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オールシーズンタイヤとは?後悔しない冬用タイヤの選び方
オールシーズンタイヤとは、ノーマルタイヤ(夏用タイヤ)とスタッドレスタイヤ(冬用タイヤ)の特徴を併せ持つ、1年中使えるタイヤのことです。しかし、スタッドレスタイヤとは性能に違いがあるため、タイヤの性質を理解することが大切。本記事では、オールシーズンタイヤの特徴と、後悔しないための選び方について解説します。
※記事公開時の情報をベースにしており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください。
オールシーズンタイヤとは?
先述した通り、オールシーズンタイヤはノーマルタイヤとスタッドレスタイヤの特徴を併せ持つタイヤです。タイヤのサイドウォールに「スノーフレークマーク」が付いているオールシーズンタイヤであれば、高速道路で「冬用タイヤ規制」が出されていても通行可能です。
スタッドレスタイヤとは違うコンパウンド(素材)が使用されており、スタッドレスタイヤと比べて夏でも性能が落ちにくいため、1年中使用が可能です。
どんなメリットがある?
1年中使用ができるため、スタッドレスタイヤの交換に関する費用がかからないことがメリットでしょう。また、スタッドレスタイヤを使用すると発生するタイヤ保管(冬はノーマルタイヤ、夏はスタッドレスタイヤの保管)に関する手間も発生しません。突然の路面凍結や降雪があっても安心です。
後悔するようなデメリットはある?やめたほうがいい?
オールシーズンタイヤは、ノーマルタイヤやスタッドレスタイヤと同等の性能があるわけではありません。通常路面では、ノーマルタイヤの方がドライ路面やウェット路面での性能が高く、積雪路面ではスタッドレスタイヤの方が性能が高くなります。また、圧雪路や凍結路もオールシーズンタイヤは苦手としているので、そのような条件下で走る場合はスタッドレスタイヤを使用しましょう。
つまり、路面凍結や積雪が多い地域にお住まいの方や、路面凍結や積雪が多い場所によく行かれる方は、スタッドレスタイヤを履いた方がより安心でしょう。
オールシーズンタイヤを取り扱っている主なタイヤメーカーとブランド
オールシーズンタイヤを取り扱っている主なタイヤメーカーと、そのブランドを紹介します。
ヨコハマタイヤ(BluEarth-4S AW21、BluEarth-Van All Season RY61、GEOLANDAR CV 4S)
トーヨータイヤ(CELSIUS、CELSIUS CARGO)
ダンロップ(ALL SEASON MAXX AS1、ALL SEASON MAXX VA1)
ミシュラン(CROSSCLIMATE 2、CROSSCLIMATE 2 SUV、CROSSCLIMATE +、CROSSCLIMATE SUV、CROSSCLIMATE、AGILIS CROSSCLIMATE、CROSSCLIMATE CAMPING)
グッドイヤー(Vector 4Seasons Hybrid、VECTOR 4SEASONS GEN-3、VECTOR 4SEASONS GEN-3 SUV、ASSURANCE WEATHERREADY、VECTOR 4SEASONS CARGO)
ピレリ(SCORPION ALL TERRAIN PLUS、SCORPION ATR、SCORPION STR、SCORPION VERDE ALL SEASON、SCORPION VERDE ALL SEASON SF、SCORPION ZERO ALL SEASON、CINTURATO ALL SEASON SF 2、CINTURATO ALL SEASON PLUS)
オールシーズンタイヤとスタッドレスタイヤの違い
素材(コンパウンド)の違い
スタッドレスタイヤは低温でも性能が発揮できるよう、柔らかい素材を使用しているため、高温化では性能が下がります。オールシーズンタイヤは、寒冷地でも柔軟性を保ちつつ高温下でも性能が発揮されるような特殊な素材を使用しているため、夏であっても一定の性能が発揮されます。
トレッドパターンの違い
スタッドレスタイヤは、ブロック型と呼ばれる積雪路などに強いパターンを採用しているほか、サイピング(切れ込み)が細かく入っています。一方のオールシーズンタイヤは、夏用タイヤとしての性能も担保されるため、スタッドレスタイヤとは違うトレッドパターンが採用されています。メーカーによってトレッドパターンはさまざまですが、V字型と呼ばれるトレッドパターンを採用するオールシーズンタイヤが多いです。
オールシーズンタイヤの利用が向いている人
年に数回しか雪が降らず積雪しない地域に住んでいる人、路面が凍結しない地域に住んでいる人など、圧雪路や凍結路を走る心配がない人は、オールシーズンタイヤを1年中履いているほうが経済的といえるでしょう。ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤの履き替え費用を抑えることが可能です。
スタッドレスタイヤを選んだ方がいい人
冬に積雪や路面の凍結がある地域に住んでいる人、レジャー等で積雪している地域を運転する人は、冬はスタッドレスタイヤを選んだ方がよいでしょう。圧雪路や凍結路などは、オールシーズンタイヤよりスタッドレスタイヤの方が性能が高いので安心です。
後悔しない冬用タイヤの選び方まとめ
オールシーズンタイヤは、ノーマルタイヤ(夏用タイヤ)とスタッドレスタイヤ(冬用タイヤ)の特徴を併せ持ちますが、圧雪路や凍結路など苦手な場面があることがわかりました。お住まいの地域や、よく行く場所が冬にどのくらい雪が積もるのか、路面は凍結するかなどを踏まえたうえで、後悔しない冬用タイヤ選びをしてください。
KINTOなら「冬タイヤオプション」でスタッドレスタイヤに毎年交換できる!
冬用タイヤ選びが不安な方に、車のサブスクKINTOの「冬タイヤオプション」について紹介します。KINTOでは、契約時に「冬タイヤオプション」を追加すると、販売店で冬タイヤ(スタッドレスタイヤ)への交換が可能です。
冬タイヤオプションの料金には、冬タイヤ(スタッドレスタイヤ)代、ホイールセット(4本分)、シーズン履き替え費用(上限2回、タイヤ保管および保管料は販売店へ要相談)、タイヤ引き取り代金(契約満了時には車両とともに夏タイヤと冬タイヤの両方を返却)、冬タイヤ摩耗時の交換(トヨタ車・レクサス車いずれも冬タイヤのオフシーズン中の履き潰しはKINTO月額利用料内での交換の対象外。2020年5月25日以前に申し込んだ場合も対象外。レクサス車は再契約時※のみ摩耗交換対象)が含まれます。
※レクサス車を解約金フリープランで契約し、3年契約満了後引き続き再契約した場合
一般的なスタッドレスタイヤへの交換にかかる費用は、タイヤ代のほかに、必要であればホイールの費用、シーズンごとに2回の交換費用(ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤへの交換、スタッドレスタイヤからノーマルタイヤへの交換)、スタッドレスタイヤを履き潰した場合のタイヤ引き取り代金などがかかります。
KINTO契約の際に冬タイヤオプションを追加しておけば、月額料金にスタッドレスタイヤに関わる費用もコミコミにできるので、スタッドレスタイヤの購入や交換に関する出費を心配する必要がありません。降雪・積雪・路面凍結する地域にお住まいの方は、KINTOの「冬タイヤオプション」を追加しておくと冬も安心といえるでしょう。
冬タイヤオプションの詳細はこちら
車のサブスク「KINTO」とは
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサスの新車に乗れる(※)サブスクリプションサービスを中心としたサービスの総称。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE 中古車」(東京・愛知でスタート。エリア順次拡大中)
- 電気自動車(BEV)のbZ4Xが対象の「KINTO ONE bZ4X専用プラン」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用がコミコミ定額(※)のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です。
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン(※)」と、 いつでも解約金0円でライフスタイルの変化に対応できる「 解約金フリープラン(※)」の2つから選ぶことができます。
トヨタの新車は3/5/7年(※)、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車は対象外)」もあります。 申し込みは全てインターネットで完結できます。
※「KINTO ONE 中古車」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ。
※「KINTO ONE bZ4X専用プラン」では、契約期間中の電池性能(10年20万km/電池容量70%)の保証、コネクティッドサービス利用料金も込みのコミコミ定額、最初の4年間は月々定額で5年目以降は段階的に月額が下がります。5年目以降の中途解約金は0円、契約期間は最長10年。
≪関連リンク≫
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