トヨタ車&レクサス車解説

トヨタ新型クラウン(クロスオーバー)の内装【画像26枚】を紹介!荷室サイズは?

トヨタ新型クラウン(クロスオーバー)の内装【画像26枚】を紹介!荷室サイズは?

2022年7月に世界初公開され、クロスオーバーを皮切りに順次販売を開始した新型クラウン。本記事では、16代目となった新型クラウン(クロスオーバー)の内装について解説するとともに、室内の寸法や荷室の大きさ、シートアレンジや収納スペースなどがどのようになっているのか紹介します。

※2023年6月2日更新

※記事公開時の情報をベースにしており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください。

クラウンクロスオーバーの内装に関する動画を制作しました! 記事と合わせて、映像でもクラウンの内装をご確認ください! 果たしてゴルフバックは何個積めるのか?

新型クラウンはどんな車?

クラウンは、トヨタのフラッグシップに位置する高級車です。
 
1955年に誕生した初代クラウンは、トヨタ独自の国産技術で作り上げた初の量産型乗用車としてデビューしました。以来、常に時代の一歩先を行く新しい価値を追求し続け、現在もトヨタのフラッグシップモデルとして位置付けられています。
 
2022年7月に世界初公開された16代目クラウンは、全4タイプのボディタイプを用意(「クロスオーバー」、「エステート」、「スポーツ」、「セダン」)。まずはクロスオーバーを皮切りに販売を開始し、順次新たなボディタイプの発売をする予定となっています。また、約40の国や地域へ順次展開していく予定です。

新型クラウン(クロスオーバー)の内装


2022年に販売を開始した新型クラウン(クロスオーバー)の内装は、これからのクラウンをゼロから考えて作られた飾り立てない上質なデザインとなっています。
 
新型クラウン(クロスオーバー)のボディサイズは全長4,930mm×全幅1,840mm×全高1,540mm。この中に、さまざまな内装の工夫が詰め込まれているので解説していきましょう。

「全席特等席」を目指した内装


室内は、ディスプレイや操作スイッチを水平方向に集約し、どの席からも直感的に操作ができる機能的なレイアウトとしています。また、インストルメントパネルからドアにかけてひと続きで包み込まれるような室内造形となっているのも新型クラウン(クロスオーバー)の内装の特徴です。
 
この機能的かつ包み込まれるような内装により、ドライバーは運転に集中することができ、一緒に乗る人は心地よく移動を楽しむことができます。この全員が快適に移動できる空間こそが、新型クラウン(クロスオーバー)が目指す「全席特等席」なのです。
 
インテリアのパネルは、過度な飾り立てをせずに温かさを感じられる金属加飾の「WARM STEEL」や、思わず触れたくなる造形と心地よい握り心地を両立したシフトノブなどにより、上質で豊かさを感じられる空間を演出。また、一目でわかる仕立ての良さと着座時の安心感にこだわったシートなど、内装部品のそれぞれにこだわっています。

内装色は?

新型クラウン(クロスオーバー)の内装色は、全4種類です。

※ブラック/イエローブラウン

イエローブラウンの温かみのある色合いが車内を華やかな印象に。シート表皮は本革を使用しています。

※フロマージュ

ラグジュアリー感が漂う、明るいカラーのフロマージュ。シート表皮は本革を使用しています。

※ブラック/ダークチェスナット

落ち着きのあるカラーでシンプルかつスマートな雰囲気のブラック/ダークチェスナット。シート表皮は本革を使用しています。

※ブラック

統一感のあるブラックはシックで品のある佇まいが印象的です。

ブラックの場合シート表皮はグレードによって異なり、CROSSOVER G“Advanced・Leather Package”、 CROSSOVER G“Leather Package”は本革、CROSSOVER GとCROSSOVER G“Advanced”は上級ファブリック+合成皮革を使用、CROSSOVER Xグレードのみファブリック+合成皮革を使用しています。

どのタイプも高級感がありつつ、独自の個性を備えています。好みの世界観にカスタムできる楽しさがあるのも、新型クラウン(クロスオーバー)の魅力のひとつです。

前後席の間隔があるから後席も快適

前席と後席のヒップポイントの間隔(カップルディスタンス)は1,000mmと前後のシート間隔が十分にあるため、後席に乗る人の膝前スペースにはゆとりがあります。
 
また後席まわりは、リラックスできる広い足元空間が広がっているだけでなく、拡大されたサイドウィンドウの前後長や水平のショルダーラインなどにより、景色の流れも楽しむこともできます。新型クラウン(クロスオーバー)は、移動時間を快適にする工夫が随所に施された高級車といえるのではないでしょうか。

室内の寸法やスッと乗り降りできる絶妙なヒップポイントの高さ

新型クラウン(クロスオーバー)の室内の寸法は、長さ1,980mm、幅1,540mm、高さ1,170mm(マイコン制御チルト&スライド電動ムーンルーフを装着した場合の室内高は1,140mm)となっています。
 
また、新型クラウン(クロスオーバー)では、フロントシートのヒップポイントの高さが630mm、リヤシートのヒップポイント高さが610mmとなっていることもポイントです。この絶妙なヒップポイントの高さによって、屈んだり乗り上がったりすることなく、スッと乗り降りすることができます。

新型クラウン(クロスオーバー)のシートアレンジや荷室サイズ


新型クラウン(クロスオーバー)は、リヤセンターアームレスト+トランクスルー機能以外のシートアレンジはありません。その分、乗車中の快適性が優先されており、快適な移動を楽しめます。
 
フロントシートは、前後スライド、リクライニング、座面高(タイプ別設定)の調整ができます。リヤシートは、一体型固定式が標準設定となっているため、リクライニングなどはできません。ただし、CROSSOVER RS"Advanced"は、メーカーオプションを選ぶと、後席パワーシート(40:20:40分割リクライニング)となります。

※ゴルフバッグ3個収納

新型クラウン(クロスオーバー)の荷室容量は、全車450L(スペアタイヤ装着車の場合は432L)。9.5インチゴルフバッグを最大3個まで収納できます。
※ゴルフバックの形状によっては3個収納できない場合があります

トランクの寸法は、長さ(最大)1,120mm、幅(最大)1,335mm、高さ(最大)545mm(スペアタイヤ装着車は最大515mm)。
 
また、CROSSOVER RS"Advanced"、CROSSOVER G"Advanced・Leather Package"、CROSSOVER G"Advanced"には、スマートキーを携帯した状態でリヤバンパーの下に足を出し入れするだけで、トランクリッドが自動開閉する「ハンズフリーパワートランクリッド(挟み込み防止機能付)」と「ラゲージドア&リアドアのイージークローザー」が標準装備されています。これらは他のグレードにはオプション設定されていないので注意してください。

新型クラウン(クロスオーバー)の収納スペース

新型クラウン(クロスオーバー)には、室内の各所に収納スペースが充実しています。

※グローブボックス(LED照明・キー付)

※センターコンソールのフロントカップホルダー(LED照明付)

※ドアポケット(ボトルホルダー付【フロント2本】)

※ドアポケット(ボトルホルダー付【リヤ1本】)
※センターコンソールボックス(左右両開きタイプ)
※ロングプルハンドル&ポケット

※リヤセンターアームレスト(カップホルダー+トランクスルー機能付)

※リヤセンターアームレスト(カップホルダー+トランクスルー機能+ボックス+各種コントロールスイッチ付)CROSSOVER RS“Advanced”にメーカーパッケージオプション
※シートバックポケット(運転席・助手席)

充電用USBポートも充実

新型クラウン(クロスオーバー)は、スマートフォンを充電するUSB端子も数多く搭載しています。

※充電用USB端子(Type-C/センターコンソール前部2個・LED照明付)

※充電用USB端子(Type-C/センターコンソール後部2個・LED照明付)

※通信/充電用USB端子(Type-A/センターコンソールボックス内側1個)CROSSOVER Xを除く全車に標準装備。CROSSOVERXにメーカーオプション

※アクセサリーソケット(DC12V・120W/センターコンソールボックス内側1個)

また、スマートフォンをワイヤレス充電が可能な「おくだけ充電」をトヨタで初採用しています。縦置きにすることで、使いやすさとスペース効率を高めています。

※おくだけ充電(縦置き)トレイ寸法:幅 約85mm×厚み 約15mmまで収納可能。 CROSSOVER RS“Advanced”、CROSSOVER G“Advanced・ Leather Package”、CROSSOVER G“Advanced”に標準装備

さらに、センターコンソール後部とラゲッジルーム右側に1個ずつ、アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/非常時給電システム付)が設置。非常時給電システムを使用することで、災害などによる非常時に電力が必要なとき、車両の走行機能を停止した状態で、AC100Cで消費電力の合計が1500W以下の電気製品を使用できます。

※センターコンソール後部

※ラゲージルーム右側

新型クラウン(クロスオーバー)のグレード別内装の違いをチェック

新型クラウン(クロスオーバー)の内装の違いをグレード別に見てみましょう。

CROSSOVER RS

CROSSOVER RS "Advanced"

CROSSOVER RS

ステアリング

本革巻(ヒーター/パドルシフト付き)

シート表皮

本革(ブラック/イエローブラウン)

助手席肩口パワースイッチ

あり

ディスプレイ

12.3インチHDディスプレイ

CROSSOVER G

G"Advanced・Leather Package"

G"Advanced"

G"Leather Package"

CROSSOVER G

ステアリング

本革巻き(ヒーター付)

本革巻き

本革巻き(ヒーター付)

本革巻き

シート表皮

・本革(ブラック)
・本革(ブラック/ダークチェスナット※設定色)
・本革(フロマージュ※設定色)

上級ファブリック+合成皮革(ブラック)

・本革(ブラック)
・本革(ブラック/ダークチェスナット※設定色)
・本革(フロマージュ※設定色)

上級ファブリック+合成皮革(ブラック)

助手席肩口パワースイッチ

あり

なし

あり

なし

ディスプレイ

12.3インチHDディスプレイ

CROSSOVER X

CROSSOVER X

ステアリング

本革巻き

シート表皮

ファブリック+合成皮革(ブラック)

助手席肩口パワースイッチ

なし

ディスプレイ

ディスプレイオーディオレス

全グレードに本革巻ステアリングや合成皮革または本皮を採用したシートを搭載しているため、手や身体が触れる部分からもトヨタのフラッグシップモデルに乗っていることを感じさせてくれます。実物を見ると、カタログや写真以上にクラウンらしい品質や仕立ての良さを感じることができるでしょう。
 
カラーコーディネーションとの組み合わせによって室内の雰囲気が大きく変わるため、新型クラウン(クロスオーバー)の購入を検討する際は、実際に車を見て、内装の質感やカラー、色合いなどを確かめることをおすすめします。

新型クラウン(クロスオーバー)内装 まとめ

新型クラウン(クロスオーバー)の内装は、歴代クラウンが築き上げてきたクラウンらしい質感を備えていながら、クラウンのDNAである「革新と挑戦」をしているインテリアとなっています。
 
新しいクラウン(クロスオーバー)では、内装の選択肢が豊富であるため、ボディカラーと内装色の組み合わせ次第でスポーティなスタイルにできたり、エレガントなインテリアにしたりと、自分の好みに合わせた内装を選択可能です。ぜひ一度販売店に足を運び、実車を見て、触れて、乗って、質感や心地よさを体験してください。

新型クラウン(クロスオーバー)はトヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」でも利用できます。ここでは、そのKINTOについて詳しくお伝えします。

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス車をご利用いただける(サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE 中古車」最短1ヶ月納車!(東京・愛知・長野で提供、エリア順次拡大中)
  • 電気自動車(BEV)のbZ4Xが対象の「KINTO ONE bZ4X専用プラン
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用がコミコミ定額(※)のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です。

初期費用0円で気軽に乗り始められる初期費用フリープラン(※)」と、 いつでも解約金0円でライフスタイルの変化に対応できる解約金フリープラン(※)」の2つから選ぶことができます。

トヨタの新車は3/5/7年(※)、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車は対象外)」もあります。「KINTO ONE 中古車」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ。 申し込みは全てインターネットで完結できます

※「KINTO ONE bZ4X専用プラン」では、契約期間中の電池性能(10年20万km/電池容量70%)の保証、コネクティッドサービス利用料金も込みのコミコミ定額、最初の4年間は月々定額で5年目以降は段階的に月額が下がります。5年目以降の中途解約金は0円、契約期間は最長10年。

≪関連リンク≫

KINTO ONEサービス内容

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

≪関連リンク≫

KINTO Unlimitedサービス内容

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOを利用してトヨタ車やレクサス車に乗ることも検討してみてはいかがでしょうか?

ヤリス・ヤリス クロス・プリウス「Uグレード試乗会」開催!!(2024/5/11~6/30)

富山県、長崎県、熊本県で、KINTO Unlimited対応の「Uグレード(ヤリス・ヤリス クロス・プリウス)」の試乗会の開催が決定!試乗会開催期間は2024年5月11日から6月30日まで。試乗予約は2024年4月25日から可能です。

試乗機会が少ないUグレードに乗ることができる、貴重なイベントです。予約はWebから可能。以下リンクから申し込みください。

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