トヨタ車&レクサス車解説
トヨタMサイズミニバンの高級車?エスクァイアをレビュー!
5ナンバーサイズのミニバンの中で、3車種合計の販売台数で首位を走るノア/ヴォクシー/エスクァイアの3兄弟。その中では末っ子として登場したエスクァイアは、ワンランク上の「ラグジュアリーな雰囲気が楽しめる上級モデル」として位置づけられている車種です。
2014年にデビューしたエスクァイアは、走りも機能も成熟。ハイブリッド/ガソリンエンジンのどちらを選んでも、洗練されたドライブを楽しむことができます。
※トヨタ「エスクァイア」は2021年12月に生産終了しました
トヨタ「エスクァイア」とは?
ミニバン最激戦区となる5ナンバーサイズ(全長:4,700mm以下 、全幅:1,700mm以下、全高:2,000mm以下、排気量:661cc以上2,000cc以下)の中で、ベストセラーの座をキープし続けるノア/ヴォクシー/エスクァイア。いずれも走り、環境、経済性などすべての面でバランスが取れた、クラスのリーダーカーにふさわしい人気モデルです。
その中でもエスクァイアは上質感を強く打ち出した、贅沢な雰囲気が味わえる仕上がりが特徴。フロントシンボルは、盾をイメージしたデザイン。窓枠やリヤゲートまでメッキパーツを多用したエクステリアは、ノア/ヴォクシーよりも高級感を醸し出しています。アルミホイールやフォグランプも全グレードに標準装備しています。
エスクァイアの走り
エスクァイアのパワーユニットは、ノア/ヴォクシーと同じく2.0Lのガソリンエンジンと1.8Lハイブリッドの2種類です。2.0Lの自然吸気エンジンの最高出力は152ps。アクセルを踏み込むとエンジン回転の上昇とともにスムーズに加速します。
エスクァイアのハイブリッドシステムは、1.8L 直列DOHCと2モーターの組み合わせのパワーユニットがシステム最高出力136psと十分なパワーを発揮します。発進直後はモーター走行、スピードが上昇するとエンジンが始動しますが、切り替え後も走行中の静粛性はそのまま。市街地でも高速道路でも、スムーズで高級感のある走りが楽しめます。
エスクァイアの燃費は?
静粛性の高さと燃費の良さもエスクァイアの魅力です。一定の条件下で平坦な道をライトやエアコンを使用せずに計測したWLTCモードカタログ燃費は、2.0Lガソリン車が12.6~13.6km/L、ハイブリッド車は全グレード共通の19.8km/L です。
5ナンバーサイズのミニバンは燃費の良さが魅力ですが、エスクァイアのハイブリッド燃費はその中でもトップクラス。多人数での乗車で高速道路を多く走るユーザーなら、パワーに勝る2.0Lのガソリン仕様にもメリットがあります。
エスクァイアの安全性能
エスクァイアは、安全装備としてトヨタ独自の先進安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備。レーザーレーダーと単眼カメラを併用した検知センサーと、それに基づく統合的な制御により、事故の回避や衝突被害の軽減を支援します。
エスクァイアの「Toyota Safety Sense」には、「プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ/レーザーレーダー+単眼カメラ方式)」「レーンディパーチャーアラート」「オートマチックハイビーム」の3つの機能が含まれます。
ほかにも「先行車発進告知機能」や「パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)」などの安全機能が搭載されています。
エスクァイアの内装
低床フロア化から生み出される室内空間の広さと乗り降りのしやすさはこのクラスでも屈指。運転席からクルマのボンネットフードが見えるため、車両感覚がつかみやすく、狭い道も安心して運転できます。また、フロントピラーのスリム化や三角窓の拡大などにより、側方視界も良好です。
7人乗りのセカンドシートにキャプテンシートを採用。横スライド機構と薄型化したワンタッチスペースアップサードシートの組み合わせで、最大810mmもの超ロングスライドが可能です。リビングのようにくつろげる空間が広がります。
シートはしっかりした座り心地。エスクァイアの特別仕様車のGi“Premium Package・Black-Tailored”は合成皮革のコンビ仕様で、さらに上品な質感を醸し出しています。1,400mmと室内高も高いため、どの座席でも開放感満点。3列目シートを跳ね上げて荷室を広げる動きもワンアクションでできるなど、細部まで様々な工夫が盛り込まれています。
エスクァイアのカタログ
※トヨタ「エスクァイア」は2021年12月に生産終了しました。エスクァイアのグレードや当時の価格についてはトヨタ公式サイト内のエスクァイアのカタログでご確認ください。
上質さで選ぶならエスクァイア
ミドルサイズミニバンのベストセラーとして、実用性の高さを磨いてきたノア/ヴォクシー。その兄弟車として、上質なパッケージを打ち出した高級志向のモデルとして登場したのがエスクァイアです。5ナンバーサイズのボディなので狭い道でも安心して運転できるのも大きな魅力です。
内装デザインには落ち着いた雰囲気の高級感ある素材を使い、その一方で使い勝手のよさも両立。特にハイブリッド車は燃費もよく、経済性にも優れています。ノア/ヴォクシーに上質感で差をつけたいユーザーにおすすめしたいモデルです。
最後に、購入以外にもトヨタやレクサスの新車に乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
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