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全国1,100カ所以上の「道の駅」を制覇した男が厳選!目的地としてわざわざ行きたい道の駅13カ所

全国1,100カ所以上の「道の駅」を制覇した男が厳選!目的地としてわざわざ行きたい道の駅13カ所

道の駅、それは単なる休憩場所にはあらず!

週末でもぶらりと気軽に行けるスポットとして注目されている道の駅。地域の特産品やご当地グルメも堪能できるなど、もはや休憩場所ではなく「目的地」になっている道の駅の魅力を、全国1,000カ所以上の道の駅を巡った浅井佑一さんにご紹介いただきます。

記事の中で紹介する関東近郊の道の駅を巡るドライブプランも必見!おいしい食事からアクティビティ、さらには温泉まで楽しめる道の駅を1日で味わい尽くす旅のプランになっています。

ただ不要不急の外出は控えねばならず、安心してドライブを楽しめるようになるのはもう少し先になりそうです。また落ち着いて週末ドライブに出かけられるその日までの参考に、ぜひご覧ください。

ドライブの途中で道の駅の看板を見つけると、ふと立ち寄ってしまう人、増えているんじゃないでしょうか? ここ数年、道の駅がメディアで取り上げられる機会が多くなり、とくに大型連休前になるとテレビや雑誌で道の駅特集が組まれています。

道の駅は年々進化していて、単なる休憩場所から「休日に行ってみたい」という目的地へと変わってきているのです。

道の駅のある地元で獲れた野菜や魚介類などを味わえる、安く買える、のはもちろん、ほかにもさまざまな魅力が道の駅にあることをご存じでしょうか? 

博物館や遊園地が併設している道の駅や、源泉掛け流しの温泉を楽しみながら宿泊できる道の駅など、「わざわざ行きたくなる」道の駅が全国にたくさん存在しています。

もともと僕はキャンピングカー雑誌の仕事をしていたので、クルマで取材に出かけることが多く、運転の途中で道の駅に寄ることは日常でした。ただ、以前は僕を含め皆「トイレ休憩にだけ寄る場所」で利用することがほとんど。

それが道の駅の登録数が1,000カ所を超えてきたあたりを境に、世間のイメージが徐々に変わってきたように感じます。他所と差別化するため独自の魅力を発信する道の駅が増え、道の駅のグルメ情報が口コミで拡散され、道の駅を特集するメディアも出てきました。それが2014年のこと。魅力ある道の駅が目的地になっているのを実感しました。

その頃にはすっかり道の駅の魅力に取り憑かれていた僕は、全国の道の駅巡りを敢行。

2年3カ月かけて1,059カ所を回りました。その後もコンスタントに回り続け、現在制覇した道の駅の数は1,155カ所。毎年数が増えていく道の駅を追いかけていくのは楽しみであり、ライフワークになっています。

Webサイト:RV Travel

さてここからは、道の駅のさまざまな魅力を皆さんにお伝えします。道の駅の楽しみ方から、全国から厳選した「わざわざ行くべき道の駅」情報、そして関東近郊のおすすめ道の駅を1日で巡る「ドライブ旅プラン」を紹介します。この記事でお気に入りの道の駅を見つけてもらい、実際に訪れてもらうきっかけになればうれしいです。

個性あふれる道の駅がたくさん!道の駅の種類や楽しみ方を知る

高速道路にSA、PAがあるように、一般道にも休憩施設があってもいいのでは? そんな考えが基となって1993年にスタートした道の駅制度。国土交通省管轄で全国103カ所から始まり、28年経ったいま、その登録数は1,193カ所になりました。

道の駅としての施設面での登録要件は、24時間利用できるトイレ、駐車場、ベビールームなどの子育て応援設備、そして地域情報の発信設備、地域との連携設備を有する施設であることです。こうした比較的ゆるい条件だからか、全国に1,000カ所以上もあるので、駐車場とトイレ、そして小さな売店があるだけの道の駅から、テナントを多く抱えた大型商業施設のような道の駅までさまざまです。

そんな多種多様な全国の道の駅を実際に回っていて気付いたことがあります。それは道の駅の魅力となる要素が大きく3つあること。その要素とは「温泉」、「グルメ」、「エンタメ」です。

まずは老若男女問わず、大好きなのが温泉でしょう。日本は世界有数の火山国ですから全国どこに行ってもだいたい温泉があります。温泉施設が併設されている道の駅も全国に点在しており、その数は140カ所以上。僕は旅に出ると1日の最後に温泉に浸かるのが楽しみで、これまでに100カ所以上の道の駅の温泉に入りました。僕が計画する旅のルートには、毎回必ずと言っていいほど温泉のある道の駅を加えます。

グルメも道の駅に欠かせない魅力です。道の駅でいただけるのは、ラーメンやカレー、かつ丼などどこでも食べられるメニューのみではありません。地元の特産品を使って、他では味わえないオリジナルメニューを提供する道の駅もたくさんあります。そんなグルメに力を入れている道の駅には何度もリピートしたくなるものです。

エンタメも外せない要素です。そば打ちやガラス吹き体験、乗馬や砂金取りができるところ、遊園地や美術館を併設しているところなど、そこでしかできない体験ができる道の駅は、もはや目的地になりえます。

さて前置きが長くなりましたが、ここからは津々浦々巡ってきたなかで魅力的な道の駅を、上記であげた3つの要素「温泉」「グルメ」「エンタメ」と「その他」に分類して紹介していきます。

【温泉】大満足できる温泉のある道の駅

3つの温泉でのんびりできる 大分県・ながゆ温泉

これまでに入浴した道の駅の温泉のなかで一番のお気に入りが、道の駅ながゆ温泉にある「御前湯」です。加温も加水もしていない源泉掛け流しで、炭酸ガスを含んでいる炭酸水素塩泉。37~39℃とぬるめの露天風呂がおすすめです。

最初はぬるく感じますが、炭酸ガスの効果で体が温まり、温泉を出たあとにはポカポカ。ここの温泉は飲むこともでき、建物1階の入り口に飲泉場があります。炭酸ガス入りの温泉で胃腸の働きが活発になる効果が期待できるそうです。

道の駅の温泉以外に徒歩圏内に2つの温泉があり、ひとつは温泉街を抜けて、川に出ると見えてくる「ガニ湯」。川岸にあって、周囲には目隠しなど一切ないので入るのに勇気がいる温泉です。泉質は炭酸水素塩泉で、高血圧や慢性皮膚病などに効用があるほか、美肌効果もあるといわれています。なんでも娘に恋をしたカニが雷に打たれてできたという伝説があるそうです。

もうひとつは「ラムネ温泉」で、川沿いを歩いていくと見えてきます。ラムネという名前通り、浸っていると銀色の泡に包まれる天然炭酸泉です。新陳代謝の活発化、体温上昇、デトックス等の効果があるといわれています。
道の駅にある御前湯とガニ湯、ラムネ温泉と合わせて3つの温泉を楽しめるのが、ながゆ温泉の魅力です。今年は九州方面の道の駅に行く予定があるので、是非再訪したいと思っています。

参考:道の駅ながゆ温泉

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異なる泉質の2つの源泉を楽しめる! 栃木県・はが

写真は「あたたまりの湯」

道の駅はがには地下1500mから湧き出る源泉が2本あって、1カ所で2種類の温泉が楽しめる全国でも珍しい道の駅です。「炭酸水素塩泉」と「塩化物泉」というまったく異なる泉質の温泉を味わえるので、得した気分になれます。

「炭酸水素塩泉」は、炭酸水素イオン濃度が高い泉質で、肌触りがなめらかでつるつるするので「美人の湯」。もう1本の「塩化物泉」は塩化イオン濃度が高く、皮膚に塩分が付着して発汗を抑えるため保温効果が高く、湯冷めのしない「あたたまりの湯」と呼ばれています。

屋外休憩施設の「ロマンガーデン」では毎年4月下旬にボタンザクラが見頃を迎え、夏にはビアガーデンがオープンします。季節によって温泉施設の向かいにある建物には総合案内所やアイスクリーム工房やカフェなどお店も充実しています。

参考:道の駅はが

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【グルメ】新鮮な特産品市場がある道の駅

新鮮な牡蠣が一年中食べられる 北海道・厚岸グルメパーク

北海道東部にある厚岸は魚介類が豊富に獲れ、特に厚岸湖の淡水と厚岸湾の海水が混じる汽水域で育った牡蠣は全国的に有名です。

僕は魚介類のなかでもとりわけ牡蠣が大好きで、道の駅に限らずよく食べますが、厚岸グルメパークで食べた牡蠣以上の感動は味わったことがありません。安くて新鮮で美味しい、三拍子揃っています。2度目に訪れたときには牡蠣を食べるために駅内にある3店舗を半日で回りました。

施設の1階では、厚岸の特産品やオリジナルグッズを販売。お土産として並ぶのは牡蠣の佃煮、オイスターソース、牡蠣の燻製など牡蠣づくしです。

さらに、2階には魚介市場があり、牡蠣をはじめとした季節の魚介類が並んでいます。魚介市場で購入した新鮮な魚介類は「炭焼炙屋」に持ち込んでバーべキューを楽しむことも(別途持ち込み料必要)。そのほかに牡蠣食べ放題も実施しており、牡蠣好きにはたまらない道の駅です。

参考:北の道の駅厚岸グルメパーク

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甘いベニズワイガニを食べに行こう 新潟県・マリンドリーム能生(のう)

マリンドリーム能生で食べたいのはなんといってもカニです。「かにや横丁」には直売場の店舗が並び、ベニズワイガニが購入できます。ベニズワイガニはズワイガニ(松葉ガニ)とは別の種類で、体全体が赤く、水分が多くて甘味が強いのが特徴。1杯500円程度という破格のお値段で購入でき、ハサミと割り箸を貸りて、店外のテーブルや海の見える公園で食べられます。(施設内にも食事スペースあり)

ちなみに上の写真のとおり直売所でカニが仰向けに並べられているのは、水分が抜けて鮮度が落ちるのを防ぐためなのだそう。

施設内のレストランは海に面しており、夕暮れどきは日本海に沈む夕日を眺めながら食事ができます。

※ベニズワイガニの禁漁期間となる1、2月は一部店舗のみの営業

 参考:道の駅マリンドリーム能生

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【エンタメ】ここでしかできない体験がある道の駅​​

世界の太鼓を叩ける 秋田県・たかのす

道の駅たかのすのある北秋田市綴子(つづれこ)には、綴子神社例祭という伝統行事があり、毎年7月14、15日の2日間にわたって地元の綴子神社に大太鼓を奉納します。大太鼓は直径3.8m、重さ3.5トンで世界一の大きさを誇り、太鼓の上にも人が上がって、数人で太鼓を打ち鳴らしながら行進する様子は圧巻。その行事で使われる世界一の大太鼓が、たかのすに併設される博物館「大太鼓の館」で見学できます。

博物館には世界40カ国から約140個もの太鼓が集められていて、そのうちの約半分の太鼓を叩けます。太鼓とひとくちにいっても、国によって大きさ、素材、装飾などが違い、それらの音を叩き比べられる体験はここでしかできません。

実際に直径1mくらいの和太鼓を叩いてみましたが、力を入れているつもりなのに、思ってたよりも小さな音しか鳴らず、意外と大変なんですね……。

参考:道の駅たかのす

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伝統の「揚げ浜式製塩」体験ができる 石川県・すず塩田村

すず塩田村は海に面した道の駅で、昔ながらの塩作りが体験できます。天日で水分を蒸発させるため、日照時間の長い5~9月までの期間限定で「2時間」と「2日間」の2つの体験コースがあります。2時間コースでも海水汲みや海水播き(まき)などを一通り短時間で体験できますが、2日間コースは朝5時の海水汲みから、「揚げ浜式製塩」を作るための一連の作業を体験できる本格的なもの。

揚げ浜式製塩の塩作りは海から海水を汲んできて、大きな桶を海水でいっぱいにするために海と桶とを何度も往復することからはじまります。大きな桶に溜まった海水を手桶を使って塩田に撒き、海水が均等に行き渡るように何度も繰り返します。

次に乾燥させるため、塩田の砂に筋目を入れます。その後乾燥させた砂を集め、垂舟(たれふね)という木枠の中に入れ、上から海水をかけ、塩の結晶を垂舟の下に溜めていきます。これを釜炊きをして、煮詰めていくことで塩ができあがるという、なにしろ手間がかかる方法です。(参考:奥能登塩田村

そうして苦労して作られたミネラルたっぷりの塩は道の駅店内で購入できます。ほんのりと塩味が効いていて甘さを引き立ててくれる塩ソフトクリームも人気です。

参考:道の駅すず塩田村

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【その他】個性的な道の駅

1日中いても飽きない広さ 兵庫県・神戸フルーツフラワーパーク大沢(遊園地ほか)

広大な敷地の中に遊園地、ホテル、温泉、カフェなどたくさんの施設がある神戸フルーツフラワーパーク大沢は一日中遊べる道の駅です。はじめて訪れたときは施設を見て回るだけも数時間がかかり、その広さには驚かされました。

なかでもバーベキュー場は全天候に対応しており、なんと1,500名が収容できるほどの広さがあります。食材とコンロは用意されているので、いつでも手ぶらで気軽にバーベキューができます。

またこの道の駅には日帰り入浴可能な温泉があるホテルも併設されています。1,200mの地下から湧き出す鉄分を多く含んだ赤褐色の天然温泉は、遊び疲れた身体を癒してくれるはず。

フラワーパークと名前にあるように花の栽培にも力を入れているので、四季を通じて楽しめます。

参考:道の駅神戸フルーツ・フラワーパーク大沢

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高さ15mまで噴き出すお湯が迫力満点北海道・しかべ間歇泉公園

ここの道の駅には、なんと間歇泉(かんけつせん)があります。日本国内でも数えるほどしかなく、道の駅としてはもちろんここだけ。道の駅に併設している「間歇泉公園」で入園料(大人300円、小中学生200円)を払えば見学できます。

間歇泉の成り立ちなどの簡単な説明がある通路を抜けると、その先に間歇泉が。間歇泉が吹き出すのは約10分間隔。地下26mの深さから湧き上がり、1回に約500Lものお湯が噴き出す様は圧巻です。公園内には足湯があるので、のんびりくつろぎながら、正面に吹き出す間歇泉を眺めることもできます。

道の駅にある「浜のかあさん食堂」もおすすめで、噴火湾産のタラコをつかった「鹿部プレミアムたらこ御膳」は是非食べてもらいたいメニュー。塩と水だけで漬け込んだという絶品タラコが味わえます。

参考:道の駅しかべ間歇泉公園

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こんなにも多種多様な道の駅があることに驚かれた人も多いはず。ただ「行ってみたいけど、なかなか全国の道の駅に行けないよ」という方もいらっしゃると思います。ここからは、道の駅を1日で楽しみ尽くす「道の駅を巡るドライブ旅プラン」を作成したので、ぜひ週末旅行の参考にしてみてください。なお、今回は記事ボリュームの都合上、関東にお住まいの方をターゲットにしたプランとなりますので、あしからず。他のエリアのプランも見たいという方は、ぜひKINTOマガジン編集部までリクエストを送ってみてください。

ごはんもレジャーも温泉も1日で全部味わう! 関東近郊の道の駅を巡る旅

1カ所目:大満足の朝ごはん! 茨城県・日立おさかなセンター

  • 距離:東京駅から133㎞。
  • 所要時間:車で約1時間43分
  • 想定到着時間:9:00
  • 次の目的地へ出発:10:00

1日のスタートは、茨城県にある道の駅、日立おさかなセンターから。この道の駅でぜひ味わいたい朝食グルメは海鮮丼。それも自分で好きな魚介を市場内で購入して、オリジナルの丼が作れる「味勝手丼(みがってどん)」です。

マグロやイカなど、パックに小分けされて並んでいるネタから好みのものを選んでゴハンに載せれば、オリジナル海鮮丼のできあがり。

もともと魚市場だった場所がリニューアルされ道の駅になり、新鮮な魚介を味わえる漁師直営の店や寿司屋などが軒を連ねています。もちろん魚市場では、近くの漁港から水揚げされた安くて新鮮な魚介類が購入可能です。

市場でお土産を買う際、用意しておくと便利なグッズがクーラーボックス。お土産として購入するのは躊躇しがちな要冷蔵の魚介類などを、安心してお持ち帰りできます。クーラーボックスは道の駅巡りをするときの必需品として1つ持っておくのがおすすめです。

参考:道の駅日立おさかなセンター

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ランチはお手軽バーベキュー! 茨城県・グランテラス筑西(ちくせい)

  • 距離:日立おさかなセンターから73.8㎞。
  • 所要時間:車で約1時間6分
  • 到着想定時間:11:10
  • 次の目的地へ出発時間:13:00

グランテラス筑西は、北関東最大級の規模の道の駅です。芝生の広場を囲むようにして建物が並び、それぞれがデッキで結ばれています。

農産物直売場も広くて品数豊富。フードコートには大きな窓があって、光がよく差し込み、天井高もあるので開放感抜群です。コート内にあるラーメン店では、旧下館市のご当地ラーメン「下館らーめん」が食べられます。

フードコートで食事をするのもいいですが、グランテラス筑西ではバーベキューを楽しむのはどうでしょう。道具も揃っていて手ぶらで利用可能なバーベキューエリアで海鮮BBQやアメリカンBBQなどが大人1人3,900円から味わえます。持ち込みBBQコース(1人2,000円)もあるので、日立おさかなセンターで買った魚介をここで味わうことも。空きがあれば当日でもOKですが、予約しておいた方が安心です。

参考:グランテラス筑西

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自分だけの益子焼を作る体験 栃木県・ましこ

  • 距離:グランテラス筑西から19㎞。
  • 所要時間:車で約27分
  • 到着想定時間:13:30
  • 次の目的地へ出発時間:16:00

朝、昼と続けてグルメを楽しんだ後は腹ごなし。やってきたのは益子焼きで有名な栃木県の益子町にある道の駅・ましこ。陶芸の街、益子には約350の窯元があり、100店以上の店で陶器を販売しているそう。

この道の駅では「ましこのコンシェルジュ」なる職員の方がいろいろと相談に乗ってくれます。おすすめの周辺スポットなどの観光案内だけでなく、なんと益子への移住の相談も受け付けています。せっかくなので、益子焼の体験ができる窯元を案内してもらい、オリジナルの陶器を作ってみましょう。

轆轤(ろくろ)や、手びねり、絵付けのうちひとつを1時間程度で体験でき、後日、窯元で焼いてもらった陶器を自宅に送ってもらえます。

ちなみに道の駅・ましこは、2020年に日本建築学会賞を受賞しています。全面ガラス張りで設計された建物は一見の価値ありです。建物内には、益子在住の作家が制作した作品が100点以上ならぶコーナーもあり益子焼の魅力を堪能できます。

参考:道の駅ましこ

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わざわざデザートを食べに行く価値あり 栃木県・もてぎ

  • 距離:ましこから17.1㎞。
  • 所要時間:車で約24分
  • 到着想定時間:16:30
  • 次の目的地へ出発時間:17:00

陶芸体験のあとはまたしてもグルメ。道の駅・もてぎは、道の駅グルメの中でナンバーワンを決めるイベント道-1グランプリ」で3年連続グランプリに輝いた「ゆず塩らーめん」が人気です。ゆず果汁、ゆず塩、そして鶏と豚の合わせスープを使ったさっぱり味のラーメンで、休日には行列必至。

と、ラーメンもいいですが、今回ぜひ紹介したいのはアイスです! 手作りアイスコーナーでは、柚子やサツマイモなどの素材を使った常時15種類のオリジナルアイスが楽しめます。

その中でも特に人気のアイスが、茂木町で栽培が盛んな「とちおとめ」を使った12月〜5月限定で販売される「おとめミルク」です。

注文を受けてから完熟イチゴを目の前でフレッシュミルクアイスと混ぜ合わせて作る絶品のソフトクリームは一度は味わっていただきたい一品。

茂木産のブルーベリーを使った6月〜9月限定のアイス「まるごとブルーベリー」もおすすめです。

参考:道の駅もてぎ

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旅の疲れを癒す温泉と夜ご飯を堪能 栃木県・たかねざわ元気あっぷむら

  • もてぎから18.5km。
  • 所要時間:車で約24分
  • 到着想定時間:17:30
  • 次の目的地へ出発:19:30

1日旅の最後は温泉で締めたいところ。たかねざわ元気あっぷむらの温泉は湯量豊富な塩化物泉で、大浴場、露天風呂、寝湯、サウナ、水風呂など何種類ものお風呂があります。

汗を流してさっぱりしたら、そのまま2階のレストランへ。ここでぜひ食べて欲しい一品が

高根沢ちゃんぽん」です。ご当地B級グルメで、小松菜と豆乳を使った野菜たっぷりのスープが特徴。はじめて見ると薄緑色をしたスープに驚くかもしれませんが、豆乳のまろやかな味わいを堪能してください。


さらにこの道の駅にはグランピング施設があり、トレーラーハウスに宿泊できます。15棟あるトレーラーハウスはホテルの一室と変わらない広さがあり、ベットルームや冷暖房まで完備されています。

ここに宿泊して、夕食は地元食材を使ったアメリカンスタイルのBBQを味わうのもいいですね。

参考:道の駅たかねざわ元気あっぷむら

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こちら紹介した全ての道の駅を回らずとも、十分に楽しめる道の駅を紹介したので、気になった道の駅にはぜひ一度訪れてみてください。

♦︎

僕自身、全国の道の駅を巡る旅をすることで、道の駅は休憩や買い物をするだけの場所ではないことに気付きました。そして全国にはまだ食べたことのない安くて美味しい物があることを実感しました。

また季節によって、食べ物の旬や風景が変わるのもまた道の駅の魅力のひとつ。気に入った道の駅には季節を変えて出かけてみると、また新たな発見があります。

是非、皆さんにとってのお気に入りの道の駅を見つけて、何度も訪れていただきたいと思います。

※緊急事態宣言などの影響から、道の駅内にある飲食施設の営業が制限されている場合があります。詳細は各道の駅Webサイトなどを参考にしてください

編集:はてな編集部

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