トヨタ車&レクサス車解説

プリウスαの燃費は?プリウスや他のワゴンタイプと比較!

プリウスαの燃費は?プリウスや他のワゴンタイプと比較!

プリウスαはプリウスの低燃費や環境性能、新技術がもたらす先進性を継承しています。購入を検討するなかで、プリウスとの燃費の差が気になる方も多いのではないでしょうか。

本記事ではプリウスαの燃費と、プリウスや他のワゴンタイプとの燃費の違いを解説しています。さらに燃費が良くなる走り方もご紹介していますので、購入時の参考にしてください。

※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください

プリウスαのスペックについて

※S ツーリングセレクション(内装色 ブラック)

プリウスαは5名乗車の2列シートと、7名乗車の3列シートで展開されています。プリウスよりも大きなサイズのプリウスαには、全6タイプのグレード(特別仕様車含む)があります。
 
UVカット機能付高遮音ガラスを装備したのが「S」「SLセレクション」「S ツーリングセレクション」です。さらに「G」「G ツーリングセレクション」には本革巻きステアリングを標準装備に。気軽にスポーツドライビングを楽しみたい方向けの「S ツーリングセレクション・GRスポーツ」があります。また特別仕様車の「S チューンブラックII」は、「S」をベースに黒を基調とした内外装デザインとなっています。
 
全車種に標準装備として、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」を搭載。ボディカラーは全8色展開です。

プリウスαの燃費は全グレードで同じ

プリウスαは2011年5月発売モデルから2020年9月発売モデルまで、全10タイプのモデルがあります。全てのモデルにおいてグレードごとの燃費の差はありません。まずはモデルごとの燃費を比較してみましょう。

商品発売年月

計測モード

カタログ燃費

2020年(令和2年) 9月発売モデル

WLTCモード

20.7km/L

2019年(令和元年) 10月発売モデル

JC08モード

26.2km/L

2017年(平成29年) 12月発売モデル

JC08モード

26.2km/L

2016年(平成28年) 5月発売モデル

JC08モード

26.2km/L

2015年(平成27年) 2月発売モデル

JC08モード

26.2km/L

2014年(平成26年) 11月発売モデル

JC08モード

26.2km/L

2014年(平成26年) 4月発売モデル

JC08モード

26.2km/L

2013年(平成25年) 8月発売モデル

JC08モード

26.2km/L

2012年(平成24年) 10月発売モデル

JC08モード

26.2km/L

2011年(平成23年) 5月発売モデル

JC08モード

26.2km/L


2020年(令和2年) 9月発売モデルがWLTCモードの計測で20.7km/L、他9タイプの燃費はJC08モードの計測で26.2km/Lという結果になりました。燃費の計測モードの変更により数値に違いはあるものの、プリウスαの燃費の良さがうかがえます。


2020年(令和2年) 9月発売モデルがWLTCモードの計測で20.7km/L、他9タイプの燃費はJC08モードの計測で26.2km/Lという結果になりました。燃費の計測モードの変更により数値に違いはあるものの、プリウスαの燃費の良さがうかがえます。

プリウスαはワゴンタイプ

※G ツーリングセレクション(5人乗り ダークレッドマイカメタリック)

プリウスはセダンタイプですが、プリウスαはワゴンタイプにカテゴライズされます。プリウスの燃費を継承しながら、広い室内空間を備えているのが特長です。

プリウスや同じワゴンタイプの他車種との燃費比較

プリウスαの燃費は、プリウスや同じワゴンタイプと比べてどれだけ違うのでしょうか。今回は最新のプリウスと最新のカローラツーリング(ワゴンタイプ)とで比較してみました。

車種

計測モード

カタログ燃費

プリウスα

WLTCモード

20.7km/L

JC08モード

26.2km/L

10・15モード

31.0km/L

プリウス

WLTCモード

32.1km/L

カローラツーリング

WLTCモード

29.0km/L

JC08モード

35.0km/L

※プリウス・カローラツーリングの燃費は、各モードの最高値を掲載しています。

プリウスとカローラツーリングでは、どちらもおよそ30km/Lという結果になりました。プリウスαの最新モデルと比べると、約10km/Lの差があります。


燃費を良くする走り方

燃費の良いプリウスαをはじめ、長く車に乗るならできるだけ燃費の良い状態を保ちたいものです。では、燃費の良い状態で走るにはどのような点に気をつければ良いのでしょうか。
 
まずはプリウスαをはじめ、燃費が良い状態で走るためには急加速を控えることがポイントです。さらに季節や交通状況によって燃費を保つ方法もあります。
 
では、ほかにどのような点に注意が必要なのでしょうか?

エコドライブモードを活用する

エコドライブモードとは、アクセルペダルを踏み込んだときのトルクの発生が通常よりも緩やかになるモードです。エアコン(冷房・暖房)の発生も抑えるはたらきもあります。

ハイブリッドシステムインジケーターを活用する

プリウスαのメーターにあるハイブリッドシステムインジケーターは、インジケーターの表示をエコエリアに保つことで、環境に配慮した走行ができます。

シフトポジションを変更する

信号待ちや渋滞の時などはシフトポジションを「N」にせず「D」に、また駐車するときのシフトポジションは「P」にしましょう。
 
シフトポジションを「N」にしても燃費が向上することはありません。「N」の状態ではガソリンエンジンが回転していても駆動用電池が充電されないため、駆動用電池の残量が減ってしまいます。

アクセル・ブレーキペダルの操作に気を付ける

急加速や急減速をせずゆるやかな運転をすると、効率的に電気モーターを使用できるうえ余分なガソリンの消費も抑えられます。さらに減速時には緩やかなブレーキ操作をすることで、減速時に発生する電気エネルギーを多く回収できます。
 
高速道路での運転も同様です。一定の速度を保ち、緩やかなアクセル・ブレーキ操作をおこなうと電気エネルギーの回収が早くなります。
 
加速の繰り返しは駆動用電池の残量を低下させる原因です。加速した後は走行中にアクセルペダルを少し戻すことで、駆動用電池の残量を回復できます。

渋滞を避ける

多くの信号待ちや加速・減速の繰り返しをすると燃費が悪化します。渋滞を避けるためには交通情報のチェックや、余裕を持った行動で対処しましょう。渋滞の際にはできるだけ加速の繰り返しを控えることでガソリンの消費を抑えられます。

エアコンのON/OFF

必要時以外のエアコンはできるだけOFFにしましょう。夏場の冷房使用時には、外気温が高いときに内気循環モードにするとエアコンへの負担が減り燃費の低下を防ぎます。
 
また冬場の暖房では、ガソリンエンジンと室内が温まるまで自動停止しません。過剰な暖房を避けると燃費の向上につながります。

暖機運転は不要

ガソリンエンジンが冷えているときは、ガソリンエンジンの始動停止が自動的におこなわれます。短距離走行の繰り返しもエンジンの始動が頻繁におこなわれ、燃費悪化の原因となります。

タイヤの空気圧をこまめにチェックする

タイヤの空気圧だけでも燃費が変わります。空気圧が適切な範囲をできるだけ保てるよう、こまめなチェックをしましょう。
 
さらに冬用タイヤは転がり抵抗が大きくなります。乾燥した路面では燃費の悪化の原因になりますので、季節や道路状況に応じたタイヤを使いましょう。

不要な荷物は降ろす

荷物が重い場合も燃費が低下します。大型ルーフキャリアの装着も重い荷物と同様です。燃費の悪化を避けるためにも、不要な荷物はできるだけ降ろしましょう。

新車のプリウスαの生産状況について

プリウスαの新車は、2021年(令和3年) 3月で生産終了しています。プリウスαが気になる方は、最寄りの中古車販売店やトヨタ認定中古車で検討してみてください。

まとめ

プリウスαの燃費について紹介しましたが、前述の通り新車はすでに生産終了となっています。最新の安全装備や燃費性能を求める場合は、新車に乗ることも選択肢のひとつです。詳しくはトヨタ車種ラインアップをご覧ください。
 
最後に、手軽に新車に乗れる方法として「KINTO」をご紹介します。

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける()サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります

初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ

トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。

また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?

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