トヨタ車&レクサス車解説
トヨタのフラッグシップセダン 15代目クラウンの燃費を紹介!
1955年の誕生から常に革新に挑み続けてきたクラウン。日本の高級車を代表する、トヨタのフラッグシップセダンです。
2018年6月に発売された15代目クラウンは、新たに車載通信機DCMを全車標準搭載した“初代コネクティッドカー”として登場。遠隔で走行アドバイスや車両診断が受けられる「eケアサービス」など、新たなモビリティライフを提案しています。
本記事では、15代目クラウンの特徴をおさらいしつつ、燃費性能や走行性能を紹介します。
※本記事は15代目クラウン(2018年6月~2022年7月)に関する内容を含みます。最新モデルの16代目クラウンについては、以下の関連記事をご参照ください。
<この記事の目次>
クラウンのカタログ燃費は?
クラウンのグレード別カタログ燃費(WLTCモード)は以下の通りです。
グレード | 2WD | 4WD | |
---|---|---|---|
3.5L ハイブリッド車 | RS Advance | 16.0 | - |
G-Executive | 16.0 | - | |
2.5L ハイブリッド車 | RS Advance | 20.0 | 18.2 |
RS | 20.0 | 18.2 | |
RS-B | 20.0 | 18.2 | |
G-Executive | - | 18.2 | |
G | 20.0 | 18.2 | |
S | 20.0 | 18.2 | |
B | 20.0 | 18.2 | |
2.0L ターボガソリン車 | RS Advance | 12.4 | - |
RS | 12.4 | - |
※数値はWLTCモード燃費(km/L)
クラウンの燃費性能は、3種類のパワートレインと駆動方式によって異なります。
3.5L ハイブリッド車
システム最高出力359psという強力なパワーを誇る、3.5Lハイブリッド車(2WD)の燃費はWLTCモード16.0km/L。3.5 LのV型6気筒エンジンと、2つのモーター、10段変速機構を組み合わせたマルチステージハイブリッドをトヨタとしては初採用しています。これにより、胸のすくようなエモーショナルな走りと、燃費性能に優れた快適なクルージング走行という2つの走りを両立します。
2.5L ハイブリッド車
最も燃費性能に優れるクラウンは2.5Lハイブリッド車。パワートレインは、高い燃焼効率と高出力を両立する2.5 Lダイナミックフォース・エンジンにハイブリッドシステムを組み合わせたものでシステム最高出力226psという大パワーと、2.5L車としてはクラストップレベルのWLTCモード20.0km/L(4WDは18.2km/L)の低燃費を両立します。
2.0L ターボガソリン車
2.0Lのターボガソリン車(2WD)の燃費はWLTCモード12.4km/L。トヨタ独自の直噴ターボエンジンを採用し、1,650回転の低回転で最大トルク350Nmを発生させることで、低中速域での力強い加速性能を実現。心地よい加速を味わえます。
※本記事は15代目クラウン(2018年6月~2022年7月)に関する内容を含みます。15代目クラウンのグレードや当時の価格についてはトヨタ公式サイト内の15代目クラウンのカタログを、最新モデルのクラウンのグレードや価格に関してはクラウン公式サイトでご確認ください。
クラウンの特徴
1955年の初代の誕生から現在まで、常に最新の技術を採用。進化し続けるフラッグシップセダンとして君臨するのがクラウンです。
クラウンでは、初代コネックティッドカーとして、車載通信機DCMを全車に標準搭載するとともに、T-Connectサービスを3年間無料で提供。自動車と「トヨタスマートセンター」が通信でやりとりするコネクティッドサービスを通じて、安心・安全、快適・便利なサービスを実現します。
具体的には、事故や急病などの緊急事態に専門のオペレーターに接続し、対応をサポートする「ヘルプネット」や、警告灯点灯時に自動車から発信される情報をもとに、適切なアドバイスを行う「eケア(走行アドバイス)」、専任のオペレーターが、ナビの目的地設定やホテル・レストラン予約など様々なリクエストに対応してくれる「オペレーターサービス」など、24時間365日ドライバーをサポートします。
また、流麗で引き締まったスポーティな外観デザインもクラウンの特徴のひとつ。6ライトウィンドウを採用することで、ルーフから荷室にかけての伸びやかで美しいサイドシルエットを実現しています。
さらに、走る・曲がる・止まるといった車両性能も大きく進化。“最も過酷”と称されるドイツのニュルブルクリンク・サーキットでの走行テストを実施。ドライバーが意のままに操れる走行安定性を実現しています。
トヨタのフラッグシップセダンならではの高級感
クラウンの魅力は、フラッグシップセダンならではの高級感にあります。FRらしいロングノーズ、タイヤの張り出しを強調した凝縮感、そして低重心でスポーティな骨格。強さとエレガンスさを両立したスポーティセダンらしいデザインです。
インテリアでは、乗る人の五感に響く高い品質を追求。何気なく肌が触れたところに、心地よい上質さが感じられるよう、素材が吟味されています。さらに、先進の予防安全技術「Toyota Safety Sense」も最新の機能を満載。フラッグシップセダンならではの充実度を誇ります。
クラウンの乗り心地や走行性能
クラウンが目指したのは、ドライバーの意のままの走り。その実現のために、TNGAに基づく新しいプラットフォームが採用されました。
エンジンなどのパワートレインを低いところに配置して重心を下げ、重心位置から遠いエンジンフードやフロントフェンダーなどに軽量なアルミ素材を使用。構造用接着剤の塗布量を増やしてボディ剛性のアップなども行い、目線のぶれないフラットな乗り心地を実現しています。
また車体骨格構造や防音材配置の最適化に加え、スピーカーからノイズの逆相となる音を出すアクティブノイズキャンセルコントロールの採用などで、静粛性を向上させています。
クラウンの安全性能
クラウンは、最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備しています。
その安全性能は2018年度の日本の自動車安全性評価プログラムであるJNCAPでも高く評価され、衝突安全性能評価において最高ランクとなる「衝突安全性能評価ファイブスター賞」、予防安全性能評価でも最高ランクの「予防安全性能評価ASV+++(トリプルプラス)賞」を受賞しています。
さらに2020年11月には、「Toyota Safety Sense」に、ドライバーの異常を検知したときに徐々に車両を減速させ自車線内に停車させる「ドライバー異常時対応システム」や、「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)」にAI技術を利用したカーブ速度抑制機能などを追加。安全・安心機能を進化させています。
クラウンの燃費性能まとめ
日本の高級車を代表するトヨタのフラッグシップセダン「クラウン」。
クラウンの走りは、TNGA採用による低重心化やボディの高剛性化により、意のままのハンドリングとフラットな乗り心地を獲得しています。
これらを実現しながら、2.5L車ではクラストップレベルの低燃費性能を両立させている点にも、王者の風格を感じずにはいられません。
さて、ここからはクラウンの購入を検討する方向けに、購入以外にもクラウンに乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
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