トヨタ車&レクサス車解説

レクサスNXの内装をレビュー!グレード別の内装の違いは?

レクサスNXの内装をレビュー!グレード別の内装の違いは?

プレミアムなミドルサイズSUV「レクサスNX」のコンセプトは“Premium Urban Sports Gear”。国内外で高い人気のミドルサイズSUVで、個性的でスポーティな外観デザインと、SUVとしての機能性に優れた内装=インテリアが両立したパッケージを実現しています。

レクサスNXの高級感あふれる内装デザインは、レクサスブランドのラグジュアリーな雰囲気を追及し、エレガントさを演出。また快適性や積載能力を維持できるよう、様々な工夫が凝らされ、デザインと機能を高いレベルで両立しています。

※本記事は2014年から2021年まで販売された初代レクサスNXに関する内容を含みます。最新モデルのレクサスNXに関しては以下の関連記事をご参照ください。

エレガントさが魅力!レクサスNXの内装

レクサスNX300h “version L” (インテリアカラー : リッチクリーム) <オプション装着車>のシート

※レクサスNX300h “version L” (インテリアカラー : リッチクリーム) <オプション装着車>のシート

レクサスNXの内装デザインの特徴は、インテリアに金属パーツを多用することで生まれる、金属質のダイナミックさと革調素材による質感のコントラストで表現されたシャープでエレガントな空間です。

シックな配色と適度な包容感が魅力のシートからスイッチ類などのパーツに至るまで、一つひとつのこだわり抜かれたディテールがプレミアムな雰囲気を演出しています。

レクサスNXの内装は標準装備でも上質かつ機能的

レクサスNX300h “version L” (インテリアカラー : リッチクリーム) <オプション装着車>の内装

※レクサスNX300h “version L” (インテリアカラー : リッチクリーム) <オプション装着車>の内装

アナログとデジタルを融合したインパネ周り

シンプルで見やすいアナログ式のスピードメーターとタコメーターが印象的なインストルメントパネルはレクサスNX専用デザイン。中央には4.2インチカラー液晶のマルチインフォメーションディスプレイを内蔵しています。インパネ上部に配置されたナビゲーションは、10.3インチの大型で見やすいワイドサイズのディスプレイを搭載しています。

さらにインパネ上部に配置された時計はアナログクロックを採用。シンプルな文字盤にシルバーリング、白い指針と黒の盤面が生み出すコントラストは、高い視認性を実現すると同時に上質な空間を演出するアクセントになっています。

またヒートエアコンのスイッチは、レクサスのイニシャルをかたどったL字パターンのセレーションを採用しており、高級感のある手触りと見た目を両立しています。

室内空間を際立たせるオーナメントパネル 

ドアの内側やセンターコンソール、ステアリングなどの室内装飾パーツがオーナメントパネル。レクサスNXではグレードごとに複数のオーナメントパネルが標準装備されており、好みの雰囲気にあわせ選択が可能です。

クッション性に優れたニーパッドでスポーツ走行時も快適

センターコンソールの側面には、優れたクッション性のニーパッドが装着されています。スポーツ走行時に、ドライバーの左脚を側面から柔らかく支えます。化粧ボルトにはLEXUSの文字が刻まれていて、レクサスのスーパースポーツカー・LF-Aをイメージさせます。

後部座席のセンターアームレストが機能的

後部座席も立体的な形状のクッションが座った人をサポートしてくれます。中央部に内蔵されたアームレストを使えばさらにホールド感がアップ。アームレストの先端に用意されたカップホルダーも機能的で便利です。

操作性重視のオーバーヘッドランプ

触れるだけで点灯する、タッチスイッチ式のオーバーヘッドランプが装備されています。スイッチを探さなくても触れるだけで点灯/消灯を切り替えられるので、暗いときにも便利です。

ナノイー搭載のエアコンで快適な室内環境を実現

花粉除去・脱臭機能付きのクリーンエアフィルターと、室内環境を快適に整える「ナノイー」を標準装備。センターコンソール後部には後席用のエアコン吹き出し口が用意されているため、後席でも快適に過ごすことができます。

レクサスNXならではの広々とした室内空間

前席は車との一体感を高めるタイトなコックピットを実現し、後席はゆとりある荷室空間を確保しながらも、頭上や膝周辺、足元に十分な余裕を感じられる広々とした空間設計のレクサスNX。

荷室はリヤシートを倒さない状態で約950mmの奥行きがあり、横幅も内側の張り出しを抑えてワイドなスペースを確保しています。9.5型ゴルフバッグを計4個収納可能。床下に収納できる着脱式のトノボードも装備しているので、様々なシーンで活躍します。

レクサスNXのグレード別内装

レクサスNXの内装

レクサスNXのシート素材は、グレードによって設定が異なります。

ベースグレードはファブリック、それ以外のグレードでは合成皮革もしくは本革を採用しています。合成皮革はL texシートと呼ばれる、本革と同様の風合いと手触りが感じられるレクサス独自の素材を採用しています。

ベースグレードでも内装は上質

レクサスNXのベースグレードのシートは、高い質感のファブリックを採用しています。

インテリアカラーはブラック/ダークローズの2色。オーナメントパネルはシルバーフィルム/ダークフィルムのいずれかから選択できます。ステアリングやシフトノブの素材は本革製。人の手が触れる部分にはレザー調の質感を活かし、デザインの骨格となる部分には金属調のパーツを使用することで調和を生み出しています。

充実した機能をバランスよく搭載したレクサスNX「“I package”

シートの素材には本革に近い手触りと風合いを追求した合成皮革L texが用いられています。

インテリアカラーはリッチクリーム/オーカー/ダークローズ/ブラックの4色が設定されていて、同色系でクールにまとめることも、赤を活かしてスポーティーなイメージを表現することもできます。オーナメントパネルはベースグレードと同様で、シルバーフィルム/ダークフィルムの2つから選択できます。

ベースグレードと比較して、「“I package”」には多数の快適な装備が搭載されています。インテリアだけでも、運転席ポジションメモリーや運転席・助手席シートヒーター、ステアリングヒーターなどの機能が加わっています。

上級志向に仕上げられたレクサスNX「“version L”

ラグジュアリー志向のグレード「“version L”」は、内装に上質な本革シートを装備しています。

“I package”と同じくリッチクリーム/オーカー/ダークローズ/ブラックの4色に加えて、専用色のブラック&アクセントサンフレアブラウンが設定されています。

オーナメントパネルは、硬質なイメージの縞杢(スチール研磨フィニッシュ / ブラック)と、ナチュラルな素材感のバンブー(マットフィニッシュ / ナチュラルブラウン)から選択できます。

後部座席には電動リクライニング&電動格納機能付きの6:4分割可倒式シートを標準装備。座った状態のままリクライニング調整ができます。運転席およびラゲージルーム内のスイッチ操作で、後席シートバックの格納や引き起こしなどの操作が可能。簡単な操作でシート位置を調整し、荷物の数や大きさに合わせてスペースを拡大できます。

スポーツグレードのレクサスNX「F SPORT」

レクサスNXの「F SPORT」には専用素材の本革を用いた、運転席メモリーや運転席・助手席ベンチレーション機能付のシートが装備されています。シートと表皮を一度に成型する「表皮一体発泡工法」によって、シャープなデザインを実現。

特に専用デザインのドライバーズシートは、普段は快適な乗り心地、スポーツ走行時にはタイトなホールド感を両立させています。パドルシフト付きのディンプル本革ステアリングや本革シフトノブとの組み合わせは、スポーツグレードに相応しい雰囲気を醸し出しています。

インテリアカラーにはホワイト/ブラック/フレアレッド/ブラック&アクセントマスタードイエローという4つの専用色が設定されています。オーナメントパネルは、F SPORT専用のメタルフィルムが標準設定され、オプションで本アルミ (名栗調仕上げ / シルバー)を設定することができます。

インパネにはホワイトのリングがアレンジされた、F SPORT専用オプティトロンメーターを装備。マルチインフォメーションディスプレイには油温計、油圧計、ブーストメーター、Gモニターを表示。スポーツ走行の楽しさを高める機能が施されています。

“I package”」をベースにした特別仕様車「“Spice & Chic”

レクサスNXの「“I package”」をベースにした特別仕様車「“Spice & Chic”」の内装には、通常のブラックに加えて、クリムゾンカラーとブロンズカラーをベースとした専用カラーがシート/インストルメントパネル/ドアトリムに設定されています。

クリムゾンカラーには、ブラック/クリムゾンのインテリアカラーにクリムゾンステッチとシルバーカラーのオーナメントパネルをコーディネート。ブロンズカラーには、ブラックのインテリアとブロンズカラーのオーナメントパネルとブロンズステッチが組み合わされ、スタイリッシュな雰囲気が強調された仕上がりになっています。

スポーツグレード「F SPORT」をベースにした特別仕様車「Cool & Bright」

レクサスNXの「F SPORT」をベースにした特別仕様車「Cool & Bright」の内装は、F SPORT専用であるブラックの本革シートをベースにブルーのステッチをあしらうことで、スポーティーさを際立たせた仕上げが特徴です。

インストルメントパネル/ステアリング/シフトブーツ/センターコンソール/ドアトリムなどの各インテリアパーツにもシートと同じブルーのステッチで統一感を持たせています。

レクサスNXのグレードと価格

※本記事は2014年から2021年まで販売された初代レクサスNXに関する内容を含みます。最新モデルのレクサスNXのグレードと価格に関してはレクサスNX公式サイトでご確認ください。

レクサスNXを「KINTO」で利用する方法

なお、月々定額で新車に乗れるサブスクリプションサービス「KINTO」では、レクサスの複数車種をラインアップしています(一部取り扱いのない車種がある場合もございます。最新の取り扱い車種情報はこちら)。

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける()サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります

初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ

トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。

また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?

レクサスNXの内装まとめ

レクサスNX

スポーティーな機能性と、上質でエレガントな内装インテリアの絶妙なバランスがレクサスNXの魅力です。プレミアムクロスオーバーSUVというコンセプトにふさわしい魅力を、内装デザインでも表現しています。

よくある質問

レクサスNXとは?

レクサスNXは「Premium Urban Sports Gear」をコンセプトに開発され、都会を俊敏に駆け抜ける高い走行性能と、SUVらしい力強さを兼ね備えたコンパクトクロスオーバーSUVとして2014年に発売されました。2017年にマイナーチェンジされ、デザインの進化と走りのさらなる熟成などが図られています。

レクサスNXの特徴といえば、スポーティさが挙げられます。「スポーツギア」を感じさせるデザインやレクサス初となったターボエンジンを搭載するなど、スポーティで走りにこだわったSUVといえます。

レクサスNXのサイズ感は?

サイズ感を知っていただくための参考として、トヨタ ハリアーのボディサイズ(全長4,740mm × 全幅1,855mm × 全高1,660mm)を基準にすると、レクサスNXはハリアーよりもやや小さく、レクサスRXはハリアーよりもひと回りほど大きいサイズ感です。

最小回転半径は、レクサスNXは17インチタイヤの「“I package”」が5.3m、18インチタイヤの他グレードは5.6m、レクサスRXは全グレード5.9mです。なお、レクサスNXはNX300の数値で、NX300hはそれぞれプラス0.1mとなります。

この記事をシェアする

  • X
  • line
  • はてなブックマーク
Membership

メンバーシップ

1分のメンバー登録で、
お得情報、見積もり保存、クルマ比較を
ご利用いただくことができます。

メンバーシップに登録する

SNSをフォローする

  • X
  • Instagram
  • Youtube