トヨタ アクアの中古車の選び方とは？価格の相場などをご紹介！

アクアの中古車を選ぶ際のポイント

アクアの中古車を選ぶ際には、年式やグレード、オプション装備などを考慮しつつ検討していくことが重要です。ここでは、それぞれについて詳しく紹介します。

年式による違いと特徴

アクアは、2011年12月の発売以来、2度のマイナーチェンジを経て2021年7月に2代目のアクアが誕生しています。

以下で、それぞれの特徴について紹介します。

2011年12月発売モデル（初代アクア）

初代アクアは、小型・軽量・高効率の1.5Lハイブリッドシステムを搭載し、優れた燃費性能を実現しています。

コンパクトなボディに優れた空力性能とゆとりある室内空間を両立し、アクティブで楽しいスタイルが特徴です。フロントシートはゆったりサイズで、リヤシートにはヘッドクリアランスやひざ周りに余裕を持たせる工夫をしたことで、快適な室内空間を実現しています。ハイブリッドバッテリーは小型化され、リヤシート下に配置することで広い荷室空間も確保しています。

また、ロングホイールベースと低重心設計により優れた操縦性を実現し、エンジンとモーターの力の融合で滑らかな加速が可能です。さらに、センターメーター内にエコドライブサポート機能が搭載され、楽しくエコな運転ができます。

2014年12月発売モデル（マイナーチェンジ）

2014年12月のマイナーチェンジでは、アクアの個性をさらに際立たせるため、クロスオーバースタイルの新グレード「X-URBAN」が追加されました。

内外装のデザインも刷新され、外装は先進的でアクティブな印象、内装は上質さを強調するものとなっています。さらに、優れた燃費性能を維持しつつも、操縦安定性と快適性が向上しています。

2017年6月発売モデル（マイナーチェンジ）

2017年6月のマイナーチェンジでは、アクアの外観がより先進的で洗練されたデザインに変更されました。フロントには新しいヘッドランプやバンパーなどが採用され、リヤはリフレクターの配置変更によりスタイルとしての安定感が向上しています。

内装には、TFTマルチインフォメーションディスプレイ（※1）とホワイトソフトレザーのシート（※2）を採用し、上質な雰囲気を醸し出しています。
※1「L」を除く
※2「Crossover」「G“ソフトレザーセレクション”」に設定

走行性能も向上し、ボディ剛性の強化やタイヤサイズを大きくしたことにより、優れた操縦安定性と快適な乗り心地が実現しました。

また、新グレード「Crossover」が追加され、専用デザインとチューニングでSUVらしい操舵感を追求しています。さらに、エンジンとハイブリッドシステムの改良によって、燃費性能も向上しています。

2021年7月発売モデル（2代目アクア）

2021年7月発売モデルの2代目アクアは、カーボンニュートラル実現に向けて全面的に刷新されました。従来型と比べて約20％向上した燃費性能を実現し、低燃費と電動車らしい軽快で上質な走りを両立しています。

コンパクトで使い勝手の良いボディサイズというアクアのアイデンティティを残しつつ、上質な内外装デザインを採用しました。環境性能の向上だけでなく、心地よい加速による上質な走行感覚を実現しています。

さらに、災害時などの緊急事態に備え、全車に給電機能を搭載しました。AC100V・1,500Wのアクセサリーコンセントや、停電時にも車から電気を取り出せる「非常時給電モード」を全車に標準装備するなど、実用的な装備も充実しています。

グレードの選び方

現行（2024年8月現在）のアクアには、4つのグレードと特別仕様車が用意されています。グレードごとの特徴は次の表のとおりです。

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詳しい装備の違いなどはトヨタ公式サイト「アクア WEBカタログ」をご覧ください。

オプション装備

アクアには、電子機器・外装カスタマイズ・内装オプション・実用的なアクセサリーなど、多様なオプション装備が用意されています。これらを組み合わせて理想的な車にカスタマイズできます。

ただし、メーカーオプションの場合は新車購入時にのみ選択可能であり、後付けができません（※）。
※販売店（ディーラー）オプションの場合は納車後に取り付ける（後付け）こともできます

中古車を選ぶ際には、どのようなオプション装備が付帯しているのかを確認するようにしましょう。

アクアを中古で購入する際に確認するポイント

燃費のよさで人気の高いアクアは中古車市場でも多く流通しており、購入を検討している方も多いのではないでしょうか。しかし、中古車選びは慎重に行わなければ思わぬトラブルにつながる可能性もあります。ここでは、アクアの中古車購入時に確認すべきポイントを紹介します。

事故歴・修復歴の有無

事故などで修復歴のある中古車は、修復歴のないものに比べて車両本体価格が低く設定されている場合が多いです。その点を考慮に入れて、購入を検討しましょう。

また、車は衝撃吸収設計が施され、修復技術も向上しています。ただし、事故歴のある車は再事故時の安全性が不確実です。価格とリスクを勘案して選びましょう。

車検の有無

中古車の車検が切れている場合、納車時に新しい車検を取得する必要があります。その際、車検を通す際にかかる費用や自賠責保険料がかかります。

走行距離

走行距離や年式は中古車の価格に影響を与えます。走行距離の長い車ほど、価格が安くなる傾向にあります。

記録簿の有無

記録簿は「定期点検整備記録簿」と呼ばれ、中古車がどのような整備を受けてきたかを示す資料です。過去の点検や整備の記録を確認することにより、消耗部品の交換時期を把握できます。

外装・内装の状態

外装では傷やへこみがないかをしっかりチェックすることが重要です。小さな傷やへこみは修理されていないこともあるため、購入後に修理が必要な場合はその費用も検討しておきましょう。

内装については、シミや汚れ、タバコやペットのにおいが残っていることもあります。これらの点も確認しておくことが重要です。

電装系の動作

電装品の中でもパワーウィンドウの修理費用は高額になりがちです。すべて同時に開閉してスムーズさや異音を確認しましょう。エアコンやカーナビも正常に動作しない場合には、電気系統の問題がある可能性もあるため、入念なチェックが必要です。

タイヤの状態

タイヤの溝が3.2mm以上であれば安全な走行が可能であり、3.2mm未満〜1.6mm以上の場合は交換が推奨されます。1.6mm以下や溝なし・ひび割れの場合は交換が必要です。

足回りの状態

ホイールに深い傷がある中古車は、乱暴に扱われてきた可能性があり、足回りに問題があるかもしれません。入念にチェックしましょう。

エンジンルームの状態

エンジン始動時の反応を確認しましょう。一回でスムーズに始動するかを確認しましょう。

エンジン音の異常の有無

エンジンが温まった後のアイドリング状態を観察し、「回転の安定性」「異音の有無」「マフラーからの排気音や排気ガスの色」などをチェックします。

過度な騒音や異常な排気ガスの色は問題の兆候かもしれません。特に大きな音は、マフラーの損傷を示唆している可能性もあるため、慎重に確認するようにしましょう。

アクアの中古車の価格相場

アクアの中古車の価格相場は、車の状態やグレードによって異なりますが、約40万〜300万円程度です（※2024年8月調査時）。

価格の相場は変動するため、定期的に最新の情報を確認するようにしましょう。

参考：トヨタ認定中古車「アクアの中古車」

中古車購入時の費用の内訳

車を購入する際の費用は、車両本体価格だけではありません。様々な支払い項目があり、これらは「諸費用」と呼ばれます。諸費用は「法定費用」と「代行費用」の2種類に分けられます。

法定費用は、車両を購入・所有するために必要な費用です。これには税金や自賠責保険（強制保険）の保険料などが含まれます。代行費用は、車両の登録や納車などの手続きを販売店に依頼する場合にかかる手数料です。

以下では、それぞれの項目について詳しく解説します。

法定費用

法定費用の内訳は、以下のとおりです。

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代行費用

代行費用の内訳は、以下のとおりです。

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アクアの中古車を選ぶならどこがいい？

アクアの中古車を探す際、信頼性と品質保証を重視するのであれば「トヨタの認定中古車」が魅力的な選択肢です。また、車の維持費（任意保険も含む）がコミコミのサブスクにしたい方には「KINTO ONE（中古車）」が適しています。

ここでは、これら2つの選択肢について詳しく紹介し、ニーズに適した購入方法を見つけるためのヒントをお届けします。

トヨタ認定中古車なら3つの安心がある

トヨタ認定中古車は、トヨタならではの「3つの安心」を提供する中古車ブランドです。

 まるごとクリーニング

見えない部分まで清潔に保たれ、エンジンルームからシートを外した箇所まで洗浄されています。

プロの検査員が車両を徹底的に検査

総合評価や内外装の状態が一目でわかる車両検査証明書を提供することにより車の状態を公開しています。

ロングラン保証（一部対象外の車両あり）

トヨタ認定中古車は、1年間走行距離無制限の「ロングラン保障」が付いており、年式にかかわらず全国約5,000ヶ所のトヨタ店舗で保証修理を受けられるため購入後も安心です。

KINTO ONE（中古車）でアクアに納期1ヶ月～2ヶ月で乗れる

まとめ

アクアの中古車選びでは、年式やグレード、オプション装備に注目しましょう。初代から2代目まで、各モデルの特徴を理解することが大切です。 

購入時は事故歴・車検・修復歴・走行距離などを細かくチェックし、外装・内装・電装系・タイヤ・エンジンの状態も確認しましょう。また価格動向を把握し、予算に応じた選択をしましょう。トヨタ認定中古車なら3つの安心が付帯し、KINTO ONE（中古車）は、トヨタの新車が対象のサブスク「KINTO ONE」で使用された車両の中から状態の良い車を取り扱っています。走行距離が少なめの車両を厳選していたり、トヨタの販売店でメンテナンスを行っていたりと、厳しいチェックを受けているため安心です。

ここからは、KINTO ONE(中古車)も含めて、車のサブスクリプションサービスを展開するKINTOについてご紹介します。