トヨタ車&レクサス車解説
新型ヤリスのサイズは?全長・全幅・全高・室内寸法・荷室容量を紹介
トヨタの人気コンパクトカーのヤリスは、2024年1月17日に一部改良されました。内外装や装備などの改良に加え、KINTO専用のUグレードが新たに設定されています。今回は、新型ヤリスのサイズに注目し、ボディサイズや室内寸法などを紹介します。また、同じコンパクトカーであるアクアとカローラ スポーツとの比較もしているので、新型ヤリスを検討中の方はぜひ参考にしてください。
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
新型ヤリスとは?
2020年に登場した「ヤリス」は、日本で「ヴィッツ」として販売されていたモデルのフルモデルチェンジ版といえる車。それまで、ヤリスの名は海外向けに使われていましたが、新型登場を機に、全世界で統一されました。
ヤリス クロス、GRヤリスを含めたヤリスシリーズの人気は高く、2020年~2023年の4年連続、乗用車新車販売ランキング1位となっています。
出典:乗用車ブランド通称名別順位 一般社団法人日本自動車販売協会連合会
新型ヤリスは、一部改良をして2024年1月17日に発売。内外装のデザインやシート表皮の素材、装備などが変更されました。ボディカラーは、新色のマッシブグレーが追加。一部内装色も変更しています。また、改良に伴いトヨタのサブスクリプションサービス「KINTO Unlimited」の第2弾として、KINTO専用のUグレードを新設定しています。
新型ヤリスのボディサイズ
新型ヤリスのボディサイズは、次のとおりです。
| ハイブリッド | ガソリン | |||
---|---|---|---|---|---|
1.5L | 1.5L・CVT | 1.0L・CVT | 1.5L・6MT | ||
駆動 | 2WD/E-Four | 2WD/4WD | 2WD | ||
全長(mm) | 3,950 | ||||
全幅(mm) | 1,695 | ||||
全高(mm) | 2WD:1,495 E-Four/4WD:1,510 | 1,495 | |||
車両重量(kg) | 2WD:1,050~1,090 E-Four:1,160~1,180 | 2WD:990~1,020 4WD:1,100~1,130 | 940~970 | 980~1,000 | |
ホイールベース(mm) | 2,550 | ||||
トレッド(mm) | フロント | 2WD:1,480~1,490 E-Four:1,475 | 2WD:1,480~1,490 4WD:1,480~1,490 | 1,490 | 1,480~1,490 |
リヤ | 2WD:1,475~1,485 E-Four:1,480 | 2WD:1,475~1,485 4WD:1,480~1,490 | 1,485 | 1,475~1,485 | |
最小回転半径(m) | 4.8~5.1 | 4.8~5.1 | 4.8 | 4.8~5.1 | |
最低地上高(mm) | 2WD:145 E-Four:160 | 2WD:145 4WD:130 | 140 | 145 |
新型ヤリスのボディサイズは、全グレード全長3,950mm×全幅1,695mm×全高1,495mm。E-Four/4WDは、全高が1,510mmと若干高くなります。最小回転半径は、4.8m~5.1m。小回りが利くので、細い路地に入る際やUターン時、車庫入れなどがスムーズに行えます。
なお、改良前と比べると、全長が10mm長く、全高が5mm低くなっていますが、運転するうえでの影響はないでしょう。
ヤリスは「軽く、小さく、扱いやすく」をコンセプトに、コンパクトカーとして初めてTNGAプラットフォームを採用。無駄を徹底的にそぎ落とし、運転のしやすさや性能をコンパクトなボディに凝縮しています。
外観は、ラジエーターグリルが全面メッシュのようなデザインに変更。より躍動感が増し、洗練された高級感が漂うデザインとなりました。
新型ヤリスの室内寸法
新型ヤリスの室内寸法は、次のとおりです。
室内長(mm) | 1,845 |
---|---|
室内幅(mm) | 1,430 |
室内高(mm) | 1,190 |
乗車定員(名) | 5 |
新型ヤリスの室内寸法は、室内長が1,845mm×室内幅1,430mm×室内高1,190mm。コンパクトカーながら広い室内空間で、収納スペースも充実しています。なお、改良前も同じ室内寸法です。
また、Zグレードのシート表皮が変更となりました。以前は、標準装備が「上級ファブリック」で「合成皮革+ツィード調ファブリック」がメーカーオプションでしたが、改良後は「合成皮革+ツィード調ファブリック」が標準装備となります。
新型ヤリスの荷室サイズ
新型ヤリスの荷室サイズは、次のとおりです。
| 2WD | E-Four/4WD | |
---|---|---|---|
長さ(mm) | リヤシート使用時 | 最大:622~630 最小:569~602 | 最大:622 |
リヤシートバック両側前倒し時 | 最大:1,333 最小:1,316 | ||
幅(mm) | 最大:1,153 最小:1,000 | ||
高さ(mm) | 最大:692~831 最小:公表値なし | 最大:692 最小:公表値なし | |
容量(L) | 209~270 | 209 |
新型ヤリスの荷室サイズは、2WDとE-Four/4WDとでは、長さと高さ、容量が異なります。2WDのほうがE-Four/4WDより若干広い荷室空間となっています。4WDの荷室高は692mmで、2WDの荷室に「アジャスタブルデッキボード」を上段に装着した際と室内高(692mm)と同じです。高さがあるものを横に倒さず車に積みたい場合は、2WD車を選ぶといいでしょう。アジャスタブルデッキボードはZ(2WD/E-Four/4WD)、G(E-Four/4WD)、X(E-Four/4WD)、U(E-Four)に標準装備、それ以外に販売店オプションとして設定されています。
新型ヤリスのタイヤ・ホイールサイズ
新型ヤリスのタイヤとホイールは、全4種類あり、標準装備やメーカーオプション、グレードによって変わります。
標準装備
まずは、標準装備のタイヤ・ホイールを見ていきましょう。
Zのガソリン/ハイブリッド、G、X、Uのハイブリッド(E-Four)に標準装備されるのが185/60R15タイヤ&15タイヤ×6Jスチールホイール(樹脂フルキャップ付)です。安定感や心地よさを感じさせる端正なデザインが特徴です。
GとXのハイブリッド(2WD)とガソリン(2WD/4WD)、Uの2WDに標準装備されるのが、175/70R14タイヤ&14×5½Jスチールホイール(樹脂フルキャップ付)。心地よい走りを期待させる軽やかなデザインです。
メーカーオプション
次に、メーカーオプションのタイヤとホイールです。
ZとU グレードのメーカーオプションとして設定されているタイヤが、この185/55R16タイヤ&16×6Jアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装/センターオーナメント付)です。エッジが際立つ個性的なデザインで、力強い走りを感じさせます。
Xの6MTにのみ設定されているメーカーオプションが、この195/50R16タイヤ&16×6Jアルミホイール(切削光輝+ダークグレー塗装/センターオーナメント付)です。こちらは、新たにメーカーオプションとして追加されたもので、スポーティな走りを彷彿とさせる躍動感あふれるデザインが特徴です。
新型ヤリス・アクア・カローラ スポーツの大きさを比較
新型ヤリスと同じコンパクトカーのアクアとカローラ スポーツの大きさを比較しました。
| 新型ヤリス | アクア | カローラ スポーツ | |
---|---|---|---|---|
乗車定員(名) | 5 | |||
全長(mm) | 3,950 | 4,050~4,095 | 4,375 | |
全幅(mm) | 1,695 | 1,695 | 1,790 | |
全高(mm) | 1,495~1,510 | 1,485~1,505 | 1,460 | |
ホイールベース(mm) | 2,550 | 2,600 | 2,640 | |
トレッド(mm) | フロント | 1,475~1,490 | 1,470~1,490 | 1,530 |
リヤ | 1,475~1,490 | 1,465~1,485 | 1,530 | |
室内長(mm) | 1,845 | 1,830 | 1,795 | |
室内幅(mm) | 1,430 | 1,425 | 1,510 | |
室内高(mm) | 1,190 | 1,190 | 1,155 | |
最小回転半径(m) | 4.8~5.1 | 4.9~5.3 | 5.1~5.3 | |
最低地上高(mm) | 140~160 | 140~155 | 135 |
新型ヤリスとアクアを比べると、全長は新型ヤリスのほうが100~145mm短く、全高は5~10mm高くなっています。室内サイズは、室内長が15mm、室内幅が10mm、新型ヤリスのほうが大きくなります。小回り性能の数値を表す最小回転半数は、0.1~0.2m、アクアが大きいので、新型ヤリスのほうが小回り性能はやや優れているといえるでしょう。他の数値もほとんど差がなく、ほぼ同等のサイズです。
一方、新型ヤリスとカローラ スポーツを比べると、新型ヤリスのほうが、全長は425mm、全幅は95mm小さく、全高は35~50mm高くなっています。室内サイズは新型ヤリスのほうが、室内長は50mm長く、室内高は40mm高く、室内幅は80mm小さくなります。ボディサイズはカローラ スポーツの方が大きいですが、室内サイズは室内高や室内長が新型ヤリスの方が大きいです。室内の広さがどう違うか、実車で確認してみるといいでしょう。
新型ヤリスは機械式駐車場に停めやすい?
新型ヤリスのサイズは、一般的な機械式駐車場の規格サイズ内となっています。さらに、コンパクトカーなので、小回りが利き駐車しやすいでしょう。機械式駐車場によってサイズは異なる場合がありますが、次のようなサイズが一般的です。
- 全長5,000mm以下
- 全幅1,850mm以下
- 全高1,550mm以下
- 重量2,000kg以下
機械式駐車場については統一された規格が無いため、駐車場のサイズは機械式駐車場によって違います。そのため、必ず管理会社に規格や利用可能な車のサイズを確認しましょう。
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新型ヤリスのサイズまとめ
新型ヤリスは、扱いやすいサイズや高い燃費性能・安全性能などが特徴で、多くの人に支持されている車です。改良後のサイズは、ボディサイズやタイヤ・ホイールの種類など細かい点が改良されていますが、大きな違いはありません。
今回の改良で大きく違うのは、主に内外装のデザインや装備などです。また、KINTO専用のUグレードが追加となりました。新型ヤリスを検討中で、購入やローンで迷っている方は、車のサブスクリプションサービスKINTOも視野にいれてみてください。
最後に、トヨタやレクサスの車を取り扱っているサブスクリプションサービスKINTOについて紹介します。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
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