トヨタ車&レクサス車解説
新型プリウスでキャンプするなら?装備や便利グッズを紹介!
ハイブリッドカーの代表ともいえるプリウス。最近ではキャンプなどのアウトドアでの利用も増えています。とくに新型プリウスは、使いやすいラ荷室や屋外でも使えるアクセサリーコンセントなど、キャンプで活躍する装備も充実。そこで、新型プリウスでキャンプをするときに使える装備や便利グッズを紹介します。
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
新型プリウスでキャンプするなら?
スタイリッシュな5ドアハッチバックである新型プリウスは、アウトドア用の車ではないため、キャンプに利用できるのか心配に思われるかもしれません。しかし、使いやすい荷室や屋外でも使えるアクセサリーコンセントなど、キャンプを快適に楽しめる装備が充実しています。
ここでは、キャンプで役立つ新型プリウスの装備や便利グッズを紹介します。
キャンプに便利な新型プリウスの装備・システム
キャンプをするとき、アウトドアで使える装備やシステムが車に備わっていると快適に過ごせるもの。新型プリウスには、意外にもキャンプをするときに役立つ機能が揃っています。
そこで、新型プリウスの装備のなかでもとくにキャンプに適している装備やシステムについて見ていきましょう。
デジタルインナーミラー
新型プリウスには、デジタルインナーミラーが搭載されています。デジタルインナーミラーとは、車両後方にあるカメラの映像を、ミラー内のディスプレイに表示できる機能のこと。切替レバーを操作すれば、デジタルミラーモードと鏡面ミラーモードを切り替えられます。
荷物などで視界を遮られずに後方確認ができるので、持ち物が多くなりやすいキャンプなどでも、しっかり安全確認をしながら走行が可能です。
広い荷室
新型プリウスの荷室やリヤシートは、荷物の出し入れがしやすいよう工夫されています。
荷室の床面を下げることで、広々とした荷室スペースを確保しています。開口部は直線的になっているので、クーラーボックスなどの大きめのキャンプ道具もしっかり収納でき、スムーズに出し入れしやすくなっています。
6:4分割可倒式リヤシートを搭載しているのも新型プリウスの特徴です。片側だけ、または両側を倒して荷室を広く使えるため、長さがあるものも無理なく積み込めます。
アクセサリーコンセント
新型プリウスでは、センターコンソール後部とラゲージルーム左側の2ヶ所にアクセサリーコンセント(AC100V・1500W)が搭載されています。車の走行機能を停止した状態で、電気製品が使用できるため、キャンプだけでなく非常時にも役立ちます。
また、プラグインハイブリッド車には、100Vの外部給電用コンセントとして使用できるヴィークルパワーコネクターが標準装備されているため、キャンプでも使用可能です。
なお、ハイブリッド車(2.0L)の電力供給時間は約5.0日(ガソリン満タン・消費電力400W)となっています。
※プリウス1.8Lの場合は約4.5日
プラグインハイブリッド車には、EV給電モードとHV給電モードが用意されており、それぞれに給電供給時間が異なります。
EV給電モード(PHEV)
EV給電モードとは、外出先で電気を使える給電モードのこと。エンジンをかけずにバッテリーだけで給電でき、バッテリー残量が一定値を下回ると給電が終了します。EV充電モードでは、満充電の状態から消費電力400Wで供給した場合、約11時間の給電が可能です。
HV給電モード(PHEV)
HV給電モードとは、停電や災害といった非常時にも使えるモードのこと。はじめはバッテリーのみで給電し、バッテリー残量が少なくなるとエンジンがかかって給電が継続されます。HV給電モードでは、満充電・ガソリン満タンの状態から消費電力400Wで供給した場合、約5.5日の電力が給電可能です。
外部給電アタッチメント
新型プリウスでは、非常時給電システムを作動させた状態で、野外での給電ができる外部給電アタッチメントを利用できます。
※非常時給電システムは、全グレード標準装備
外部給電アタッチメントは、後部座席のドアガラス上部に取り付けてありドアと窓を閉めた状態で電源コードを外に出せるので、車内への虫や雨天時の水の侵入を防ぎながら、電源供給が可能です。
ソーラー充電システム(PHEV)
新型プリウスのプラグインハイブリッド車には、メーカーオプションでソーラー充電システムを搭載できます。ソーラー充電システムは車両ルーフにソーラーパネルを搭載することで、走行中や駐車中に太陽光をEV走行用のエネルギーに変えるものです。
充電スタンドがなくても太陽光があれば充電できるので、長時間自然のなかで過ごすキャンプでも活用しやすいでしょう。発電量は、車内のディスプレイやスマホアプリ「My TOYOTA+」で確認可能です。
マイルームモード(PHEV)
プラグインハイブリッド車の特徴的な機能であるマイルームモードは、キャンプを楽しむ方にもおすすめの機能です。
普通充電中に外部電源の電力を使って車内のエアコンやオーディオが使えるので、充電中も自分の部屋のように車内で快適に過ごせます。電源のあるキャンプ場や帰り道の充電中などでも、車内でくつろぐことが可能です。
※マイルームモード中はアクセサリーコンセントは使用できません
電源プラグコード(PHEVに販売店装着オプション)
プラグインハイブリッド車であれば、キャンプ先で充電可能なら充電したくなりますよね。新型プリウスのプラグインハイブリッド車には、AC200V用の充電ケーブルが標準搭載されていますが、販売店装着オプションでAC100V用の電源プラグコードも搭載できます。
電源プラグコードを使うだけでAC100V仕様にできるので、電圧を変換して使いたい場合におすすめです。
E-Four(電気式4WDシステム)
新型プリウスのハイブリッド車は、E-Four(電気式4WDシステム)を採用しています。モーターの出力向上によって、滑りやすい路面でも安心して運転できる一方で、乾いた路面でも力強い発進が可能です。
キャンプでは、舗装された道路とオフロードの両方を走らなければならないケースもあるため、E-Fourを採用した新型プリウスのハイブリッド車なら、どんな道でも快適に走れるのではないでしょうか。
キャンプに便利なグッズ・アクセサリー
キャンプの際にあると便利なグッズやアクセサリーもメーカーオプションで追加することが可能です。いずれも必須ではありませんが、装備を充実させることで機能性が高まり、キャンプをより快適に楽しめるでしょう。
ラゲージソフトトレイ
ラゲージソフトトレイは、ラゲージルームの床面に設置することで車内に直接汚れがつくのを防ぐアイテムです。撥水・防水機能つきのソフト素材を採用しているので、キャンプで汚れた荷物や雨で濡れたときなども、車の汚れを気にせず積み込めます。
外周縁により車内への水滴の落下も防止。滑り止め防止機能もついているので、トレイがズレる心配もありません。価格は13,200円(税込)、セカンドシートバック用は11,000円(税込)です。
ラゲージトレイ
ラゲージトレイは、ラゲージルームに設置する樹脂製のトレイです。防水機能があるため、屋外に置いて汚れたり濡れたりした荷物の置き場所にも最適。表面がツルツルしているため、ラゲージトレイに汚れが付着しても簡単に落とせるのが特徴です。価格は11,000円(税込)となっています。
デッキボード
デッキボードは、リヤシートを前に倒したときの荷室を平らにできるボードです。たくさんのキャンプ道具を積み込む場合、荷室を広くするためにリヤシートを倒すことがあるでしょう。そこでデッキボードを使うと、床面がフラットになるので、大きなものや長いものも置きやすくなります。
デッキ下段には専用のツールボックスがあり、さまざまな荷物に対応できるよう細かい仕切りが設けられているのも嬉しいポイント。価格は20,350円(税込)です。
プリウスとも相性抜群!社外品の便利なキャンプグッズ
メーカーオプション以外に、新型プリウスに取り付けられる社外品も販売されています。カー用品店などで購入し装着する手間はかかりますが、キャンプで役立つものもあります。
ルーフキャリア
ルーフキャリアは、車の屋根に取り付けることで大きな荷物も運べるようになるアイテムのこと。車内に積みきれないキャンプ道具も快適かつ安全に運べるのが魅力です。家族4人でキャンプに行く場合などは、キャンプ道具をルーフキャリアに収納するといいでしょう。
ルーフキャリアはたくさんの種類がありますが、車種に適合したものを選ばなければ取り付けることができません。新型プリウスに適合するルーフキャリアであることを確認した上で購入するようにしましょう。
カーサイドタープ/テント
車の横に設置するタープやテントもおすすめです。プリウスはSUVやミニバンと比べて背が低いので、自立も可能なカーサイドタープ/テントであれば安心です。車の近くでタープやテントを使うことで、外部給電アタッチメントをフルに活用できるでしょう。
小川テントやコールマンなど、いろいろなメーカーがカーサイドタープ/テントを出しているので、インターネットで検索をしてみて、ご自身のキャンプスタイルやプリウスに合いそうな商品を探してみてください。
新型プリウスでキャンプ まとめ
一般的に新型プリウスはアウトドア用の車という認識はされていないものの、実はキャンプの際に便利な装備やシステムが整っています。便利グッズやアクセサリーを追加することで、よりキャンプ向きの車にカスタマイズが可能です。
街乗りからアウトドアまで、さまざまなシーンをともに過ごせる相棒として新型プリウスをチェックしてみてはいかがでしょうか。
最後に、新型プリウスに乗るなら購入以外にもトヨタやレクサスの新車に乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
≪KINTO ONE中古車≫
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