(タイヤの側面)に明記されており、「215/45R17」のように書かれています。このサイズ表記は、タイヤそのもののサイズを示しているため、タイヤ交換をするときは同じサイズのタイヤを選ぶようにしましょう。

 次に、ロードインデックスや速度記号を確認します。先述したタイヤサイズ表記に続いて「87W」などと明記されているため、タイヤサイズを見たときに合わせて確認しておくとよいでしょう。表記の意味は、数字がロードインデックス、アルファベットが速度記号となります。つまり、例に挙げた「87W」の場合、「87」がロードインデックス、「W」が速度記号となります。

ここでロードインデックスや速度記号の意味について簡単に説明します。

ロードインデックス(LI)とは、規定の条件下で、タイヤに負荷することが許される最大の質量を表す指数です。タイヤ1本で支えることができる最大負荷能力(kg)を示しています。

速度記号とは、規定の条件下でそのタイヤが走行できる速度(最高速度)を示す記号です。記号(アルファベット)ごとに走行可能な最高速度(km/h)が規定されています。ちなみに、「W」の場合、270km/hになります。

タイヤを選ぶときは、装着されているホイールに合ったサイズで、車にマッチしているロードインデックスや速度記号のタイヤを選びましょう。ホイールサイズや車の性能に合ったタイヤを選ばなければ、車が持つポテンシャルを発揮できなくなることがあります。そのため、タイヤ選びは慎重にしましょう。

また、一言で「タイヤ(夏タイヤ)」といっても、スポーツタイヤ、コンフォートタイヤ、エコタイヤ、オールシーズンタイヤなど、さまざまな種類があります。そのため、どのタイヤがいいのか悩む方も多いでしょう。ここからは、それぞれのタイヤにどのような特徴があるのか簡単に解説します。

スポーツタイヤ

スポーツタイヤは、走行性能に特化したタイヤとしてスポーツカーやスポーツグレードのモデルなどに装着されています。スポーツタイヤの特徴は、優れたハンドリング性能やライントレース性など、ステアリング操作に対し素直に反応する特性を持つ点です。燃費性能や乗り心地などよりも走行性能を重視したタイヤとなっているため、走行性能を存分に発揮したいのであれば、スポーツタイヤを装着するとよいでしょう。

コンフォートタイヤ

コンフォートタイヤは、快適性に優れたタイヤとして、プレミアムカーや高級車などに装着されているタイヤです。コンフォートタイヤの特徴は、静粛性の高さや乗り心地の良さです。現在装着されているタイヤのロードノイズや乗り心地が気になるようであれば、コンフォートタイヤに交換してみるとよいでしょう。

エコタイヤ

エコタイヤは、燃費性能や耐摩耗性に優れているのが特徴です。エコカーはハイブリッドカーなど、燃費性能や環境性能が高い車に装着されている傾向が見られます。車の燃費を良くしたいときは、車選びと同じようにタイヤ選びもしましょう。エコタイヤを選ぶときは、JATMA(一般社団法人日本自動車タイヤ協会)が定めた低燃費タイヤのラベリングも参考になります。ラベリングについてはこの次の「タイヤ性能の見方」の項目をご覧ください。

オールシーズンタイヤ

オールシーズンタイヤは、夏タイヤと冬タイヤの特徴を合わせ持っています。スタッドレスタイヤの性能とサマータイヤの性能の両方を持ち合わせているため、1年を通して装着することができます。急な雪やドライ路面の地域から積雪地域に行くときなどに便利なタイヤとなっています。ただし、夏タイヤとしての性能に特化したり、冬タイヤとしての性能を十分に発揮できたりするタイヤではないため、使用する際には注意してください。

ランフラットタイヤ

ランフラットタイヤは、特殊な設計によって、空気圧がゼロになっても所定のスピードで、ある程度の距離を走行できるタイヤです。万が一のときのときも安心のタイヤと言えるでしょう。ただし、ランフラットタイヤに対応したホイールやランフラットタイヤが装着されている車のホイールでなければランフラットタイヤを装着することができません。そのため、所有している車のホイールに装着できるかどうかわからないときは、プロに確認してもらいましょう。

タイヤ性能の見方

タイヤの性能は、各タイヤメーカーが公表している性能表示のほかに、JATMA(一般社団法人日本自動車タイヤ協会)が定めた低燃費タイヤ(エコタイヤ)のラベリングがあります。

低燃費タイヤ(エコタイヤ)のラベリングには、「転がり抵抗性能」と「ウェットグリップ性能」の2つが示されています。

JATMA(一般社団法人日本自動車タイヤ協会)が定めるグレーディングシステム(等級制度)は次のとおりです。

  • 転がり抵抗係数: 5等級(グレード:AAA/AA/A/B/C)
  • ウェットグリップ性能:4等級(グレード:a/b/c/d)

転がり抵抗係数の等級はAAAが最も良く、ウェットグリップ性能の等級はaが最も性能が良いことを示しています。

また、転がり抵抗係数の等級がA以上、ウェットグリップ性能の等級がa~dの範囲内にあるタイヤを「低燃費タイヤ」と定義され、低燃費タイヤ統一マークが付けられます。

タイヤ交換を依頼できる業者

GR FACTORY

タイヤ交換は、販売店をはじめ、タイヤ専門店、カー用品店、ガソリンスタンドなどに依頼することが可能ですが、車の点検・整備や車検も実施している業者に依頼することをおすすめします。

また、タイヤ交換を自分自身で行う人もいますが、車のタイヤは命を預ける重要な部品であるため、ボルトの締め付けトルクも重要なポイントです。

タイヤのボルトの締め付けトルクは、トルクレンチでトルクを測定しながら行う作業となります。正しいトルクでボルトを締め付けなかった場合、ホイールが緩んでタイヤがホイールごと外れたり、ボルトが破損したりする可能性があります。

そのため、ホイールを指定トルクで取り付けることが重要です。安全に運転するためにもタイヤ交換を自分自身で行った場合には、トルクレンチを使用して指定トルクでホイールを取り付けましょう。もし、指定トルクがわからなかったり、トルクレンチの使用方法に不安があったりするときはプロに任せた方が良いでしょう。

タイヤの選び方まとめ

タイヤを選ぶときは、車の特徴や性能に合ったタイヤを選ぶことが重要です。また、現在装着されているタイヤに悩みや不満などがある場合は、今抱えている悩みや不満を解消してくれるタイプのタイヤを選ぶとよいでしょう。タイヤは、命を乗せているだけでなく、乗り心地や走行性能などにも影響を与えるパーツです。どのタイヤが今の車に合っているのかわからないときは、KINTOを利用するとよいでしょう。 

KINTOなら、月額利用料の中にタイヤ交換(組み替え)が含まれています※。また、それぞれの車種に合ったタイヤへ交換するため安心です。加えて、「冬タイヤオプション」を選択すれば、冬タイヤ+ホイール(1台分4本)のほか、タイヤ交換も含まれた月額利用料になるため、追加料金なくタイヤ交換や組み替えをすることができます。

※レクサス車、GRヤリス(2021年10月21日以降の申し込み分)、GRヤリス"モリゾウセレクション"、GR86、天災地変・いたずらによるもの、契約者の過失・事故によるもの、冬タイヤのオフシーズンでの履き潰し(冬タイヤ選択時)の場合は除く

タイヤ交換やタイヤの組み替えも月額利用料に含まれるKINTOで、安心・安全なカーライフを始めてみてはいかがでしょうか。

最後にKINTOについてお伝えします。

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス車をご利用いただける(サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE 中古車」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野で提供、エリア順次拡大中)
  • 電気自動車(BEV)のbZ4Xが対象の「KINTO ONE bZ4X専用プラン
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用がコミコミ定額(※)のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です。

初期費用0円で気軽に乗り始められる初期費用フリープラン(※)」と、 いつでも解約金0円でライフスタイルの変化に対応できる解約金フリープラン(※)」の2つから選ぶことができます。

トヨタの新車は3/5/7年(※)、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車は対象外)」もあります。「KINTO ONE 中古車」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ。 申し込みは全てインターネットで完結できます

※「KINTO ONE bZ4X専用プラン」では、契約期間中の電池性能(10年20万km/電池容量70%)の保証、コネクティッドサービス利用料金も込みのコミコミ定額、最初の4年間は月々定額で5年目以降は段階的に月額が下がります。5年目以降の中途解約金は0円、契約期間は最長10年。

≪関連リンク≫

KINTO ONEサービス内容

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

≪関連リンク≫

KINTO Unlimitedサービス内容

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOを利用してトヨタ車やレクサス車に乗ることも検討してみてはいかがでしょうか?

ヤリス・ヤリス クロス・プリウス「Uグレード試乗会」開催!(2024/5/11~6/30)

富山県、長崎県、熊本県で、KINTO Unlimited対応の「Uグレード(ヤリス・ヤリス クロス・プリウス)」の試乗会の開催が決定!試乗会開催期間は2024年5月11日から6月30日まで。試乗予約は2024年4月25日から可能です。

試乗機会が少ないUグレードに乗ることができる、貴重なイベントです。予約はWebから可能。以下リンクから申し込みください。

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