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車が欲しいのに高すぎて買えない?価格高騰の原因や安く買う方法

車が欲しいのに高すぎて買えない?価格高騰の原因や安く買う方法

近年、新車価格の高騰が進み、技術の進歩や世界情勢の変化、さらにはコロナ禍の影響など様々な要因が重なった結果、多くの人にとって車の購入が難しくなっている状況かもしれません。しかし、車種の選び方や購入のタイミング、中古車の活用など、賢い選択をすれば予算内で理想の車を手に入れることも可能です。

本記事では、車の価格高騰の背景や少しでも安く車を購入するためのポイント、そして注意点まで詳しく解説したうえで、購入以外の選択肢として車のサブスク「KINTO」についても紹介します。

※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください

車が高い・買えない主な理由

近年、車の価格高騰が顕著です。この背景には複数の要因が複雑に絡み合っているのが現状です。

ここでは、車の価格上昇の主な理由として「先進技術の導入によるコスト増加」「コロナ禍の影響」「不安定な世界情勢による影響」の3点に焦点を当てて解説します。

先進技術の導入によるコスト上昇

昨今、車両価格の高騰には先進技術の導入が大きく影響しているとされ、新しい安全技術の搭載により開発コストが発生し、車両価格上昇のひとつの要因と考えられます。

コロナ禍の影響

新型コロナウイルス感染症の流行は、自動車市場にも大きな影響を与え、特に半導体をはじめとする車の部品の供給不足が車の納期遅延と価格上昇につながりました。

世界情勢が不安定になっている影響

近年の車両価格が高騰している背景には世界情勢の不安定化も影響しています。世界情勢の不安定化は、世界的なサプライチェーンの混乱や輸送コストに影響を与えています

車を予算内で安く買う方法・ポイント

車を予算内で購入するためには、賢い選択とタイミングが重要です。まず、軽自動車や低価格の車種を検討することで初期のコストを抑えられます。車のグレードやオプションを見直すことで不要な出費を減らすことも可能でしょう。中古車を選ぶのもひとつの節約方法です。

さらに、新車であれば年末や決算期など車の需要が高まる時期、中古車であれば在庫が増える4月~5月を狙うのもひとつの手段です。これらのポイントを押さえ、予算内で車を手に入れましょう。

軽自動車や低価格の車種を検討する

予算の制約がある場合、軽自動車や比較的低価格の車種も検討してみましょう。軽自動車は新車価格が100万円未満のものもあり、普通自動車と比べて購入時の負担が軽減されます。

また、維持費の面でも軽自動車は優位性があり、税金・車検費用・任意保険料・メンテナンス代などが普通自動車より安く済むケースが多いです。エコカーを選択すればさらに税金やガソリン代の節約も期待できます。

さらに、視野を広げて複数のメーカーを検討することもひとつの選択肢です。特に人気の高いSUV、ミニバン、コンパクトカーなどのカテゴリーでは、各自動車メーカーが競争力のある製品を提供しています。

同じクラスの車種でもメーカーやモデルによって価格設定が大きく異なることもあるため、車を購入する本来の目的を再考し、それに合致する別の車種を探してみるのもひとつの考えです。

このように軽自動車や低価格の車種を選ぶことで、購入時の負担を抑えつつ長期的な維持費も節約できます。

車のグレードやオプションを見直す

車を予算内で購入するためには、グレードやオプションを再検討することが有効です。グレードは装備や性能によって異なり、より高性能なグレードほど価格も高くなります。必ずしも上位のグレードを選ぶ必要はありません。本当に必要な装備をリストアップし、それらを備えたグレードを選ぶことで予算を抑えられます

オプションに関しても同様です。すべてのオプションを付けると価格が上がってしまうため、必要なものだけに絞り込みましょう。オプションの中には、必要に応じて後から取り付けられるものもあります。

さらに、車のカラーや内装も価格に影響することがあるため、その点にも注意が必要です。これらの方法を試すことによって、予算内で理想の車を見つけられる可能性が高まるでしょう。

中古車を購入する

車を予算内で購入する手軽な方法のひとつとして、中古車の選択があります。新車では手の届かない高額車種でも、中古車なら手頃な価格で入手できる可能性があります

中古車のメリットは価格面だけではありません。自動車技術の進歩により古さを感じさせないモデルも多いです。

さらに、納車までの待機時間が短いのも魅力です。新車購入では長期間待たされることもありますが、中古車は整備と登録の期間だけで乗り出せます。

また、予算に合わせて年式や走行距離を調整できるのも中古車のメリットといえます。

車の需要が高まる時期に購入する

車の購入においては、車の需要が高まる時期を見極めることが重要です。需要が高まる時期には車の販売に力を入れることが予想されますので、新車については3月や9月の決算期前などは良好なタイミングといえるでしょう。例年、新車(乗用車)登録台数は3月がもっとも多く、次いで9月、2月と続くことが多いです。

さらに、モデルチェンジのタイミングを活用することも一つの方法です。フルモデルチェンジを機会に、同モデルの旧型車を下取りに出して新型車を購入する人もいます。そのためモデルチェンジ後は、旧型車が中古車の市場に出回り、購入しやすくなる場合も考えられます。

このように、車を予算内で購入するためには購入時期を賢く選び、計画的に購入時期を見定めることが重要です。

古い車両があるなら下取りや買取りを行う

古い車を売却することは、新車購入時の負担を軽減する効果的な方法です。主な選択肢として、「下取り」と「買取り」があります。

下取りは、新車を購入する際にその販売店に古い車を売却し、その金額を新車の購入費用に充てる方法であり、手続きが一度で済むため非常に便利です。一方、買取りは外部の業者に車を売却する方法です。

買取りでは複数の業者から見積りを入手できるため、人気のある車種や特殊な装備が付いている場合にはプラスで価格が付くこともあり、より高い売却額を期待できる可能性があります。ただし、市場の状況によっては希望する金額に達しないこともあるため、注意が必要です。

予算内で車を買う際に注意する点

予算内で車を購入する際にはいくつか注意点があります。価格の安さだけに注目してしまうと、後々のトラブルなどによって追加費用がかさむこともあります。そのため価格だけで車を選ばず、車の状態を慎重に確認することが大切です

現車確認は必ず行い、車の状態を自分の目で確認することにより不具合を未然に防げます。また、購入先が信頼できるかどうかも重要なポイントです。安心して長く乗れる車を手に入れるためにも、十分な検討を重ねていきましょう。

価格だけで車を選ばない

車の購入時、価格だけで判断するのは危険です。特に中古車市場では、通常より大幅に低価格の車には注意が必要です

低価格の理由として修復歴や水没歴が隠れている可能性もあります。

これらの車両は長期的に見ると、維持費や修理費がかさんで結果的に高コストになることがあります。そのため、車選びの際は価格以外の要素も慎重に検討する必要があります

購入を検討する際は販売店の担当者に修復歴や水没歴について直接確認してみましょう。また、第三者機関による車両検査を利用するのも有効な方法です。安全性と信頼性を優先し、適切な判断を心がけましょう。

メーカー直営の中古車専門販売店や正規販売店、正規ディーラーで扱う「認定中古車」や「公式中古車」は、メーカーや正規ディーラーによる検査基準をクリアしており、品質や信頼性が保証されています。これらの中古車は、メーカーの保証やアフターサポートも充実しているため、安心して購入できる選択肢と言えるでしょう。

車の購入を検討する際は、「車に乗る人数」「荷物の量」「使用の目的などを具体的に考えておき、条件に合った車の中から選ぶことも重要です。

現車確認は必ず行う

特に中古車購入時には、現車確認を必ず行いましょう。写真や動画だけでは、車の実際の状態を完全に把握することは困難です。

現車確認では、以下の点を確認しましょう。

  • 外装・内装の状態
  • 水没歴の有無
  • エンジンの状態
  • 乗り心地

特に水没車の確認は重要であり、シートのシミや室内の臭いなどから判断しましょう。また、小さな傷や内部の状態、エンジンの音など、実際に見て触れなければわからない情報が多くあります。試乗を通じて車の性能や快適性を直接体感することも重要です。

現車確認を怠ると、購入後に予期せぬ問題が発生する可能性もあります。後悔しないためにも必ず自分の目で確かめるようにしましょう。時間と手間はかかりますが、安全で満足できる車選びにつながります。

信頼できる購入先で購入する

車を予算内で購入する際は信頼できる購入先を選ぶことが重要です。中古車には様々なリスクが潜んでいるため、信頼性の高い販売店を選ぶことでそのリスクを軽減できます

まず、「自社保証を提供している販売店」を選びましょう。保証があることで、購入後に問題が発生した場合も対応してもらえるため安心です。購入後のアフターフォローやメンテナンス、車検サービスが充実している点も重要なポイントです。

個人売買ではコストを抑えられますが、購入者自身で手続きを行うため品質上の不安が残る場合もあります。これらの点を考慮して購入先を慎重に選びましょう。

予算内で車に乗りたいならKINTOも選択肢のひとつ

車の価格が高騰している近年、経済的に車を手に入れる方法のひとつとして注目されているのが車のサブスク「KINTO」です。KINTOは車を購入するのではなく定額の月額利用料を支払うことで新車に乗れます。

KINTO専用グレードの取り扱い

KINTOの「KINTO Unlimited」では、ほかのカーリースにはない専用グレードの車両を提供しており、「新型プリウスUグレード」などが利用可能です。

このUグレードは、トヨタの先進技術を駆使して安全性と経済性を追求したモデルであり、アップグレード・コネクティッド機能によって車の価値を維持します。

2024年1月からは、「ヤリス」「ヤリス クロス」にも提供が開始され、今後さらにほかの車種にも拡大していく予定です。このKINTO Unlimited専用のUグレード車両で、トヨタの新しい技術を堪能しながら、経済的で環境に優しい走行を楽しめます。

月々の定額支払いに車検やメンテナンス費も含まれる

KINTOの魅力のひとつは、月額利用料に車検や正規販売店でのメンテナンス費用などが含まれている点です。車を所有する際に避けられないこれらの費用は、通常であれば追加の支出として発生しますが、KINTOにはこれらが含まれているため予想外の出費に悩まされることがありません。

また、定期メンテナンスの時期はKINTOが通知してくれるため、メンテナンスのタイミングを心配する必要がありません。KINTOへの申し込みはすべてオンラインで完結し、納車後のやり取りは最寄りのトヨタ、レクサス、またはSUBARU販売店で行います。

定期点検や車検の時期が近づくと担当販売店から連絡があり、スケジュールを調整してメンテナンス日に車を持参するだけです。定期メンテナンスに関する情報は「My KINTO」ページからいつでも確認できるため、安心して利用できます。

\ KINTOは正規販売店でのメンテナンス込み /
KINTO メンテナンス内容を見る

一般的なカーリースと違い自動車保険(任意保険)も含まれている

一般的なカーリースサービスでは車両のリース料金に自動車保険(任意保険)が含まれていないことも多く、そうした場合には別途加入しなければなりません。

KINTOでは、自動車保険(任意保険)も月額料金に含まれており、別途契約する手間や費用が省けます。これにより、保険料を含めた総支払額が把握しやすく、計画的な車の利用が可能です。安全性と経済性を両立したい方にとって大きなメリットとなるでしょう。

\ ロードアシストなどの安心補償がセット /
KINTO 安心補償の自動車保険(任意保険)を見る

手数料のみで新車に乗り換えができるプランがある

KINTOでは、車の乗り換えを検討しているものの高額な費用がネックになっている方に向けて、一定の手数料を支払うだけで新車に乗り換えられるプラン「のりかえGO」を提供しています。「のりかえGO」は、KINTOの初期費用フリープラン契約者を対象に契約期間中に割安な手数料で新しいトヨタ車(GR含む)に乗り換えられるサービスです(※)。
※法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外

契約満了を待たずにニーズの変化に合わせて新しい車に乗り換えが可能であり、中途解約よりも割安な手数料でさらに3年や5年、あるいは7年の新たな契約を選べます。一定期間経過後にはWebまたは店頭でいつでも申し込みが可能です。

車両の古さや性能低下を気にすることなく、常に新しい車で快適なドライブを楽しみたい方はのりかえGOの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

\ 初期費用0円ではじめやすい /
KINTO 初期費用フリープランを見る

中途解約金なしでいつでも解約できるプランもある

KINTOでは通常のカーリースで発生する中途解約金の心配がない解約金フリープランを提供しています。申込金として月額利用料の5ヶ月分相当を支払うことで、中途解約時の解約金が0円となるプランです

解約金フリープランは生活環境やライフスタイルが変化した場合でも安心して利用でき、特に将来的に車が不要になる可能性がある方にとっても魅力的な選択肢となるでしょう。

通常のカーリースでは原則として中途解約が難しく、解約金の計算方法がサービス提供会社によって異なるため、解約時に多額の費用が発生するリスクもあります。KINTOでは「初期費用フリープラン」と「解約金フリープラン」を選択できるため、そうした心配はありません。

\ 必要な期間だけ車に乗る場合に /
KINTO 解約金フリープランを見る

クレジットカード払いができる

KINTOでは、月々の支払いがクレジットカードでできます。クレジットカード払いを利用すると、ポイント還元や支払日の柔軟性といったメリットを享受できるだけでなく、利用明細で支出を把握しやすくなるため、家計管理にも有用です。

まとめ

車両価格が高騰している背景には、先進技術の搭載やコロナ禍、世界情勢の影響など様々な要因がありました。しかし車を予算内で購入する方法がないわけではありません。軽自動車や低いグレードを選ぶ、中古車を検討するなど、工夫次第で予算を抑えられます。

また、購入時期や下取り、ローンを賢く活用することも重要です。さらに、車のサブスク「KINTO」も有力な選択肢です。月額利用料に車検や正規販売店でのメンテナンス、自動車保険(任意保険)も含まれているため、維持費の負担を軽減できます。新車に乗り換えやすいプランや、中途解約できるプランといった選択肢があるのも魅力です。

購入以外で車に乗る方法として、是非、KINTOも選択肢のひとつとしてご検討ください。

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