トヨタ車&レクサス車解説

トヨタ 2代目シエンタ(2代目・2015年式)の燃費をレビュー

トヨタ 2代目シエンタ(2代目・2015年式)の燃費をレビュー

5ナンバーサイズに3列シートで7人乗り。コンパクトながらゆとりのある空間設計が特長のシエンタは、「トヨタ最小ミニバン」として2003年に誕生しました。2015年には2代目モデルが誕生。2018年のマイナーチェンジで2列シート車(5人乗り)も追加され、2019年8月にはミニバンとしては史上初となる新車販売台数月間1位を記録。以降も高い人気を維持するロングセラーモデルです。
2021年6月には、一部改良とともに、特別仕様車G“Safety Edition Ⅱ”、FUNBASE G“Safety Edition Ⅱ” がデビュー。力強く進化しつづけるシエンタの燃費や走りを紹介します。

※本記事は2代目シエンタ(2015年7月~2022年8月)に関する内容を含みます。3代目シエンタの燃費については、以下の関連記事をご参照ください。

シエンタの燃費

さて、気になるシエンタの燃費を見ていきましょう。シエンタのカタログ燃費(WLTCモード)は以下の通りです。

グレード

2WD

4WD

G Cuero

17.0km/L〜22.8km/L

14.0km/L

G

17.0km/L〜22.8km/L

14.0km/L

G(車いす仕様車)

17.0km/L

G“Safety Edition Ⅱ”

17.0km/L〜22.8km/L

14.0km/L

X

17.0km/L〜22.8km/L

14.0km/L

X(車いす仕様車)

17.0km/L

FUNBASE G Cuero

17.0km/L〜22.8km/L

FUNBASE G

17.0km/L〜22.8km/L

FUNBASE G“Safety Edition Ⅱ”

17.0km/L〜22.8km/L

FUNBASE X

17.0km/L〜22.8km/L

シエンタにはガソリン車とハイブリッド車があり、いずれも直列4気筒1.5Lエンジンを搭載。ガソリン車は2WDと4WDを選択できます。

コンパクトさや室内空間に注目されがちなシエンタですが、優れた燃費性能も人気の理由。特にハイブリッド車の燃費は22.8km/Lと、ミニバントップレベルの低燃費を誇ります。

ハイブリッド車の走行時には、燃費優先のエコドライブモードと、モーターのみで静かに走行するEVドライブモードを選択可能です。また、高速道路などでアクセルを踏まなくても一定速度で走行できるクルーズコントロールも搭載し、シーンに応じて省エネなドライブを実現できます(※G Cuero、G、FUNBASE G Cuero、FUNBASE Gのハイブリッド車に搭載)。

シエンタの特徴

シエンタの特徴

シエンタの人気の秘密は「トヨタ最小ミニバン」の名にふさわしいコンパクトさと、秀逸な空間設計、ミニバントップクラスの低燃費にあります。

5ナンバーのボディサイズに2列/3列シートを備え、家族や友達など大人数でのお出かけや、荷物をたくさん積み込みたい時も難なく対応できる余裕のスペースが特長。また、スムーズに乗降できるスライドドアや、乗り降りしやすい低床&フラットフロア、Uターンや縦列駐車時などの取り回しのしやすさなど、子どもの送迎やお買い物などの日常使いに便利な機能がたくさん盛り込まれています。

シエンタのサイズ

シエンタの特徴であるコンパクトなサイズとは、どの程度なのでしょうか。シエンタのボディサイズや室内サイズをみていきましょう。

シエンタのサイズ

全長(mm)

4,260

全幅(mm)

1,695

全高(mm)

1,675~1,695

ホイールベース(mm)

2,750

フロントトレッド(mm)

1,480

リヤトレッド(mm)

1,480

最小回転半径(m)

5.2

シエンタは、ワンランク上のミドルサイズミニバンと比べて約50cm近く短い全長と、5.2mという最小回転半径により、取り回しのよさを実現しています。

低床フラットフロアがもたらす広い室内空間と優れた乗降性

シエンタ 低床フラットフロアがもたらす広い室内空間と優れた乗降性

※G 7人乗り(ガソリン車・2WD)

シエンタは取り回しやすいコンパクトなボディに、室内長1,850mm〜2,535mm×室内幅1,470mm〜1,490×室内高1,280mm〜1,290mmと余裕がある室内空間を実現。

段差が少ないフラットな床面は室内でも移動しやすく、3列シート車では後部座席ほどヒップポイントが高くなっているので、後席からの視界も良好です。また、従来型よりスライドドアの開口部を大きくして乗降性を高めるなど、各所で使い勝手が良くなる工夫を施しています。

シエンタ大型デッキアンダートレイ仕様イメージ

※大型デッキアンダートレイ仕様イメージ

シエンタは収納スペースも豊富。カップホルダーやグローブボックス、デッキサイドトリムポケットなどはもちろん、リヤの荷室にも収納スペースを確保。荷室の床下には大型の収納ボックスがあり、濡れたものや汚れた荷物などの収納に役立ちます。

グレードに応じた多彩な内装のシエンタ

シエンタの内装はシートの素材やカラーがグレードにより異なります。大きく分けて3つのグレードがあるシエンタの内装について、みていきましょう。

コックピット:ブラック×ブラック+ファブリックのシエンタの内装(FUNBASE X ガソリン車)

※シエンタ X / FUNBASE Xグレードの内装(ブラック×ブラック+ファブリック)

落ち着いた雰囲気があるエントリーモデルのXおよびFUNBASE Xのシートにはファブリック素材が用いられています。

コックピット:フロマージュ×ダークブラウン+上級ファブリックのシエンタの内装(G ガソリン車 7人乗り)

※シエンタ G / FUNBASE Gの内装(フロマージュ×ダークブラウン+上級ファブリック)

Xの上級グレードとして、シート素材も上級ファブリックにグレードアップされたGおよびFUNBASE Gの内装色は、標準設定のブラック×ブラックのほか、明るい雰囲気のフロマージュ×ダークブラウンの設定もあります(注文時に設定)。

シエンタの内装 G Cuero(ハイブリッド車)(内装色:ブラック×ブラック)

※シエンタ G Cuero ハイブリッド車の内装(ブラック×ブラック+合成皮革×ダブルステッチ付スエード調)

最上級グレードとなるG CueroやFUNBASE G Cueroの内装は、シート素材が合成皮革とスエード調のコンビネーションになるなど、高級感が演出されています。

シエンタの取り回しの良さ

シエンタG Cuero(ハイブリッド車)

※G Cuero(ハイブリッド車)

細い路地での運転や、狭いパーキングの駐車が苦手な方でも運転しやすいシエンタ。最小回転半径は5.2mと、Uターンや車庫入れ、縦列駐車など取り回しも軽快です。運転席からの視界は広々としたワイドビュー。コンパクトなボディサイズで子どものお迎えやお買い物など、忙しい日常の運転でもスムーズに、ストレスなく運転できます。

シエンタの燃費性能まとめ

シエンタ

トヨタの人気ミニバン「シエンタ」。トヨタ最小ミニバンのコンパクトさに広々とした室内空間、ハイブリッド車ではミニバントップクラスの低燃費が魅力です。運転のしやすいコンパクトなミニバンを探している人は、シエンタも候補のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。

シエンタを中古で購入するならトヨタ認定中古車もおすすめ

予算面の都合などで中古のシエンタの購入も検討されている場合は、トヨタ認定中古車もおすすめ。トヨタ認定中古車は、トヨタならではの「3つの安心」

  • 見えないところまで徹底洗浄する「まるごとクリーニング」
  • 車の状態を徹底検査して公開してくれる「車両検査証明書」
  • 1年間走行距離無制限の「ロングラン保証」

をセットにしたトヨタ販売店の中古車ブランドです。トヨタ認定中古車のサイトでは、年式や走行距離から安全装備・サポートなどにいたるまで、様々な検索条件で中古のシエンタを探すことができます。

また、購入以外にもシエンタに乗れる方法として「KINTO」があります。

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス車をご利用いただける(サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE 中古車」最短1ヶ月納車!(東京・愛知・長野で提供、エリア順次拡大中)
  • 電気自動車(BEV)のbZ4Xが対象の「KINTO ONE bZ4X専用プラン
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用がコミコミ定額(※)のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です。

初期費用0円で気軽に乗り始められる初期費用フリープラン(※)」と、 いつでも解約金0円でライフスタイルの変化に対応できる解約金フリープラン(※)」の2つから選ぶことができます。

トヨタの新車は3/5/7年(※)、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車は対象外)」もあります。「KINTO ONE 中古車」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ。 申し込みは全てインターネットで完結できます

※「KINTO ONE bZ4X専用プラン」では、契約期間中の電池性能(10年20万km/電池容量70%)の保証、コネクティッドサービス利用料金も込みのコミコミ定額、最初の4年間は月々定額で5年目以降は段階的に月額が下がります。5年目以降の中途解約金は0円、契約期間は最長10年。

≪関連リンク≫

KINTO ONEサービス内容

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

≪関連リンク≫

KINTO Unlimitedサービス内容

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOを利用してトヨタ車やレクサス車に乗ることも検討してみてはいかがでしょうか?

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