車のサブスク解説

KINTOの走行距離制限と超過料金の仕組みを分かりやすく解説【利用タイプ別診つき】

KINTOの走行距離制限と超過料金の仕組みを分かりやすく解説【利用タイプ別診つき】

車のサブスクリプションサービス「KINTO」に興味はあるけれど、「走行距離制限が気になる…」という方も多いのではないでしょうか。「毎日の通勤や週末の遠出で、もし制限を超えてしまったら高額な追加料金がかかるのでは?」と不安に感じますよね。

KINTOでは月々の走行距離に上限はなく、契約期間全体での走行距離で計算されるため、意外と柔軟に利用できます。

この記事では、KINTOの走行距離の仕組みや超過した場合の料金体系を分かりやすく解説。さらに、5つの具体的な利用シーン別に走行距離をシミュレーションし、あなたのカーライフではどのくらい余裕があるのか、もし超過したらいくらかかるのかを徹底検証します。ぜひご自身の使い方と照らし合わせながら、走行距離の不安を解消してください。

KINTOに走行距離の制限はある?

月々の走行距離に上限はありませんが、ご契約期間全体でご利用いただける「基準走行距離」が設定されています。この基準は「1,500km × ご契約月数」(年間18,000km相当)で算出され、総走行距離が基準を超えた場合、ご契約終了時に超過分をまとめてご精算いただいています(※)。
※ご契約期間中に月間の走行距離が1,500kmを超えた場合でも、車両返却時の総走行距離が「1,500km × ご契約月数」の合計値を超過していなければ、追加精算金は発生しません

契約年数ごとの基準走行距離

  • 3年契約(36ヶ月): 54,000km
  • 5年契約(60ヶ月): 90,000km
  • 7年契約(84ヶ月): 126,000km
    ※解約金フリープランで再契約した場合も、1,500km×契約月数で計算

基準走行距離を超えた場合の超過料金

車種区分

1kmあたりの超過料金(税込)

トヨタ車(電気自動車を除く)

11円

トヨタ(電気自動車)・レクサス車・SUBARU車

22円

※ご契約期間中に月間の走行距離が1,500kmを超えた場合でも、車両返却時の総走行距離が「1,500km × ご契約月数」の合計値を超過していなければ、追加精算金は発生しません
※中途解約(のりかえGOのご利用による中途解約を含む)の場合の基準走行距離は、「1,500km × 解約月までのご利用月数の合計」となります

走行距離が基準を超える使い方とは?

国土交通省の統計によると、自家用車の年間平均走行距離はおおむね1万km前後とされています。それに対し、KINTOの基準走行距離は年間18,000kmですのでかなりの余裕をもって設定されています。そのため、多くのお客様は走行距離をあまり意識せずご利用いただくことが可能ですが、万が一、ご返却時に超過してしまっても、追加料金は明朗な料金体系で計算されますので、お客様ご自身でもご確認いただけます

では、実際にどのような車の使い方をすると、どのくらいの走行距離や料金になるのでしょうか。代表的な5つのタイプ別にシミュレーションしてみました。
※超過料金はトヨタ車(11円/km)で計算しています

【タイプA】週末・近所での利用が中心の方

平日はあまり運転せず、週末の買い物や送迎がメインのスタイルです。

【事例①】近所の買い物メイン(年間 約3,500km)

近所の買い物メイン(年間 約3,500km)の画像
利用イメージ
  • 平日:スーパー(片道3km)へ週3回、駅への送迎(片道5km)を週2回
  • 週末:少し大きめのショッピングモール(片道15km)へ週1回
走行距離の計算
  • 平日:(3km×2往復×3回) + (5km×2往復×2回) = 38km/週
  • 週末:15km×2往復×1回 = 30km/週
  • 合計:68km/週 × 52週 = 年間 3,536km

KINTO基準との比較: 3年契約(基準54,000km)の場合、約43,000kmもの余裕があります。走行距離を気にする必要は全くありません。

【タイプB】毎日の利用と週末レジャーを楽しむ方

毎日の送迎や用事に加え、週末は少し足を延ばして楽しむスタイルです。

【事例②】週末レジャーも楽しむ(年間 約7,000km)

【事例②】週末レジャーも楽しむ(年間 約7,000km)の画像
利用イメージ
  • 平日:駅への送迎や近所での用事など、1日平均15kmを週5日利用
  • 週末:少し大きめの公園(片道30km)へ毎週お出かけ
走行距離の計算
  • 平日:15km×5日 = 75km/週
  • 週末:30km×2往復×1回 = 60km/週
  • 合計:135km/週 × 52週 = 年間 7,020km

KINTO基準との比較: 日本の平均的な走行距離です。3年契約でも約32,000kmの余裕があり、安心してカーライフを満喫できます。

【タイプC】車での通勤・通学がメインの方

毎日の通勤・通学が走行距離の中心となる、最も一般的なスタイルの一つです。

【事例③】通勤・通学がメイン(年間 約12,000km)

【事例③】通勤・通学がメイン(年間 約12,000km)の画像
利用イメージ
  • 平日:通勤・通学(片道20km)で週5日利用
  • 週末:ショッピングモール(片道15km)へ毎週買い物に
走行距離の計算
  • 平日:20km×2往復×5日 = 200km/週
  • 週末:15km×2往復×1回 = 30km/週
  • 合計:230km/週 × 52週 = 年間 11,960km

KINTO基準との比較: 3年契約でも約18,000kmの余裕が残ります。たまに長距離の帰省や旅行をしても、基準を超える心配は少ないでしょう。

【タイプD】長距離・多頻度で利用する方

お仕事での利用や、週末の長距離ドライブが習慣になっているスタイルです。

【事例④】業務や長距離移動が多い(年間 約17,000km)

【事例④】業務や長距離移動が多い(年間 約17,000km)の画像
利用イメージ
  • 平日:業務利用で1日平均50kmを週5日運転
  • 週末:アウトレットや観光地(片道80km)へ月2回ドライブ
走行距離の計算
  • 平日(年間):50km×5日×52週 = 13,000km
  • 週末(年間):80km×2往復×2回×12ヶ月 = 3,840km
  • 合計:年間 16,840km

KINTO基準との比較: KINTOの基準(年間18,000km)にほぼ相当します。3年契約だと約3,400kmの余裕はありますが、ご自身の使い方次第では超過する可能性もあるため、シミュレーションが特に重要になるタイプです。

【タイプE】基準を超える可能性のあるヘビーユーザーの方

通勤に加え、週末もアクティブに活動し、走行距離が伸びるスタイルです。

【事例⑤】通常通勤でも、アクティブな週末を過ごすケース(年間 約20,000km)

【事例⑤】通常通勤でも、アクティブな週末を過ごすケース(年間 約20,000km)の画像
利用イメージ
  • 平日:通勤(片道20km)で週5日利用
  • 週末:アウトレットや観光地(片道80km)へほぼ毎週お出かけし、さらに月に1回は本格的なアウトドア(片道150km)へ遠出
走行距離の計算
  • 平日(1ヶ月):20km×2往復×20日 = 800km
  • 週末(1ヶ月):(80km×2往復×3回) + (150km×2往復×1回) = 780km
  • 合計:(800km + 780km) × 12ヶ月 = 年間 18,960km

    ※不定期な利用も考慮し、約20,000kmと想定

精算シミュレーション

年間20,000km走行した場合、超過距離は2,000kmとなります。

  • 年間精算額(目安):2,000km × 11円/km = 22,000円

これは月々約1,833円のご負担に相当します。超過したとしても、具体的な金額が分かっていれば安心です。

まとめ

5つのシュミレーションの画像

5つのシミュレーション、いかがでしたか? KINTOの基準走行距離が、多くのお客様のカーライフにおいて一つの目安になることを、イメージいただけたのではないでしょうか。

また、走行距離が多くなりそうな方でも、料金体系が明確なため、「これくらいなら大丈夫」と安心して計画できるのも嬉しいポイントです。 まずはご自身のライフスタイルに最も近いタイプを参考に、KINTOでの新しい快適なカーライフをぜひご体感ください。

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