ブログ
愛知の職人魂宿るおすすめ焚火台「サスラヲ」を体験レビュー!美しすぎる炎を作る「薪組み」の秘訣も伝授
機能、機構、そしてデザイン。この3拍子が揃った道具をこよなく愛する、自他共に認める「道具偏愛家」の私が今回手にしたのは、愛知県の金属加工会社が製作する「サスラヲ」の焚き火台です。
「金属のプロ」がこだわり抜いて作った道具が、キャンプの夜をどう変えてくれるのか。その魅力を余すことなくお伝えします。
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
金属加工の美学が詰まった「ホノオゴカク」と「ヤマシカク」
まず目を引くのが、そのストイックな造形です。五角形フォルムの「hono-gokaku(ホノオゴカク)」と、四角形の「yamashikaku(ヤマシカク)」。


どちらも計算されたサイズ感で、キャンパー御用達の「リス(RISU) トランクカーゴ TC-30(40cmサイズ)」にすっぽりと収まります。




折りたたみ式ではありませんが、その分、ガタつきのない堅牢さと、金属板を折り曲げ・溶接して生まれる独特の機能美が際立っています。

ヤマシカクの方は台を上下にひっくり返すことで二種類の楽しみ方ができます。


薪組みの概念を変える「マキタテ」の存在
この焚き火台のポテンシャルを最大限に引き出すのが、薪立てツール「makitate(マキタテ)」です。



通常サイズの「makitate」と、ちょっと大きいサイズの「makitate L」があります。どちらもふたつのリングを上下に引っ張りキュッと捻るだけで、パッと花が開くように展開する機構が実に小気味いい。

これがあるのとないのとでは、薪組みの難易度が劇的に変わります。
実践!ボーイスカウト直伝「一発着火」のコツ
今回は、私がボーイスカウトのリーダーをやっていた頃に叩き込まれた「焚火に一発で火を起こす方法」をベースに、サスラヲの焚き火台で美しい焚火を作ってみました。
【成功の法則】
- 台となる場所が完全に乾いていることを確認する
- 「よく燃えるもの」をたっぷり用意する
- 空気の通り道を意識して薪を組む
【具体的な手順】

1.焚き火台の底に牛乳パック1個分を敷く(着火剤代わり)
2.その上に「マキタテ」を設置
3.「マキタテ」の中に松ぼっくりなど、火がつきやすいものを投入
4.「マキタテ」を支えに、直径1~2cmの枯れ枝を立てかけていく

5.空気の通り道を確保しながら、十分に枝をセット
6.外側を細めに割った薪で囲む
7.8.中心にファイアーライターなどの着火剤で着火!
※火が安定するまでブロアーや火吹き棒で補助するのがコツ。
この方法で、一発着火に成功。今回は薪を切らずに細めに割って組んだため、上方向へシュッと伸びる炎が、まるで芸術品のような美しさでした。




道具偏愛家としての「萌えポイント」と「本音」
実際に使ってみて感じた「サスラヲ」の真髄は以下の通りです。
- 金属加工の凄み: 板の曲げや溶接跡を眺めているだけでお酒が飲めるほど、造形が美しい。
- サイズ感: コンパクトでソロ、またはデュオ用の焚火台として最適。
- 玄人好みの設計: ロストル(火格子)がないため、マキタテを使ってどう空気の通り道を作るか、という「工夫のし甲斐」がある。
- 注意点: 40cm級の一般的な薪をそのまま使うにはコツがいる。25〜30cm程度にのこぎりでカットするか、マキタテを駆使して「立てる」スタイルが基本。

一般的な薪は大体40cm程度。これを細めに割ります。 
40cmの薪そのままだと立てるのはかなり難しい。 ※もし調理をしたい場合は、マキタテを外して薪を半分くらいの長さにカットし、低めに組む必要があります。別売りの調理用網を併用するのがおすすめです。
まとめ:焚き火を「眺める」という贅沢
「サスラヲ」の焚き火台は、効率重視の道具ではありません。むしろ、薪のサイズを工夫したり、崩れゆく火を拾い集めて整えたりといった「手のかかる時間」を楽しむための道具です。



調理に明け暮れるよりも、夜の静寂の中でただ炎を眺めて過ごしたい。そんな焚き火を心から愛する人にこそ、この美しい道具を使い倒してほしいと思える商品です。
メニュー
