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月額1万円でボートのオーナーになれる?中古、共同購入、レンタルで費用を抑えたボートの楽しみ方

月額1万円でボートのオーナーになれる?中古、共同購入、レンタルで費用を抑えたボートの楽しみ方

コロナ禍で「3密」を回避できるレジャーとして、そして昨今のアウトドア志向の高まりからボートが人気を集めています。

昨年の6月ごろからボート免許を取得する人の数が増え始め、2020年のボート免許取得者数は対前年比で19%増(日本マリン事業協会調べ)となり、今年も同様に増加傾向にあります。ボート自体の売れ行きも好調で、ボートで大海原を豪快に走ったり、お気に入りのポイントへ行って釣りを楽しんだりするボーティング(ボート遊びの総称)ファンが急増しています。


こう聞くと、ずいぶんお金持ちが増えたのだな、と感じるかもしれませんが、さにあらず。ボートというと豪華なクルーザーをイメージして、高額で手の届かない別世界とみられがちですが、意外とそれだけではないのです。小型ボートであれば新艇でも比較的リーズナブルな価格で購入できますし、中古ボートやグループでの共同購入など、お手頃価格でボートのオーナーになる方法も。さらには、ボートを所有しなくても、レンタルボートや会員制のマリンクラブ(ボートのシェアリング)などを利用して、係船料など維持費の負担なくボーティングを楽しむ方法だってあるのです。

それでは、ボート・ヨットの専門誌「kazi」(舵社)の編集長などを歴任し、長年マリンレジャーの普及にかかわってきた私が、気軽に乗れる海のモビリティ、ボート遊びの入口へ皆さまをご案内することにしましょう。


免許について~スマホでボート免許講習を受ける「スマ免」もある~

道なき大海原ではどこを駆け巡るかは、あなたの自由。こうしたボート特有の感覚には、クルマのドライブとは異なる開放感と爽快感があります。

美しい海岸線を、豪快に航行する爽快感はボートの醍醐味!

しかし、海の上には船同士が行き交うためのルールがあり、ボートやエンジンに関する知識も必要です。安全のためにルールや知識、操船の実技を学んで取得するのがボート免許です。正式には小型船舶操縦士免許といいます。

ボート免許には大きく分けて1級と2級、それに水上オートバイ用の特殊小型があります。1級と2級はどちらも20トンまたは24m未満の大きさの船を操縦できます。違いは航行できる範囲で、1級は無制限ですが、2級は海岸から5海里(約9km)の範囲内に限定されます。「海岸からたった9km?」と思われるかもしれませんが、5海里とは「海岸に立って、そこから見える水平線の範囲」とも言い換えられます。つまり、岸沿いに行けば日本の沿岸ならほとんどのところは行けることになりますので、まずは2級を取得して、後に1級にステップアップする人が多いようです。

1級と2級以外にも湖と川などの限定した範囲のみ航行できる「湖川小出力限定免許」というものもあります(YAMAHA「船舶免許について」より抜粋)

さて、気になるのは小型船舶操縦士免許取得のための受験可能年齢(※国家試験が行なわれる前日までに、下記の年齢に達している必要があります。)とおおまかな費用、日数ですが、以下のようになっています。

1級
受験可能年齢:17歳9カ月から
取得までの費用と日数:11.5万~15万円・4日間

2級
受験可能年齢:15歳9カ月から
取得までの費用と日数:10万円前後・3日間

※それぞれ満18歳、満16歳になった日から免許を手にすることができます。

さらなる詳細は「ボート免許」をキーワードに検索するとさまざまな情報が出てきますので参考にしてみてください。 自動車免許と同じように、1泊2日で2級が取得できる合宿コースなどもありますが、最近では学科をWEB上で学んで受験する「スマ免」で取得する人もいます。

「スマ免」はPC、スマホ、タブレットで学習できるのでスキマ時間を有効利用して学科講習を受講できます。(総学習時間およそ4時間)

タブレットやスマホでボート免許取得のためのインターネット講座を学習、リモートワークと親和性のある「スマ免」の受講者数は対前年比200%増(ヤマハ発動機調べ)

ボートの種類と楽しみ方、価格について

さて、免許を取得したらどんな種類のボートを手に入れるか。それにはまず、ボートでどんなことをしたいのかを考えることから始めましょう。ベースになるマリーナ(※ヨット、モーターボートなどを係留・保管する機能を持つ港湾施設)から近くの入江に行って、船上でランチなどをしてゆっくり過ごす。あるいは釣りが好きなので、釣りを目的としたフィッシングボートでいい、など、目的に応じて、ボートの種類は変わってきます。

ヤマハ発動機のフィッシングボート BayFisher 20。20フィートながらフィッシングスペースも十分に確保されている

多目的にボートを楽しむなら20フィートの小型艇がオススメ

最近はウェイクボートや水上スキーなどのトーイング(※ボートに結ばれたロープで引っ張られることで、さまざまなアクションを楽しむアクティビティ)のための機構がセッティングされ、さらにフィッシング時にも使いやすく設計されているマルチユースなボートもラインナップされています。

上からフィッシング、クルージング、トーイング

気になるお値段ですが、価格は全長20フィート(約6m)で、90馬力の船外機エンジン付きの新艇価格はおおむね300万円前後。小さなキャビン付きならば500万円前後が相場といったところ。もう少し大きな25フィート(約7.6m)で、175馬力のエンジン付きならば700万円前後、といったところでしょう。もちろん、豪華なサロンや寝室、ギャレー、シャワーなどを備えた大型クルーザーともなれば数千万~数億円となりますが、それこそ別世界になりますので本稿ではあえて触れません。

ヤマハ発動機の新艇AX220。22フィートと小ぶりながら定員7名。マルチユースのユーザー向けに開発された使い勝手の良いボートだ。価格は115馬力船外機エンジン付きで535万4千8百円

というわけで、新艇で購入すると20~25フィートのボートは、クルマでいえば高級外車並の価格です。高額といえば高額ですが、街では高級外車を見かけることもありますし、このクラスのボートを購入できる人が存在することは、まあ納得のできるところ。

なお、国内で最も普及しているボートのサイズはこの20~25フィートとなっています。

22フィート艇の船上は意外と広く、潮風を浴びながらランチを楽しむこともできる

ボート免許不要・船舶検査もいらないミニボートという選択も

もちろん500万〜700万円は決して安くない金額です。そこまでの資金はない、でもボートを楽しみたいという方々にもっとお手頃にボートを楽しむ方法をお伝えしましょう。

そのひとつは操船に免許の要らないミニボートを購入するという方法です。全長が3m未満でエンジンが2馬力(出力1.5kW未満)のミニボートは、規制緩和により平成15年からボート免許を取得せずとも操船が可能になりました。しかも、船舶検査の対象外のため、検査に関わる費用もかかりません。

種類は木製、FRP製(繊維強化プラスチック製)やゴムボートタイプのもの、そして折りたたみ式などいろいろあり、小型ゆえ自宅保管も現実的です。カーキャリアを使用すれば簡単に運搬もできるので、保管にまつわるコストは非常に低いです。価格はエンジン付きの新艇で20万~30万円。中古も出回っているので、さらに安く入手することも可能です。こうしたお手軽さから、クルマに積んで、さまざまな海へ出かけ、釣りを楽しんでいるファンも多くいます。

しかし、これらのタイプは最小限の小さなボートのため、気象や海象に注意して、航行マナーを守ることが重要になってきます。燃料切れや転覆など、事故も増えていますので充分に安全に留意してボーティングを楽しみましょう。

免許不要・船検不要のミニボート、ゴムボートタイプのジョイクラフト「レッドキャップ300」。4人乗り、2馬力船外機エンジン付きでセット価格24万1千円~。エンジンメーカーによって価格に差がある

岸壁釣りを楽しんでいた人が、少し沖に出て釣りをしたくなり、手始めに免許も船舶検査も要らないミニボートを購入。その後、ボートフィッシングの魅力に目覚め、多種多様な魚を求めて外洋にでるための中型ボートが欲しくなり、ボート免許を取得。その後、中古の中型艇を購入というステップアップをしていく方も多く見られます。

ボート購入後にかかる費用(維持費など)

さて、ボートを楽しむためには、ボート以外のさまざまな維持費が必要になってきます。まず、ボートでは係留料、保管料と呼ばれるボートを保管するための場所代が必要となります。公営、私営のマリーナ、簡易係留施設など、さまざまな保管施設があり、年間保管料のほか、初年度には保証料も必要になってきます。

料金はボートの長さによって変わりますが、大都市近郊の大手マリーナの場合、8m未満のボートで月額約4万円、地方であれば年額で約5万~7万円(月額4千~6千円)かかります。大都市近郊であれば初年度の保証料も含め約100万円はかかるとみておけばよいでしょう。

参考:横浜ベイサイドマリーナWebサイト

その他にかかる維持費として、保険料、クルマの車検と同様に船舶検査料が必要となります。船舶検査は6年ごとに受ける定期検査、その間の時期に受ける中間検査(定期検査よりは簡易な検査)の2種類があり、20フィート(約6m)のボートであれば、以下の検査料がかります。

  • 定期検査:2万4千3百円
  • 中間検査:1万4千9百円

参考:日本船舶機構Webサイト

さらに、普段乗船するときにかかる燃料代、エンジンや船体のメンテナンス費などが当然かかってきます。

となると「個人で新艇を購入して維持費などを払い続けるのは厳しい」と感じた方もいらっしゃるでしょう。しかしここで諦めてしまうのは時期尚早。ボートの購入費や維持費を抑えてボーティングを楽しむ方法もちゃんとありますのでご安心ください。

ボート購入の色々なカタチ。その気になれば月1万円でボートオーナーに

仲間と中古ボートを共同購入

費用をかけずにボーティングを楽しむ方法として、まず中古ボートを検討してみましょう。中古艇は先ほど例にあげた20~25フィートクラスならば、100万円~200万円ほどが相場です。もちろん年式や程度によって価格差はありますが、新艇に比べるとぐっとお手ごろな価格になります。

中古艇の価格情報などは、中古艇の検索サイト「ボートワールド」、「中古艇ドットコム」、「ボートナビドットコム」などにアクセスすれば簡単に手に入ります。またボート・ヨット専門誌「kazi」や「ボート倶楽部」の広告誌面や読者同士の「売りたし・買いたし」コーナーでも最新情報が掲載されていますので参考にしてみてください。

さて、さらにローコストにボートを楽しみたい、ということであれば、複数人での共同購入という手段もおすすめです。ここから実際に中古艇を仲間5人で共同購入して、ボーティングを謳歌している人たちを例に、具体的にかかっている費用を含めてご紹介します。

毎週のようにボートフィッシングを楽しんでいる吉野さんと共同オーナー三橋さんの息子さん

横浜市に住む吉野生也さんは、釣り仲間5人でボート購入を決断。予算は1人あたり50万円の合計250万円です。ヤマハ製和船タイプの25フィート、船外機エンジン(140馬力)付きの中古艇を200万円で購入し、残りの50万円は係留の初期費用や船検費用などに使うためプールしました。

係留場所はご自宅からクルマで30分の距離にある運河沿いのマリーナに決めました。このマリーナの係留料金が月額約4万5千円かかるため、メンバーが支払う毎月の費用を1人1万円に設定し、余ったお金は消耗部品購入など維持費に回す、という運用をしています。メンバーは吉野さんとほぼ同世代で、ごく普通のサラリーマンがほとんど。特に大金持ちがいるわけではありません。

乗船当日にかかる費用は、ボートの燃料代が近場で釣りをするだけなら4千円程度。もう少し沖へ遠出をすると1万円。燃料費はその日乗った人数で割り勘しています。

このような共同オーナースタイルは1人あたりの費用負担額が少なくてすみますが、ルールをしっかり決めないと仲間割れなどのトラブルが起こるケースもありえます。

吉野さんのグループは、メンバーが1人増え6人になっても仲良く共同オーナーを10年以上も継続されていますが、このように長年トラブルなくオーナーグループを継続できているのは、事前にしっかりとしたルールを取り決め運用されているからです。

ルールの内容は、

  • 月々の会費(保管料、メンテナンス代、保険代など)
  • 出航時の費用に関するルール(燃料代、ゲスト参加時の費用負担など)
  • 定期メンテナンスのルール(船底清掃など)
  • 故障時の責任に関するルール
  • 退会する際の権利譲渡のルール
  • 廃船時の費用負担のルール

吉野さんはこうしたルールの他にも、週末に誰が何時から何時まで乗るのか、などの情報を仲間全員で共有し合いトラブルを未然に防いでいます。

このように共同ではあるものの、ルールをしっかり守って運用できれば月1万円でボートオーナーになれるのです。「決して手の届かない別世界ではない」ことがお分かりいただけたでしょうか。

かく言う私も、かつて仲間6人で10万円ずつ出資して中古の20フィートキャビン付きボート(船外機エンジンは60馬力)を50万円で共同購入した経験があります。当時私の住んでいたマンションから徒歩5分の場所にあった江戸川区営マリーナの係留費が月額1万8千円だったので、6人で割って一人あたり月会費3千円という、格安ボーティングを楽しんでいました。そのマリーナはすでになくなってしまいましたが、当時はクルマでドライブするような感覚で、気軽にマイボートを満喫したものです。

会員制マリンクラブやレンタルという選択肢もあり

都心にあるニューポートマリンクラブ。クラブハウス(左)にはレストランもあり、艇置場には会員が乗れるクラブ艇が23艇、ずらりと並んでいる

マリーナは主にボートを保管、管理する施設ですが、マリーナ自体が所有しているボートのレンタルもできます。ただし、レンタカーのように免許を所有しているからといって、すぐにボートを借りられるわけではありません。

マリーナ側でボートを借りる人の操船技術や経験を慎重に判断、あるいは一定の講習を行ったうえでレンタルの許可を出すケースがほとんどです。プロの船長などクルー付きのレンタルもありますが、それはそれで費用がかさみます。

そこで、オススメなのがマリーナなどが組織しているマリンクラブの会員になることです。入会金や保証金、年会費、月会費を支払えば、ボートレンタルが可能となります。

参考までに、東京都江戸川区にあるニューポート江戸川が運営する「ニューポートマリンクラブ」の会員(FIRST会員)になるには以下の金額がかかります。

  • 入会金:33万円
  • 保証金:5万円
  • 月会費:6千6百円

※会員期間は5年

参考:ニューポートマリンクラブWEBサイト

別途、乗船当日の使用料および燃料代などを支払いますが、ボートをシェアリングしているようなイメージで、ボートを購入する必要もなく係留費などの維持費を抑えられるので、比較的低予算でボーティングを楽しむことができます。

ボート免許未取得の人にも免許取得のアシストをしてくれたり、免許を取りたてで運転が不安な人にはクルーを同乗させてくれたり、とクラブが手厚いサポートもしてくれます。 また会員同士のコミュニケーションをはかるイベントを開催しているため、同じ趣味を持つ仲間を見つけたり、情報交換ができたりとマリンクラブ特有の楽しみもあります。

全国で会員数2万7千人!人気のレンタルボートクラブを利用

もっともっとお手軽にボートを楽しむのであれば、特定の場所に限定されたマリンクラブではなく、全国約140カ所、海外1カ所に提携マリーナがあり、ボートをレンタルできる会員制の「ヤマハマリンクラブ・シースタイル(以下、シースタイル)」というサービスがおすすめです。利用料金は以下のように比較的リーズナブルに設定されています。

  • 入会金:2万2千円
  • 月会費:3千3百円

上記の他に、ボートの使用料(3時間4千5百円から)と燃料費だけという料金システムです。

ボート購入代や係留費、保険料、船検、メンテナンス費といった維持費も不要でボートを楽しめる手軽さから、会員数はなんと2万7千人(※2021年5月末時点)という人気ぶりです。

ただし、会員になるには2級以上のボート免許を取得していることが条件となります。免許は取得したけれど、とったばかりで操船に自信がないという人には、操船教室(別料金)が用意されており、安心して利用できるサービスになっています。

シースタイルを利用できる場所は全国140カ所、海外1カ所にあるため、会員は旅先や出張先でボートをレンタルすることもできる

ボート免許を取得してからいきなりマイボートを購入する前に、まずシースタイルに加入する方も多いようです。シースタイルでは、会員を辞めてヤマハのボートを購入する場合、入会金と年会費(最大2年分)が戻ってくるというなんとも心憎いサービスも用意されています。

マイボートを購入する前にまずは操船の技術を磨き、ボートの種類や特性などを把握する、という意味でもレンタルボートの利用価値は十分にあります。

一方で、自分が所有するボートではないので、ボートを粗末に扱うなどマナー面でのトラブル、ボートの細部にわたる知識が少ないため事故などのトラブルなど、レンタルボートには課題があるのも事実です。また、初めて航行する海域を通る際、その海域特有のルールや、目に見えない暗礁など危険なスポットの情報を正確に入手する必要があります。マナーを守り無理をせず、安全を最優先して楽しむことが大切です。

マイボートよりもレンタルボートの方がよい?

レンタルボートは費用面での利点が数多くありますが、マイボートを手に入れることでしか味わえない楽しみがあることも、ぜひお伝えしておきたいところ。

なんといっても、マイボートはレンタルと違い、いつでも時間を気にすることなく自由に乗船できます。

ボートを出航させなくとも、デッキ上で潮風を感じながらゆっくり過ごしたり、キャビンのついたボートであれば、日がな1日、別荘気分でくつろぐことだって可能です。

より自分にあったボートに改造したり、お気に入りの道具などを配備できたりと、マイボートには「育てる楽しみ」がありますし、そして何より、長年乗っていると自然と生まれてくる自分の船に対する愛着こそが最大の魅力です。


いつかは大きなボートで島を目指そう!

今回は比較的手の届きやすい小型ボートの入り口を覗いてみましたが、ボートの楽しさを知るには、実際に体験してみるのが一番。本稿でご紹介したシースタイルには体験コースがありますし、いくつかのマリーナではボート乗船体験会が開催されています。また、マリンレジャーの情報サイト「海イコ」にも関連イベントが掲載されていますので、ぜひ気軽に乗船してみて、ボートの魅力に触れてみてください。

そして、小さなボートを手に入れて、近場の海で経験を重ねると、徐々に「もっと大きな船で、もっと遠くへ行きたい」という想いが芽生えてくるはず。そうなったら、もう少し頑張って資金を貯めて、狙うは30フィートのボートです。30フィートあれば、東京湾奥から大島や式根島へ泊まりがけの長距離クルージングを満喫でき、冒険の幅はもっと広がっていきます。

欧米やオーストラリア、ニュージーランドなどのプレジャーボート先進国では、多くの人々がボートやヨットを個人で所有し、近海どころか、海外クルージングまでもが日常的なレジャーとして浸透しています。わが国ではまだまだメジャーなレジャーとは言えませんが、日本は本来、海に囲まれており、遊び場は豊富です。そして、本稿で紹介したような、さまざまなサービスの発達によって、気軽にボーティングを楽しむ時代が徐々に近づいてきています。皆さんもこの機会にぜひボートで爽快に海の上を突っ走ってみてください。

編集:はてな編集部
写真協力:ジョイクラフト、ニューポート江戸川、ヤマハ発動機

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