トヨタ車&レクサス車解説
トヨタ ヴォクシーの純正タイヤサイズ・ホイールサイズを紹介
2022年1月に発売された4代目ヴォクシーの純正タイヤサイズ・ホイールサイズについて解説します。標準装備されるタイヤ・ホイールだけでなく、純正オプションとして用意されているホイールについても紹介していますので、ヴォクシーを検討中の方は参考にしてみてください。
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
ヴォクシーは16インチまたは17インチのタイヤ・ホイールが標準装備
ヴォクシーに標準装備されるタイヤ・ホイールサイズは、16インチまたは17インチです。どちらのサイズが装着されるかはグレードによって異なります。
タイヤ・ホイールサイズの違いがもたらす変化
一般的に、タイヤの外径をそのままにホイールサイズを大きくすると、扁平率が低くなり、ホイールのデザインや存在感が際立つようになります。また、タイヤのたわみ量が減るため、操縦安定性が高くなることも特徴です。
一方、扁平率が高くなるとタイヤのたわみ量が増え、乗り心地がソフトになります。また、段差や路面の凹凸を乗り越えたときに発生する突上げショックを低減させることができるのも扁平率が高いタイヤの特徴です。
さらに、タイヤの外径をそのままに、タイヤ(内径)やホイールのサイズを大きくすると重量が重くなるため、燃費性能が下がることがあります。加えて、タイヤ・ホイール交換時のコストも高くなることが多いです。そのため、タイヤ・ホイールサイズは後にかかる費用のことも考慮して選ぶ必要があるといえるでしょう。
ヴォクシーのグレード別の純正タイヤ・ホイールサイズ
ヴォクシーに標準装備されるタイヤ・ホイールは、グレードや駆動方式によって異なります。ここでは、純正タイヤ・ホイールサイズについてグレードごとに紹介します。
S-Z
最上級グレードの「S-Z」のタイヤ・ホイールは、2WD車と4WD車/E-Fourによって異なります。
2WD車
ヴォクシー「S-Z」2WD車(ハイブリッド車・ガソリン車)に標準装備されるタイヤ・ホイールは、205/55R17タイヤ&17×6Jアルミホイール(切削光輝+ダークグレーメタリック塗装)です。力強く立体的でアグレッシブスタイルが特徴のホイールとなっています。
タイヤサイズ | 205/55R17 |
ホイールサイズ | 17×6J |
仕様 | 切削光輝+ダークグレーメタリック塗装アルミホイール |
4WD車・E-Four車
ヴォクシー「S-Z」4WD車(ガソリン車)・E-Four車(ハイブリッド車)に標準装備されるタイヤ・ホイールは、205/60R16タイヤ&16×6Jアルミホイール(ミディアムグレーメタリック塗装)です。足元から引き締まった印象を与えてくれるホイールデザインが特徴となっています。
タイヤサイズ | 205/60R16 |
ホイールサイズ | 16×6J |
仕様 | ミディアムグレーメタリック塗装アルミホイール |
S-G
ヴォクシーの上級グレード「S-G」に標準装備されるタイヤ・ホイールは、205/60R16タイヤ&16×6Jアルミホイール(ミディアムグレーメタリック塗装)です。最上級グレード「S-Z」の4WD車・E-Four車に装備されるタイヤ・ホイールと同じものが装着されます。
タイヤサイズ | 205/60R16 |
ホイールサイズ | 16×6J |
仕様 | ミディアムグレーメタリック塗装アルミホイール |
ヴォクシーのカスタマイズ タイヤ・ホイール
ヴォクシーには、販売店オプションのホイールやタイヤ&ホイールセットが用意されています。ここからは、オプションで装着できるホイールやタイヤ&ホイールセットを紹介します。
モデリスタ
モデリスタでは、WingDancerシリーズの「18インチアルミホイール&タイヤセット MODELLISTA WingDancerⅩⅦ」と、モデリスタホイールシリーズの「16インチ アルミホイールセット MODELLISTA TRINITAS」が用意されています。
18インチアルミホイール&タイヤセット MODELLISTA WingDancerⅩⅦ
モデリスタ 18インチアルミホイール&タイヤセットのMODELLISTA WingDancerⅩⅦは、ブラック×ポリッシュのコントラストやブラック部分のスリットによってスポーティな印象のホイールです。サイズは、タイヤが215/45R18で、ホイールが18×7.0J インセット40となります。装着されるタイヤは、TOYO TIRES TRANPATH mp7です。価格は、1台分で26万4,000円(税込)となります。なお、価格には、センターキャップ、バルブ、ナットも含まれます。
タイヤサイズ | 215/45R18 |
ホイールサイズ | 18×7.0J インセット40 |
仕様 | MODELLISTA WingDancerⅩⅦ〈ブラック×ポリッシュ〉& TOYO TIRES TRANPATH mp7 |
価格(1台分・税込) | 264,000円 |
16インチ アルミホイールセット MODELLISTA TRINITAS
16インチ アルミホイールセット MODELLISTA TRINITASは、太いスポークと細いスポークによって構成されるブラック×ポリッシュアルミホイールです。サイズは16×6.0J インセット40で、標準装備(新車装着)されるタイヤを使用します。そのため、モデリスタ 16インチホイールセットを選べるのは、16インチタイヤ装着車のみです。価格は、1台分で7万4,800円(税込)となります。なお、価格には、センターキャップ、バルブ、ナットも含まれます。
タイヤサイズ | 205/60R16(標準装備されるタイヤを使用) |
ホイールサイズ | 16×6.0J インセット40 |
仕様 | MODELLISTA TRINITAS〈ブラック×ポリッシュ〉 |
価格(1台分・税込) | 74,800円 |
GR PARTS
スポーティなパーツを取り揃える「GR PARTS」でも、ヴォクシー用のオプションタイヤ&ホイールセットをラインアップしています。ブラックアルミホイールの「GR18インチアルミホイール&タイヤセット」のサイズは、タイヤが215/45R18(装着タイヤ:TOYO TIRES TRANPATH mp7)で、アルミホイールが18×7.0J インセット40です。価格は、1台分で31万6,800円(税込)となっています。
タイヤサイズ | 215/45R18 |
ホイールサイズ | 18×7.0J インセット40 |
仕様 | GR18インチアルミホイール〈ブラックマイカ〉& TOYO TIRES TRANPATH mp7 |
価格(1台分・税込) | 316,800円 |
タイヤ・ホイールサイズの基礎知識
タイヤは、クルマの基本性能「走る・曲がる・止まる」を担う重要な部品です。そのため、タイヤ交換をするときやホイール交換するときは、適正サイズのタイヤ・ホイールを選ぶことが重要となります。
また、安心して乗車するためにタイヤの日常点検をしておくことも大切です。国土交通省では、タイヤの日常点検として、以下の点検を怠らないよう呼びかけています。
- 空気圧が不足していないか
- 亀裂や損傷がないか
- 異常な摩耗はしていないか
- 溝の深さに不足がないか(スリップサインはでていないか) など
出典:国土交通省「自動車には日常点検や定期点検が義務付けられています」
このような点検をすることで、タイヤの異変や異常にいち早く気がつくことができ、事故やトラブルを未然に防ぐことができます。
またタイヤは、使用すると摩耗が進み、ウェット路面における制動距離が著しく伸びたり、走行中のロードノイズが増したり、燃費が悪化したりするだけでなく、バーストすることもあります。そのため、日常点検を欠かさずに行いましょう。
タイヤ交換する際は、それまで装着していたものと同じサイズのタイヤを選んでください。タイヤ・ホイールサイズは、タイヤのサイドウォール(タイヤの側面)などに表記されています。ここでは、タイヤとホイールに関する数字やアルファベットの意味を簡単に説明します。
タイヤサイズの確認方法
ヴォクシー「S-Z」に装着されている17インチタイヤのサイズは「205/55R17 91V」です。それぞれの表記の意味は次のとおりとなります。
- 「205」:タイヤの幅を表記しています。単位はmm
- 「55」:扁平率を表記しています。タイヤの幅に対する高さの比率。単位は%(パーセント)
- 「R」:タイヤがラジアル構造であることを表記しています
- 「17」:リム径(タイヤの内径)を表記しています。単位はインチ
- 「91」:ロードインデックス(タイヤに負荷することが許される最大の質量を表す指数)を表記しています。ちなみに「91」は最大負荷能力615kg
- 「V」:適正な条件で走行可能な最高速度を表記しています。ちなみに「V」の最高速度は240km/h
タイヤサイズは、サイドウォール(タイヤの側面)を見ることで分かります。タイヤの空気圧は、各タイヤサイズの適正値にしておかなければなりません。空気圧を過度に上げたり下げたりすると、タイヤの性能が発揮できなくなります。
タイヤサイズごとの空気圧は、運転席または助手席を開けたところのセンターピラーや燃料給油口のリッドなどに貼られているステッカーや取扱説明書に表記されています。ステッカーや取扱説明書に記載されている数値をもとに適正な空気圧に合わせましょう。
ホイールサイズの確認方法
ホイールサイズは「17×6J」などと表記されます。それぞれの表記の意味は次の通りです。
- 「17」:リムの径(ホイールの直径)を表記しています。単位はインチ
- 「6」:リムの幅(タイヤの内径がはまる部分の幅)を表記しています。単位はインチ
- 「J」:ホイールにタイヤがはまる部分(フランジ)の形状を記号で表しています
また「17×6J」の表記の他に、「5 114.3 50」といった数字が書かれているホイールもあります。それぞれの数字の意味は次の通り。
- 「5」:ホイールを固定するボルトの本数を表します
- 「114.3」:P.C.D(Picth Circle Diameterの略称)ボルト穴ピッチ円直径のことです。他にも、100、120といったタイプの車があります
- 「50」:インセット(ホイールの中心線とディスク内面との距離)を表します。単位はミリメートル
タイヤ・ホイール交換時の注意点
タイヤやホイールを交換する場合は、基本的には純正装着されているサイズのものを選びましょう。
無理にインチアップやインチダウンを行うと、タイヤが車体やブレーキなどの部品に干渉することがあります。そのため、過度なサイズ変更は避けましょう。
またトヨタでは、純正装備およびメーカーオプションで設定されているサイズ以外のタイヤ・ホイールについては、取り付け検討・評価を行っていません。タイヤ・ホイールサイズについては、メーカーとして国土交通省へ届け出を行っていますので、指定サイズの物をご使用ください。
タイヤ交換の目安は、摩耗や破損、経年劣化など、あらゆる側面から判断します。タイヤ交換については以下の関連記事で詳しく紹介しているので、参考にしてください。
ヴォクシーのタイヤサイズ まとめ
ヴォクシーは、様々な用途に利用できるミニバンとして、ファミリー層だけでなく、キャンプやアウトドア、車中泊をする方など、幅広いユーザーから人気があります。
家族や仲間との思い出を良いものにするためにも、タイヤやホイールは、メーカー標準装備タイヤ・ホイールやオプションタイヤ・ホイールを装着しておくと安心です。また、タイヤ・ホイールは純正サイズの物を装着しておきましょう。
最後に、購入以外でヴォクシーに乗る方法として、車のサブスクリプションサービス「KINTO」を紹介します。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用がコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
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