トヨタ車&レクサス車解説
新型アルファード/ヴェルファイアのタイヤ・ホイールサイズ
2002年、アルファードは高級志向のユーザーのために『トヨタの最高級ミニバン』として誕生。2008年に2代目アルファードの発表とともにヴェルファイアが設定されました。2015年に3代目アルファード/2代目ヴェルファイアが発売。そして、2023年6月に4代目となる新型アルファード/3代目となる新型ヴェルファイアが発売されました。
本記事では、新型アルファード/ヴェルファイアのタイヤサイズ・ホイールサイズを細かく解説するとともに、タイヤ・ホイールの基礎知識もあわせて紹介します。
なお、トヨタでは、純正装備およびメーカーオプションで設定されているサイズ以外のタイヤ・ホイールを装着するようなインチアップ、インチダウン、オフセットの変更などを推奨しておりません。そこで今回は、純正装備およびメーカーオプション、そのほかモデリスタやGRパーツなど、販売店で購入可能なタイヤ・ホイールのみを紹介します。
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
新型アルファード グレード別のタイヤ・ホイールサイズ
新型アルファードには、『Executive Lounge』と『Z』という2つのグレードが存在します。装着するタイヤは、Executive Loungeは17インチ、Zはハイブリッド車・ガソリン車ともに18インチが標準装備となります。また、注文時に選択できるメーカーオプションとして、Executive Loungeは19インチ、Zは17インチが用意されています。
以下表は、新型アルファードで新車購入時に選択できるタイヤ・ホイールのバリエーションです。表のとおり、新型アルファードのホイールは、各グレードで2種類ずつ、全4種類あることがわかります。
<●:標準装備 △:メーカーオプション> 単位:約mm
グレード | 設定 | タイヤサイズ | ホイールサイズ | P.C.D. | インセット | ハブ穴径 | ハブボルト関係 | 締結方法 | |
穴径 | 穴数(個) | ||||||||
Executive Lounge | ● | 225/65R17 102H | 17×6 1/2J アルミホイール(スパッタリング塗装) | 120 | 40 | 60 | 22.5 | 5 | ナット締結 |
△ | 225/55R19 103H XL | 19×7J アルミホイール(切削光輝+ブラック塗装) | |||||||
Z | ● | 225/60R18 100H | 18×7J アルミホイール(スーパークロームメタリック塗装) | ||||||
△ | 225/65R17 102H | 17×6 1/2J アルミホイール(シルバーメタリック塗装) |
タイヤサイズやホイールサイズは、外径や太さなどを表す数値です。P.C.D.は“Pitch Circle Diameter”の略で、日本語ではピッチ円直径と訳され、簡単に言えばハブボルトの穴位置を示すものです。そのほか、インセットはホイール(リム幅)の中心線から取り付け面までの距離、ハブ穴径はホイール取り付け面のセンター部分にある穴のサイズ、ハブボルト関係の穴径はハブボルト穴の直径、穴数(個)はハブボルト穴の数を示します。
次から詳しいタイヤ・ホイールのサイズについて説明します。
新型アルファード Executive Loungeに標準装備のタイヤ・ホイールサイズ
新型アルファードExecutive Loungeは、品格を際立たせた専用の225/65R17タイヤ&17×6 1/2Jアルミホイール(スパッタリング塗装)を標準装備しています。
新型アルファード Executive Loungeにメーカーオプションのタイヤ・ホイールサイズ
新型アルファードExecutive Loungeは、標準装備となる17インチのほか、立体的な矢じり型切削面で斬新な高級感を表現した225/55R19タイヤ&19×7Jアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装)も選択可能。メーカーオプションの価格は3万3,000円(税込)です。
新型アルファード Zに標準装備のタイヤ・ホイールサイズ
新型アルファードZは、225/60R18タイヤ&18×7Jアルミホイール(スーパークロームメタリック塗装)が標準装備となります。トリプルスポークで力強さを演出したデザインが特徴です。
新型アルファード Zにメーカーオプションのタイヤ・ホイールサイズ
新型アルファードZでは、標準装備となる18インチタイヤ・ホイールのほか、225/65R17タイヤ×6 1/2Jアルミホイール(シルバーメタリック塗装)がメーカーオプションで用意されています。乗り心地を重視する方、またコストを抑えたい場合など、18インチから17インチへのインチダウンも可能です。メーカーオプション価格は、マイナス5万5,000円(税込)です。
新型ヴェルファイア グレード別のタイヤ・ホイールサイズ
新型ヴェルファイアは、『Executive Lounge』と『Z Premier』という2つのグレードが存在します。Executive Loungeはハイブリッド車のみ、Z Premierはハイブリッド車とターボガソリン車をラインアップ。タイヤ・ホイールについて、全グレード19インチが標準装備となりますが、ホイールのデザインがグレードごとに違います。また、注文時に選択できるメーカーオプションとして、Executive Lounge/ Z Premierともに17インチが用意されています。
以下表は、新型ヴェルファイアで新車購入時に選択できるタイヤ・ホイールのバリエーションです。表のとおり、新型アルファードのホイールは、各グレードで2種類ずつ、全4種類あることがわかります。
<●:標準装備 △:メーカーオプション> 単位:約mm
グレード | 設定 | タイヤサイズ | ホイールサイズ | P.C.D. | インセット | ハブ穴径 | ハブボルト関係 | 締結方法 | |
穴径 | 穴数(個) | ||||||||
Executive Lounge | ● | 225/55R19 103H XL | 19×7J アルミホイール(切削光輝+ブラック塗装) | 120 | 40 | 60 | 22.5 | 5 | ナット締結 |
△ | 225/65R 17 102H | 17×6 1/2J アルミホイール(スパッタリング塗装) | |||||||
Z Premier | ● | 225/55R19 103H XL | 19×7J アルミホイール(ブラックスパッタリング塗装) | ||||||
△ | 225/65R17 102H | 17×6 1/2J アルミホイール(シルバーメタリック塗装) |
タイヤサイズやホイールサイズは、外径や太さなどを表す数値です。P.C.D.は“Pitch Circle Diameter”の略で、日本語ではピッチ円直径と訳され、簡単に言えばハブボルトの穴位置を示すものです。そのほか、インセットはホイール(リム幅)の中心線から取り付け面までの距離、ハブ穴径はホイール取り付け面のセンター部分にある穴のサイズ、ハブボルト関係の穴径はハブボルト穴の直径、穴数(個)はハブボルト穴の数を示します。
新型ヴェルファイア Executive Loungeに標準装備のタイヤ・ホイールサイズ
新型ヴェルファイアExecutive Loungeに標準装備の19インチは、立体的造形のスポークが表現する次世代エレガンスをテーマにした225/55R19タイヤ&19×7Jアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装)です。
新型ヴェルファイア Executive Loungeにメーカーオプションのタイヤ・ホイールサイズ
新型ヴェルファイアExecutive Loungeでは、標準装備の19インチのほか、17インチもメーカーオプションとして設定されています。225/65R17タイヤ&17×6 1/2Jアルミホイール(スパッタリング塗装)で、品格を際立たせる塗装で王道の高級感を表現したホイールとなっています。メーカーオプションの価格については、マイナス3万3,000円(税込)です。
新型ヴェルファイア Z Premierに標準装備のタイヤ・ホイールサイズ
新型ヴェルファイア Z Premierの標準装備は、Executive Loungeと同様に19インチとなっています。225/55R19タイヤ&19×7Jアルミホイール(ブラックスパッタリング塗装)は、ダークな塗装で力強さと存在感を放つ専用ホイールとなっています。
新型ヴェルファイア Z Premierにメーカーオプションのタイヤ・ホイールサイズ
新型ヴェルファイアExecutive Loungeと同様、Z Premierでもメーカーオプションとして17インチが設定されています。多軸スポークで表現した端正なデザインとシンプルなシルバーメタリック塗装が特徴で、サイズは225/65R17タイヤ&17×6 1/2Jアルミホイール(シルバーメタリック塗装)となります。メーカーオプションの価格はマイナス11万円(税込)です。
新型アルファード/ヴェルファイアのトヨタ系カスタムブランドのタイヤ・ホイールサイズ
新型アルファード/ヴェルファイアには、標準装備およびメーカーオプションのタイヤ・ホイールのほかに、純正アクセサリー&カスタマイズパーツとして『モデリスタ』と『GRパーツ』からアルミホイール&タイヤセットが用意されています。
ちなみにモデリスタは、トヨタのメーカー系カスタマイズブランドで、エアロパーツやホイール、そのほかインテリアパーツなどの製造・販売を手がけています。また、GRパーツは、トヨタグループ公式のカスタムパーツブランドで、“モータースポーツからのフィードバック”というGRの理念を形にした機能美溢れるアフターパーツを展開しています。
こちらでは、新型アルファード/ヴェルファイア用にモデリスタおよびGRパーツからリリースされているアルミホイール&タイヤセットを紹介します。
20インチ アルミホイール&タイヤセット(セキュリティロックナット付)
新型アルファード/ヴェルファイア用にモデリスタパーツとして設定されているアルミホイール&タイヤセットは、サイズが20インチで1台分43万4,500円(税込)です。ホイールは、MODELLISTA WingDancer X Ⅶ(ブラック×ポリッシュ)で、サイズは20×8Jインセット40となっています。また、セットされているタイヤは、ミシュラン プライマシー4+で、サイズは235/45R20です。対応は、ハイブリッド車(E-Four)を除く全車で、価格にはセンターキャップやバルブ、ロックナット(ブラック)、ナット(ブラック)も含まれています。
GR20インチ鋳造アルミホイール&タイヤセット (セキュリティロックナット付)
新型アルファード/ヴェルファイア用として、GRパーツからもGR20インチ鋳造アルミホイール&タイヤセット (セキュリティロックナット付)が用意されています。価格は1台分43万4,500円(税込)とモデリスタパーツのアルミホイール&タイヤセットと同様です。サイズは、ホイール20×8Jインセット40、タイヤはミシュラン プライマシー4+で235/45R20です。対応は、ハイブリッド車(E-Four)を除く全車で、価格にはセンターキャップやバルブ、ロックナット(ブラック)、ナット(ブラック)も含まれています。
タイヤ・ホイールの基礎知識
タイヤサイズ・ホイールサイズを見るときは、それぞれの数値がどのような意味なのか理解しておくことが大切です。ここからは、タイヤサイズやホイールサイズの基礎知識について簡単に紹介します。
タイヤサイズの確認方法
タイヤサイズは、「225/65R17 102H」などと表記されます。それぞれの表記の意味は次のとおりです。
「225」:タイヤの幅
「65」:偏平率
「R」:タイヤの構造(Rはラジアルタイヤ)
「17」:ホイールリムの径(インチ)
「102」:ロードインデックス(タイヤ負荷の最大質量)
「H」:速度記号(走行可能な最高速度の記号)
12ケタで示されるタイヤサイズには、それぞれに意味があり、タイヤそのもののサイズだけでなく、性能も示しています。
ホイールサイズの確認方法
ホイールサイズは、「17×6 1/2J」などと表記されます。それぞれの表記の意味は次のとおりです。
「17」:リムの径(インチ)
「6 1/2」:リムの幅(インチ)
「J」:タイヤがはまる部分の形状
ホイールサイズの表記では、ホイールそのものの口径や幅などを知ることができます。
タイヤ交換時の注意点
タイヤやホイールを交換する際には、基本的に純正装着されているサイズを選びましょう。インチアップしたりインチダウンしたりすると車体やブレーキに干渉することがあるため、無理なサイズ変更は避けた方がよいです。トヨタでは、純正装備およびメーカーオプションで設定されているサイズ以外のタイヤ・ホイールを装着するようなインチアップ、インチダウン、オフセットの変更などを推奨しておりません。
また、幅が広いタイヤを装着して車体からタイヤがはみ出してしまうと、車検に合格できません。そのため、タイヤやホイールのサイズ変更をする際には、車検に合格するサイズを選びましょう。
タイヤ交換の目安は、スリップサインの露出や経年劣化によるひび割れや硬化など、あらゆる側面から時期を判断します。タイヤ交換については、下記の記事内で詳しく紹介していますので参考にしてみてください。
新型アルファード/ヴェルファイアのタイヤサイズ・ホイールサイズのまとめ
『快適な移動の幸せ』の追求のため、新型アルファード/ヴェルファイアは『性能を世界基準に昇華させる』を開発テーマに定め、プラットフォームを刷新。“高級サルーン”として振動・騒音対策、燃費や走りといった基本性能を向上させながら、内・外装デザイン、ゆとりの室内空間、使い勝手といった多くの価値を持った車です。
また、新型ではアルファードとヴェルファイアの個性を明確化し、新型ヴェルファイアは『運転する喜び』を感じられるように専用のサスペンションチューニングやボディ補強なども施されたほか、専用のターボエンジンを設定するなど差別化が図られています。そのあたりの違いがタイヤ・ホイールの設定にも現れています。
アルファードとヴェルファイア、さらにグレードごとに選択できるタイヤ・ホイールも異なるので、車種選択の際にあわせて吟味してみましょう。
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