トヨタ車&レクサス車解説

レクサスLXのサイズは?豪華な内装やタフな走りもレビュー!

レクサスLXのサイズは?豪華な内装やタフな走りもレビュー!

レクサスLX(LX570)は、悪路での卓越したタフな走りに加え、日本が誇るプレミアムブランドであるレクサスならではのラグジュアリーさを兼ね備えたフラッグシップSUVです。

快適な室内空間を備え、余裕のあるパワーと高い静粛性で高速道路をゆったりとクルージング、しかし一歩オフロードに足を踏み入れれば本格的なクロスカントリー走行も可能です。さらには最先端の先進安全性能を積極的に採用し、快適な走りをサポートします。

本記事では、レクサスLX570のサイズや燃費、内装、エンジン性能などをレビューします。

※本記事のレクサスLXは2021年10月まで販売されたLX570に関する内容を含みます。記事公開時の情報をベースにしており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新モデルのLX600に関してはレクサスLX公式サイトをご参照ください。

レクサスLX570のサイズ

レクサスLX570のボディサイズは全長5,080mm×全幅1,980mm×全高1,910mm、ホイールベースは2,850mmと堂々としたものです。

街中での取り回しが少し気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、高い乗車位置と見切りの良いボディに加え、車の全方位をモニターに映すマルチテレインモニターも装備されているので、取り回ししやすいといえるでしょう

オフロード走行を考慮してハンドルの切れ角もしっかり確保されており、最小回転半径は5.9mと1クラス下のレクサスRXと同等です。

フロア高は高めですが乗降時に車高を下げる乗降モードとLED照明付のサイドステップがあるので、乗降性については心配ありません。

オフロードでも余裕のレクサスLX570の走り

レクサスLX570は、5.7L V8の強力なエンジンと8ATとのコンビネーションで約2.7トンの巨大なボディを軽々と加速させ、特にオフロードでの走行を快適なものにします。

路面状況に応じて動力制御を行う「マルチテレインセレクト」や、厳しい悪路でも自動的に最適なアクセルやブレーキ操作をし、ドライバーはハンドル操作に集中できる「クロールコントロール」など、どんな悪路であっても楽に走行可能な機能が標準装備です。

電子制御が発達しているだけでなく、レクサスLX570のボディは悪路に強いラダーフレームを採用しています。

ラダーフレームはボディが揺さぶられやすい傾向があるため乗り心地に悪影響を与えることがあるのですが、レクサスLX570ではサスペンションセッティングの工夫などにより快適な乗り心地を実現しています。

レクサスLX570の燃費

レクサスLX570のWLTCモード燃費は6.6km/Lです。ストップ・アンド・ゴーの多い市街地モードでは4.3km/Lですが、高速道路モードでは8.3km/Lまで伸びます

レクサスLX570は約2.7トンという車重に加え4WD、自然吸気の大排気量エンジン、空力上不利な背の高いボディと、燃費には不利な条件が揃っていることを考慮すれば良好な燃費といえます。

これは低回転域から力強いトルクを発生させるエンジンと、効率的な8ATのコンビネーションの賜物といえるでしょう。

また、ダイヤルで走行モードを簡単に切り替えられるので、より燃費を重視するならECOモードの選択をおすすめします。

先進安全装備を備えたレクサスLX570

最新の先進安全装備であるLexus Safety System+を装備し、ミリ波レーダーと単眼カメラの組み合わせによるプリクラッシュセーフティ全車速追従機能付のレーダークルーズコントロール機能が搭載されています。

また、高い車高によるリヤの側面の死角対策として搭載されたブラインドスポットモニターは、隣接する車線の最大約60m後方まで確認が可能で、急接近してくる車両を検知します。

オフロードではマルチテレインABSが威力を発揮し、ダート路・砂利路・砂地路などでも余裕を持ってブレーキを踏むことが可能です。緊急ブレーキ時には強い制動力を発生させるブレーキアシストも搭載しているので、悪条件、悪天候の際にも安心です。

また、万が一の事故の際にもエンジンフード、フェンダー、カウル、バンパー周辺に衝撃を緩和するボディ構造を採用するなど、対歩行者の保護を優先した設計となっています。

レクサスLX570のラグジュアリーな内装

レクサスLX570のラグジュアリーな内装

重厚なドアを開いて室内に乗り込むと、ラグジュアリーな室内空間が広がります。

上質なトリムを使用し、ステアリングとシフトノブには本革を採用しているため、その手触りは手にしっくりと馴染むでしょう。

シート表皮には柔らかいセミアニリン本革を使用し、カラーも華やかなサンフレアブラウンをはじめ5色から選択可能です。シートにはシートヒーターとシートベンチレーションが装備され季節を問わず快適に過ごすことができます。

レクサスならではの「おもてなし」として、フロントセンターコンソールには500mlペットボトルを6本収納できるクールボックスが装備されています。

リヤアームレストには空調パネルが備わり、オプションのリヤシートエンターテインメントも含めてリムジン感覚でドライブを楽しめるでしょう。

レクサスLX570の迫力ある外観

レクサスLX570の迫力ある外観

レクサスLX570には、レクサス車のデザインフィロソフィーであるL-finesse (エル・フィネス)が強く反映されており、強靭さの中にも精緻な細やかさがボディの各部をシャープに際立たせています。

厚みのあるボディサイドはシンプルに研ぎ澄まされ、大径タイヤを包み込むフェンダーが生粋のオフローダーであることをアピールします。

フロントマスクには、レクサス車の象徴であるスピンドルグリルが採用されており、上下に幅のあるフロントマスクだけに迫力も他のレクサス車より一段上手です。それぞれ強力な個性を持つプレミアムSUVの中でも、ひときわ存在感のある仕上がりといえます。

レクサスLX570のグレードと価格

レクサスLX570は、モノグレード構成で価格は1,135万6,481円です。5人乗り仕様と8人乗り仕様が用意されており価格は同じです。

アルミホイールは20インチが標準ですが、オプションで21インチへのアップ、オフロード走行にこだわる方は18インチにダウンも可能です。全て切削光輝処理された美しいデザインのホイールが採用されています。

内外装ともに標準装備でも十分ですが、オプションとして“マークレビンソン”リファレンスサラウンドサウンドシステムとリヤエンターテインメントシステムも追加可能です。

レクサスLX570ならではのユニークな装備としては、トレーラーの牽引が可能なリヤのヒッチメンバーが挙げられます。キャンプやマリンスポーツなど多趣味なレクサスLX570のユーザー層にはおすすめです。

購入以外にもトヨタやレクサスの新車に乗れる方法

プレミアムな魅力にあふれるレクサスLX570ですが、購入時の手続きの手間やローンを組む際の頭金などを考えると購入を躊躇するかもしれません。

なお、月々定額で新車に乗れるサブスクリプションサービス「KINTO」では、レクサスの複数車種をラインアップしています(一部取り扱いのない車種がある場合もございます。最新の取り扱い車種情報はこちら)。

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける()サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります

初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ

トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。

また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?

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