トヨタ車&レクサス車解説
トヨタ ハリアーの純正タイヤサイズ&ホイールサイズを紹介
2020年6月17日に発売された現行型のハリアー。4代目となる現行モデルは、見て、乗って、走り出した瞬間に心に響く感性品質を重視し、実用性や数値一辺倒ではない、人の心を優雅に満たしてくれる、ただひとつの存在を目指して開発されています。
他のSUVと一線を画す、シンプルながらもエレガントさと逞しさが融合した流麗なクーペフォルムや、乗り込んだ瞬間に分かる、安心感に包まれる上質な室内空間など、ハリアーとの時間は心を豊かにしてくれます。今回は、そんな現行型ハリアーで選択できるホイールとタイヤサイズについて紹介するとともに、それぞれの特徴についても説明します。また、現行型ハリアーの純正品のほか、モデリスタやGR PARTSなど、販売店で購入可能なタイヤ・ホイールについても合わせてご紹介しています。
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
ハリアーは17~19インチのタイヤを標準装備
タイヤの特性を表すキーワードのひとつが扁平率です。扁平率とは、タイヤの断面幅に対するタイヤの断面形状の高さの比をパーセンテージで表したもの。タイヤの外径が同じならば、一般的に、扁平率の数字が低くなるほどタイヤの横剛性が上がり高速走行時の操縦安定性が増し、反対に、扁平率の数字が大きくなるほどゴツゴツした突き上げが減り快適性が向上します。
また、ホイールのインチサイズが大きいほど、デザインの自由度が増して見栄えは豪華になりますが、その分ロードホイールの重さが増えるため、乗り心地や燃費が悪くなることがあります。またインチサイズが大きいほど、タイヤもホイールも価格が高くなる傾向があります。こうした特徴も考慮して、タイヤ&ホイール選びは慎重に行うとよいでしょう。
現行型ハリアーには、17インチから19インチのタイヤがそれぞれのグレードに標準装備されています。
ハリアーのグレード別の純正タイヤサイズ・ホイールサイズ
現行型ハリアーに純正で設定されるホイールとタイヤのサイズは、PHEV車(E-Four)のZグレード用、ハイブリッド車とガソリン車の“Z Leather Package”グレードおよびZグレード用、ハイブリッド車とガソリン車のGグレード用、そしてガソリン車のSグレード用の4種類があります。
プラグインハイブリッド車(PHEV)
ハリアーの最上級グレードであるPHEVのZグレードには、グレード専用の19インチタイヤ&ホイールが標準装備されています。
Zグレード
ハリアーの最上級グレード、PHEVのZグレードには、19インチタイヤおよび19インチアルミホイールが専用装備されています。タイヤサイズは225/55R19、ホイールサイズは19インチ×7Jです。ホイールの造形はハイブリッドのZグレードと同じですが、切削光輝加工とブラック塗装が施されたことで陰影がより強調されており、エレガントかつスポーティさも感じられるホイールデザインです。
タイヤサイズ | 225/55R19 |
---|---|
ホイールサイズ | 19×7J |
仕様 | アルミホイール(切削光輝+ブラック塗装) |
ハイブリッド車/ガソリン車
ハイブリッド車とガソリン車の“Z Leather Package”グレードおよびZグレード用には、グレード専用の19インチタイヤ&ホイールが標準装備されています。
Z“Leather Package” / Zグレード
ハリアーのハイブリッド車とガソリン車の“Z Leather Package”グレードおよびZグレードには、19インチタイヤおよび19インチアルミホイールが標準装備されています。タイヤサイズは225/55R19、ホイールサイズは19インチ×7Jです。SUVとしては大径の19インチホイールには15本のスポーク、表面にはスーパークロームメタリック塗装が施されており、ハリアー上級グレードの足元をオシャレにドレスアップしてくれます。
タイヤサイズ | 225/55R19 |
---|---|
ホイールサイズ | 19×7J |
仕様 | アルミホイール(スーパークロームメタリック塗装) |
Gグレード
また、ハイブリッド車とガソリン車のGグレードには、18インチタイヤおよび18インチアルミホイールが標準装備されています。タイヤサイズは225/60R18、ホイールサイズは18インチ×7Jです。SUVとしては標準的なサイズで、10本スポークのホイールには、切削光輝加工とダークグレーメタリック塗装が施されています。扁平率も60%と標準的な値であるため、操縦安定性と快適性が両立した、ちょうどよいバランスのタイヤ&ホイールといえます。
タイヤサイズ | 225/60R18 |
---|---|
ホイールサイズ | 18×7J |
仕様 | アルミホイール(切削光輝+ダークグレーメタリック塗装) |
Sグレード
ガソリン車のSグレードには、17インチタイヤおよび17インチアルミホイールが標準装備されています。タイヤサイズは225/65R17、ホイールサイズは17インチ×7Jです。5本スポークのホイールにはグレーメタリック塗装が施されています。扁平率は65%とハリアーのグレードの中では快適性を重視しており、さらにタイヤが摩耗したときの交換用タイヤの価格が安く済むこともメリットです。
タイヤサイズ | 225/65R17 |
---|---|
ホイールサイズ | 17×7J |
仕様 | アルミホイール(グレーメタリック塗装) |
ハリアーのカスタマイズ タイヤ・ホイール
さらに、トヨタ車をスタイリッシュに演出するカスタマイズブランド「モデリスタ」もハリアー用のアルミホイールを用意しており、トヨタの販売店で購入することができます。
ハリアーのアクセサリー&カスタマイズオンラインカタログはこちら
モデリスタ パーツ 20インチ アルミホイール&タイヤセット(ロックナット付)
モデリスタでは、ハリアー向けとして、20インチサイズの大径アルミホイール「MODELLISTA Wing Dancer X Ⅳ」が用意されています。タイヤサイズは245/45R20、ホイールサイズは20インチ×7.5Jです。切削光輝加工が施された5本スポークのデザインで、いくつものスポークが集まって作られた複雑な造形としており、ハリアーのエモーショナルな印象をさらに深めてくれるようなアイテムです。価格は20インチアルミホイール&タイヤセット(ロックナット付)で税込435,050円(税込)。タイヤはミシュランのパイロットスポーツ4 SUVが装着となります。
この商品にはセンターキャップ、バルブ、ロックナット、専用パターンキーが含まれていますが、ホイールナットは付属していませんので、標準装備のホイールナットをご使用ください。
(設定)除くキー付ホイールナット付車
タイヤ | 245/45R20 ミシュランパイロットスポーツ4 SUV |
---|---|
ホイールサイズ | 20×7.5J インセット36 |
仕様 | MODELLISTA Wing Dancer X Ⅳ(ブラック×ポリッシュ) センターキャップ、バルブ、ロックナット、専用パターンキー含む |
GR PARTS 20インチアルミホイール&タイヤセット
GR PARTSからもハリアーに向けた20インチサイズのホイールが用意されています。タイヤサイズは245/45R20、ホイールサイズは20インチ×7.5Jです。10本スポークの艶消し塗装が施されたブラックホイールは、スポーティな雰囲気が醸し出されています。価格は20インチアルミホイール&タイヤセットが税込477,950円(税込)、20インチアルミホイールセットは税込244,750円です。タイヤはミシュランのパイロットスポーツ4 SUVが装着となります。価格にはセンターキャップ、バルブ、ホイールナットも含まれます。
(設定)除くZ(PHEV車)、キー付ホイールナット付車
タイヤ | 245/45R20 ミシュランパイロットスポーツ4 SUV |
---|---|
ホイールサイズ | 20×7.5J インセット36 |
仕様 | アルミホイール |
タイヤサイズ・ホイールサイズの基礎知識
安心して乗車するために、車には日常点検や定期点検が義務付けられています。国土交通省は、タイヤの日常点検として、
- 空気圧が不足していないか
- 亀裂や損傷がないか
- 異常な摩耗はしていないか
- 溝の深さに不足がないか(スリップサインはでていないか)
などを取り上げ、点検するよう呼びかけています。
出典:国土交通省「自動車には日常点検や定期点検が義務付けられています」
タイヤの摩耗が進んでいくと、ウェット路面での制動距離が著しく伸びたり、走行中のロードノイズが増したり、燃費が悪化したり、最悪の場合は高速走行中にバーストを起こすリスクもあり、スリップサインが出る前にタイヤを交換する必要があります。
タイヤの交換をする際は、それまで装着していたのと同じサイズのタイヤを選ばなくてはなりません。タイヤサイズやホイールサイズは、タイヤのサイドウォール(タイヤの側面)に表記されています。ここでは、タイヤとホイールに関する数字やアルファベットの意味を簡単に説明します。
タイヤサイズの確認方法
ハリアーのZグレードに装着されている19インチタイヤのサイズは「225/55R19 99V」。それぞれの表記の意味は次の通りです。
「225」:タイヤの幅を表記しています。単位はmm
「55」:扁平率を表記しています。タイヤの幅に対する高さの比率。単位は%(パーセント)
「R」:タイヤがラジアル構造であることを表記しています
「19」:リム径(タイヤの内径)を表記しています。単位はインチ
「99」:ロードインデックス(タイヤに負荷することが許される最大の質量を表す指数)を表記しています。ちなみに「99」は最大負荷能力775kg
「V」:適正な条件で走行可能な最高速度を表記しています。ちなみに「V」の最高速度は240km/h
タイヤサイズは、サイドウォール(タイヤの側面)を見ることで分かりますが、タイヤの空気圧が変わってしまうと、決められたタイヤ性能を発揮できません。運転席を開けたところのセンターピラーや燃料給油口のリッドなどに貼られているタイヤに関する表記を見て、指定の空気圧に合わせるようにしましょう。
ホイールサイズの確認方法
ホイールサイズは「19×7J」などと表記されます。それぞれの表記の意味は次の通り。
「19」:リムの径(ホイールの直径)を表記しています。単位はインチ
「7」:リムの幅(タイヤの内径がはまる部分の幅)を表記しています。単位はインチ
「J」:ホイールにタイヤがはまる部分(フランジ)の形状を記号で表しています
また「19×7J」の表記の他に、「5 114.3 50」といった数字が書かれているホイールもあります。それぞれの数字の意味は次の通り。
「5」:ホイールを固定するボルトの本数を表します
「114.3」:P.C.D(Picth Circle Diameterの略称)を表します。ボルト穴ピッチ円直径のこと。他にも、100、120といったタイプの車があります
「50」:インセット(ホイールの中心線とディスク内面との距離)を表します。単位はミリメートル
タイヤ交換時の注意点
タイヤやホイールは、交換をする際も、基本的にはメーカーが純正で設定しているサイズから選ぶようにしましょう。大幅なインチアップやインチダウンは、ハンドルを端まで切った際などに、タイヤやホイールがホイールハウスやブレーキに干渉する可能性があります。
トヨタでは、純正装備およびメーカーオプションで設定されているサイズ以外のタイヤ・ホイールを装着するようなインチアップ、インチダウン、オフセットの変更などを推奨しておりません。
タイヤサイズは変えずにホイールを変更する場合にも、インチサイズやボルト数を合わせる以外に、車にホイールが適切に装着できるかどうかの確認が必要です。特にインセットは、ボディの外側へタイヤがはみ出したり、逆に内側へ引っ込んだりと、見栄えに影響します。ホイール交換は、事前にフィッティングをして確認してくれる販売店で購入することをおすすめします。
ハリアーのタイヤサイズ まとめ
ハリアーは、絞り込まれたクーペキャビンと、スポーツカーのように左右に張り出したホイールハウスとの組み合わせが、大らかな逞しさを演出しており、そのフェンダーから覗く純正ホイールのデザインも非常にマッチしています。さらにハリアーには、モデリスタやGR PARTSからも専用ホイールが登場しています。トヨタ直結のカスタムメーカーがつくる専用ホイールの安心感を得たい方や、人とは違う個性を楽しみたいという方は、こうした販売店装着オプションのホイールを選ぶこともおすすめです。
最後に、購入以外にもトヨタやレクサスの新車に乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
≪KINTO ONE中古車≫
メニュー