車のサブスク解説

トヨタの法人/個人向けカーリース「トヨタレンタリース」とは?

トヨタの法人/個人向けカーリース「トヨタレンタリース」とは?

個人事業主や法人が社用車を揃える方法には、購入とリースの選択肢があります。カーリースには車両管理の手間を削減したり、費用を経費として扱えるメリットがあります。

本記事では、カーリースの基本的な部分をおさらいしつつ、カーリース会社のなかから、トヨタの法人/個人向けカーリース「トヨタレンタリース」の特徴やサービス内容について紹介します(※)。また、トヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」についてもご案内します。

個人リースについては各地域のトヨタレンタリース店によって取り扱いが異なります。各地域のトヨタレンタリース店に申し込み可能かどうか確認しましょう。

<この記事の目次>

  1. カーリースとは?
  2. トヨタレンタリースとは?
  3. 法人や個人事業主として利用するならKINTOがおすすめ
  4. トヨタのカーリースまとめ

カーリースとは?

カーリースは、リース会社が購入した車を、月々定額払いで一定期間使用できる仕組みです

日本国内におけるカーリースは、1963年にスタートしました。その後法人用途を中心として成長してきた歴史があり、最近では個人向けのカーリースも普及が進んでいます。

現金での一括購入や自動車ローンなどで車を購入する場合や、カーシェアリングやレンタカーといったサービスを都度利用する場合と比べ、面倒な手続きなく車を利用できることから人気が増しています。

カーリースの仕組み

カーリースの場合、車の所有者はリース会社です。ユーザーは車検証に「使用者」の名義で登録することになります。

車を借りるという点はレンタカーやカーシェアリングなどと同様ですが、実質的に自己所有の車として利用できる点で異なります。

また借りるサービスという特徴から、将来的に想定される費用が毎月の利用料金に含まれるため、事業用として使用する場合は毎月の資金繰りが明確になることもメリットの一つです。

カーリースの料金形態

カーリースでは、契約期間終了後の下取予想額をあらかじめ算定しますが、これを残価設定といいます。契約時の車両価格から残価を差し引いた額を契約月数で分割して利用料金が設定されます。

また利用料金の中には、車両価格だけでなく、契約期間内に必要とされる税金や車検代なども含まれており、特定の時期に出費がかさむ心配がありません。

カーリースのメリット

カーリースでは、頭金不要かつ、税金や車検代などが含まれており、月々定額で新車に乗れます。

法人や個人事業主が事業用途で使用する場合にもメリットがあります。新車を購入する場合、固定資産として計上し一定期間かけて減価償却する必要があります。一方、カーリースなら月額料金を経費として処理できます。

また、個別に支払っていた諸経費がカーリース料金に一本化され、経費の手続きが楽になる点も見逃せません。

※経理、財務に関わる点については、契約者の財務状況や車両の使用方法によって、メリット・デメリットが異なる為、ご契約の際は、契約内容を貴社担当の会計士・税理士にご確認・ご相談ください

トヨタレンタリースとは?

トヨタでは「トヨタレンタリース」というレンタカー・カーリースのサービスを提供しています。トヨタレンタリースのカーリースにはどのような特徴があるか、みていきましょう。

トヨタ系列なので安心

国内最大の自動車メーカーであるトヨタが手がけるカーリースは、トヨタ車専門のカーリースです。リース側がトヨタであるため、高い信頼性とユーザーの異なるニーズに最適な契約プランの提案をしてくれる点が強みでしょう。

個人リースについては各地域のトヨタレンタリース店によって取り扱いが異なります。各地域のトヨタレンタリース店に申し込み可能かどうか確認しましょう。

トヨタの全国ネットワーク

全国に多くのサポート拠点があるのも、トヨタならではの特徴です。全国を網羅するサービスネットワークが対応するので、出張先で故障した場合でも各地のお店でサービスを受けられます。

その規模は5,700箇所の拠点・1,500人のリーススタッフ・サービススタッフ3万人など、全国各地で万全のサポート体制をとっています。全国どこからでも、安心で高品質なサービスを受けられます。

車両管理を徹底サポート

トヨタのカーリースでは、契約中のサポートも大きな特徴です。全国各地のトヨタレンタリース店が、契約から納車・アフターフォローに至るまでサポートします。

各店舗のエンジニアが定期訪問をするため、車の維持を任せられます。また出張先で車のトラブルが発生しても、現地のスタッフが訪問対応するので、安心して車を使えます。

様々なニーズに応える幅広いサービス

トヨタのカーリースでは、ユーザーからの幅広いニーズに対応したサービスを受けられます。

TOYOTA MOBILITY PORTAL」では、車に関する様々なデータを記録・分析します。そのため車両管理業務の省力化が可能になっています。これにより質の高いメンテナンスサービスを短期間で受けられます。

このほかにもサービスメニューが充実して、それぞれの状況に応じて最適なサービスを選ぶことで、より便利にリースを使用できるようになります。

法人や個人事業主として利用するならKINTOもおすすめ

もし個人事業主などの自営業や、社用車が1台でよい場合はトヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」という選択肢もあります。

法人や個人事業主にも対応

KINTOでは、パーソナルユースはもちろんのこと、法人や個人事業主など、ビジネス用途での契約も可能です。事業用に利用することで経費計上や資金計画などが容易になり、経理事務の効率化にもつながります。

また法人契約の場合、自動車保険の対象となる運転者が契約法人の役職員だけでなく、その家族まで含まれるのも特徴です。契約内容やサポート対象も法人ユースに対応しているため、簡単に導入できるメリットがあります。

※経理、財務に関わる点については、契約者の財務状況や車両の使用方法によって、メリット・デメリットが異なる為、ご契約の際は、契約内容を貴社担当の会計士・税理士にご確認・ご相談ください

対応車種が豊富で乗り換えも簡単

KINTOでは、トヨタ車・レクサス車から好きな車を選び利用できます。新型車もKINTOに対応しており、コンパクトカーからセダン・SUVなど様々な選択肢から、自分にあったものを選べます。

頭金が不要

KINTOの利用料金は、契約期間内にかかるトータルの経費を月割にして計算します。契約するとき、新車購入時のような頭金は不要(※)です。

※初期費用0円で気軽に乗り始められる「初期費用フリープラン」の場合

また車を購入する際には様々な諸経費を支払う必要がありますが、KINTOではこれらの費用も合わせて毎月の利用料金が計算されています。そのため利用開始時の初期費用を安く抑えられます。

保険料込み

KINTOのサービスには、車を使う際必要となる経費が全て含まれています

通常のカーリース契約の場合、自賠責保険料は契約に含まれるものの、任意保険は自分で別途契約しなければいけません。KINTOの場合、KINTO専用の任意保険まで契約内容に含まれます。

また保険料相当額も車両本体と同じ仕訳科目になるので、仕訳業務も簡単になるでしょう。

料金は一定で安心

KINTOでは、車両価格や税金・整備費用などの諸経費全てを契約期間の月数で割って料金が計算されます。

車両を購入した場合、税金や点検・整備など月によってかかる費用が変動するため、ビジネスで車を利用する場合は負担になることもあります。KINTOであれば、毎月支払う額が固定化されているので資金計画が立てやすくなるでしょう。

メンテナンスもトヨタ正規販売店でできる!

KINTOで取り扱うのはトヨタやレクサスの新車です。納車やメンテナンス・契約終了後の車両引き取りなどは最寄りのトヨタ正規販売店で対応します。取り扱い車種に関するノウハウや整備技術の高さなど、販売店ならではのメリットを最大限に享受できます。

安全性もバッチリの新車に乗り換えやすい

KINTOの契約期間満了時は、次の新車へ乗り換えか、返却を選択するだけ。また契約期間の満了を待たずとも、一定期間経過後に別の新車へ乗り換えることもできます(個人契約のみ)。さらに、車の変更に伴い、保険の契約内容を変更する手間もかかりません

Webから簡単に申し込み可能

KINTOは申し込みから契約まで全てWebで完結するので、何度も商談に足を運ぶ必要はありません。いつでも好きな時間・場所から、Webで契約できるのが特徴で、販売店に行くのは車両の受け渡し時のみです。

途中で解約するときの条件が明確

KINTOの場合、中途解約時の解約金があらかじめ明示されています。6ヶ月ごとの残利用料と追加精算金を中途解約金として支払うことで、契約期間途中でも解約可能です。例えばトヨタ車で3年プランの場合、12ヶ月で中途解約する場合は4ヶ月分相当額、24ヶ月で解約する場合は2ヶ月分を解約金として支払うことになります(※)。

※いつでも解約金0円でライフスタイルの変化に対応できる「解約金フリープラン」もあります

詳しくは、KINTO公式サイト「中途解約について」をご確認ください。

トヨタのカーリースまとめ

トヨタが提供しているカーリースのサービスについて、その特徴を紹介しました。車を所有するという従来の方法とは違うため、利用するにあたってはメリットやデメリットをしっかりと理解しておきたいところです。

またトヨタのサブスクリプションサービスである「KINTO」は、法人契約にも対応しています。カーリースを検討している方は、KINTOの利用を検討してもいいでしょう。

よくある質問

トヨタレンタリースの強みは何でしょうか?

  1. 最適な提案力:トヨタを知り尽くした車のプロが最適な車、最適なプランを提案します。
  2. 地域密着のサポート力:全国のトヨタレンタリース・スタッフがお客様の「納得できる」までをサポートします。
  3. 全国のネットワーク力:全国約5,700拠点のネットワークで徹底的にお客様を支援します。
  4. お客様のニーズに応える豊富なサービス:トヨタならではの独自のサービスがお客様の課題を解決します。

トヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」とは?

KINTOは月々定額料金でトヨタおよびレクサスの新車を、一定期間内乗ることができるサービスです。月々定額料金なので、まとまったお金を用意する必要がありません。定額料金には車両代金だけでなく、自動車税に自賠責保険、点検費用など、車の維持にかかってくる諸費用がすべて含まれており、なかでも、KINTO専用の任意保険が付いているのが大きなメリット、特徴です。トヨタ正規販売店でのメンテナンスやサポートも含まれ、安心安全にカーライフを楽しめるサービスとなっています。

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