トヨタ車&レクサス車解説

トヨタ人気車種ランキング!2022年と2021年の販売台数比較も

トヨタ人気車種ランキング!2022年と2021年の販売台数比較も

トヨタ車ユーザーやトヨタ車の購入を検討している人にとって「今、売れている車種=人気車種」は気になるところではないでしょうか。

本記事では、2022年上半期(1月~6月)の新車販売台数ランキングにランクインしているトヨタの人気車種について、順位、販売台数、2021年上半期との比較などを紹介します。

※記事公開時の情報をベースにしており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください。

トヨタ車種ランキング(2022年上半期)

日本の各メーカーから販売されている新車の人気を測る指標として、一般社団法人日本自動車販売協会連合会(自販連)による販売台数のデータが挙げられます。
 
国産メーカーの登録車を調査対象として、各ブランドの販売台数を毎月ランキング形式で発表しているほか、上半期/下半期/1年と、期間ごとの総合的な順位も出しています。
 
では、2022年上半期のトヨタ車種ランキングをみていきましょう。

トヨタの人気車種一覧

2022年上半期(1月~6月)新車販売台数で50位以内にランクインしているトヨタの人気車種を一覧にまとめました。

順位(前年)

車名

ボディタイプ

販売台数(前年比)

1位(1)

ヤリス(シリーズ)

コンパクトカーなど

8万1,580台(68.5%)

2位(4)

カローラ(シリーズ)

セダンなど

7万988台(131.8%)

3位(2)

ルーミー

コンパクトカー

6万5,525台(84.6%)

5位(6)

ライズ

SUV

4万5,380台(94.6%)

7位(3)

アルファード

ミニバン

3万4,799台(61.3%)

8位(19)

アクア

コンパクトカー

3万4,143台(169.7%)

11位(10)

シエンタ

ミニバン

2万5,861台(76.6%)

13位(16)

ノア

ミニバン

2万3,642台(93.7%)

14位(8)

ヴォクシー

ミニバン

2万2,609台(55.0%)

15位(5)

ハリアー

SUV

2万2,250台(46.1%)

16位(15)

プリウス

セダンなど

1万8,395台(68.7%)

17位(21)

パッソ

コンパクトカー

1万7,981台(95.8%)

19位(22)

ランドクルーザー(シリーズ)

SUV

1万6,890台(91.1%)

21位(13)

RAV4

SUV

1万5,227台(53.6%)

31位(-)

86

スポーツ

8,540台(531.4%)

32位(26)

クラウン

セダンなど

8,300台(65.2%)

38位(33)

C-HR

SUV

7,043台(64.7%)

50位(49)

ハイエースワゴン

ミニバン

4,265台(92.0%)

※出典:乗用車ブランド通称名別順位 一般社団法人日本自動車販売協会連合会

ボディタイプの項目で「など」と記述があるのは、同じ車名でも複数のボディタイプを展開している車種になります。例えば「ヤリス」の場合、ベーシックなコンパクトカーの「ヤリス」のほか、SUVの「ヤリス クロス」やスポーツカーの「GRヤリス」と複数あり、これらを総合した販売台数の数値となります。
 
20位までにトヨタ車が14車種ランクインしており、50位以内に入っているトヨタ車をみると、コンパクトカー、SUV、セダン、ミニバンが、それぞれバランスよくランクイン。車に対する幅広いニーズに対応していることがわかります。
 
また2021年の上半期ランキングと比べると、多くの車種で販売台数が前年を下回っていることがわかります。自動車業界においても半導体不足による生産遅延が続いており、その影響も要因のひとつと考えられます。
 
ここからはトヨタの人気車種、上位10車種を詳しくみていきます。

2年連続人気ナンバーワン「ヤリス(シリーズ)」

※ヤリス HYBRID X

ヴィッツの後継車として2020年2月に発売されたコンパクトカーの「ヤリス」、同年8月・9月に立て続けに誕生したコンパクトSUV「ヤリス クロス」、スポーツカー「GRヤリス」を含む「ヤリスシリーズ」が、2021年上半期に続き2年連続で堂々の首位を獲得。

※ヤリス クロス Z“Adventure”(ハイブリッド 2WD)

2022年7月には、ヤリス クロスにスポーティな乗り味が楽しめる「GR SPORT」と、アグレッシブなスタイルの「Z アドベンチャー」の2つの新グレードが登場するなど、さらなる進化が続いています。
 
また、ヤリスが第58回「欧州カー・オブ・ザ・イヤー2021」を受賞、GRヤリスが「英国カー・オブ・ザ・イヤー2021」を受賞するなど、海外からも高い評価を受けています。

2022年上半期

新車販売台数

8万1,580台

ランキング

1位

2021年上半期

新車販売台数

11万9,112台

ランキング

1位

価格(税込)

147万円〜(ヤリス)

SUVの登場で人気回復「カローラ(シリーズ)」

※カローラ HYBRID W×B(2WD)

1966年に日本で初代カローラが誕生して以降、世界累計5,000万台を達成(2021年7月時点)したトヨタのグローバルベストセラーカー「カローラ」シリーズが2位にランクイン。2022年上半期の販売台数は70,988台で、4位だった2021年上半期から前年比131.8%という躍進を果たしました。

セダンタイプから始まったカローラですが、現在ではハッチバックタイプやワゴンタイプなど、長い歴史を経てバリエーションを拡大。2021年9月には、広い室内空間や高いユーティリティに加え、力強い走りと低燃費を両立したシリーズ初のSUV「カローラ クロス」が登場しました。
※カローラ クロス S(ハイブリッド車 2WD)

カローラ クロス発売後の2021年11月には月間の販売台数ランキングで1位となっていることからも、カローラ クロスの人気がシリーズ全体の販売台数を伸ばしていることが見受けられます。

さらに2022年10月には、カローラ、カローラ ツーリング、カローラ スポーツが一部改良を実施。「パワートレーンの刷新」「Toyota Safety Senseの機能拡大」「次世代マルチメディア(ディスプレイオーディオ・T-Connect)搭載」など、一部改良とはいえその内容は充実しています。

「お客様に寄り添い、進化を続ける」という使命を受け継ぐカローラシリーズ。今後のさらなる人気回復が期待されます。

2022年上半期

新車販売台数

7万988台

ランキング

2位

2021年上半期

新車販売台数

5万3,864台

ランキング

4位

価格(税込)

161万1,600円〜(カローラ アクシオ)

ランキングトップレベルの人気車種「ルーミー」

※ルーミー カスタムG-T

3位にランクインしたのは2016年に登場したトヨタのコンパクトカー「ルーミー」。「使える!動ける広い部屋!」というキャッチコピーからもわかるように、コンパクトな5ナンバーサイズにもかかわらず、広い室内と多彩なシートアレンジができる内装が自慢です。
 
2020年9月にマイナーチェンジされ、安全性や快適性が向上。ヤリスやカローラが複数車種によるシリーズ累計販売であることを考えると、ルーミーはヤリスやカローラと肩を並べる人気車種であることがわかります。

2022年上半期

新車販売台数

6万5,525台

ランキング

3位

2021年上半期

新車販売台数

7万7,492台

ランキング

2位

価格(税込)

156万6,500円~

登場直後から人気が続く「ライズ」

※ライズ Z(ハイブリッド 2WD)

2019年11月に登場し、2020年上半期の新車販売台数1位を獲得し一躍人気SUVとなったコンパクトSUV「ライズ」。SUVながらコンパクトなボディサイズや使い勝手、手ごろな価格帯などが特徴です。
 
2021年11月にはハイブリッド車が登場。ガソリン車も1.0Lターボエンジンから1.2Lエンジンへと進化するなど一部改良があり、ますます魅力的になりました。
 
2021年上半期はランキング6位でしたが、2022年上半期では5位にランクアップしました。
ます。

2022年上半期

新車販売台数

4万5,380台

ランキング

5位

2021年上半期

新車販売台数

4万7,965台

ランキング

6位

価格(税込)

171万7,000円~

トヨタミニバン1番人気「アルファード」

※アルファード 特別仕様車 S“TYPE GOLDⅢ”(7人乗り 2WD)

2015年に発売された現行モデルの「アルファード」は、トヨタミニバンのフラッグシップとして君臨してきました。
 
7年以上が経過しても高い人気を誇り、2021年上半期ランキングは3位を獲得。2022年上半期は7位と順位は下がってしまいましたがトヨタミニバンの中では依然トップに輝いています。
 
2022年5月には一部改良され、特別仕様車 S“TYPE GOLD Ⅲ”が新設定されました。メーターまわりにゴールドの装飾をあしらい、シート表皮の質感を高めるなど、アルファード特有のラグジュアリーなイメージをさらに高めています。

2022年上半期

新車販売台数

3万4,799台

ランキング

7位

2021年上半期

新車販売台数

5万6,778台

ランキング

3位

価格(税込)

359万7,000円~

10年ぶりのフルモデルチェンジで人気回復「アクア」

※アクア Z(2WD)

2011年にハイブリッド専用車として登場した「アクア」は、圧倒的な低燃費と静粛性を誇り、発売されるやいなや10万台以上を受注するなど大ヒットをとなりました。
 
誕生から10年が経った2021年7月にフルモデルチェンジが図られ、低燃費に磨きがかかり、災害時などに役立つ給電機能の搭載、先進の安全・安心機能を備えるなど「さらに次の10年を見据えたコンパクトカー」として進化しました。
 
2021年度上半期ランキングは2万119台で19位という結果でしたが、フルモデルチェンジを経て、2022年上半期は34,143台で前年比169.7という快挙をとげました。

2022年上半期

新車販売台数

3万4,143台

ランキング

8位

2021年上半期

新車販売台数

2万119台

ランキング

19位

価格(税込)

199万7,000円~

新型登場で今後の人気回復に注目「シエンタ」

※シエンタ X(ハイブリッド車 7人乗り)2021年モデル

2003年に「トヨタ最小ミニバン」として誕生した「シエンタ」は、5ナンバーサイズに3列シートで7人乗りという、コンパクトながらゆとりのある空間設計が特徴のミニバンです。
 
2015年には2代目モデルが登場し、2018年のマイナーチェンジで2列シート車(5人乗り)を追加するなど、時代のニーズに合わせて進化してきました。
 
そして、2022年8月に3代目となる新型シエンタが登場。「扱いやすい5ナンバーサイズ」「最新の安全・安心装備」「低燃費」「お求めやすい価格」という魅力はそのままに、初代から続く「使い勝手の良い室内空間」に一層磨きがかかりました。
 
2022年上半期ランキングには新型シエンタの販売台数は含まれていませんが、新型シエンタの人気により今後どの程度ランクアップしていくのか注目です。

2022年上半期

新車販売台数

2万5,861台

ランキング

11位

2021年上半期

新車販売台数

3万3,753台

ランキング

10位

価格(税込)

195万円~(3代目)

新型登場で兄弟車を上回る人気車種に「ノア」

※ノア S-Z(ハイブリッド 2WD 7人乗り)

2001年に誕生し、トヨタミニバンの中でもスタンダードなモデルとして人気の「ノア」。デザインのみならず、豊富なグレードを取りそろえるなど、兄弟車との差別化が図られてきました。
 
2022年1月には4代目としてフルモデルチェンジされ、5ナンバーから3ナンバーサイズに車体が大きくなるとともに、モダンなスタイルの標準モデルに加え、アグレッシブなエアロモデルも登場。それぞれが特長をより際立たせた個性的なデザインとなりました。
 
2021年上半期ランキングは16位でしたが、2022年上半期はフルモデルチェンジによる人気の兆しをみせ13位にランクアップ。先代モデルではノアより人気だった兄弟車のヴォクシーを上回りました。

2022年上半期

新車販売台数

2万3,642台

ランキング

13位

2021年上半期

新車販売台数

2万5,229台

ランキング

16位

価格(税込)

267万円~

迫力のあるデザインで人気の「ヴォクシー」

※ヴォクシー S-Z(ハイブリッド 2WD 7人乗り)

トヨタのミドルサイズミニバンを代表する「ヴォクシー」は2001年にデビューして以来、その力強く迫力のあるデザインなどにより、高い人気を誇ってきました。
 
2022年1月には兄弟車のノアとともに8年ぶりにフルモデルチェンジ。新型ヴォクシーはエアロモデルのみのラインアップとなり、先鋭かつ独創的なスタイルに進化しました。
 
2021年上半期ランキングは8位でしたが、2022年上半期は14位に。エアロモデルのみとなりグレード数が減ったことなどが要因として挙げられますが、新型発表時に公開された新型ノア/ヴォクシーの月販基準台数(目標台数)がノア8,100台/月、ヴォクシー5,400台/月だったことに対する2022年上半期の販売台数(ノア:2万3,642台、ヴォクシー:2万2,609台)を考えると、大差がなく、予想以上に健闘しているともいえるでしょう。

2022年上半期

新車販売台数

2万2,609台

ランキング

14位

2021年上半期

新車販売台数

4万1,101台

ランキング

8位

価格(税込)

309万円~

高級SUVのパイオニアとして人気「ハリアー」

※ハリアー Z“Leather Package”

1997年12月のデビュー以来、高級SUVのパイオニアとして人気を博す「ハリアー」。2020年6月のフルモデルチェンジにより、高級SUVとしての風格はそのままに、上質感、高級感のあるスタイルに磨きをかけ、クーペのような伸びやかなルーフラインが美しいデザインとなりました。
 
2021年上半期ランキングは5位、2022年上半期は15位にとどまっているハリアーですが、2022年10月31日にプラグインハイブリッド車(PHEV)が発売されることが決まり、同時に安全装備の進化などを含めた一部改良も実施されます。
 
高級SUVとしてハリアーがどこまでランキング上位に食い込めるか。今後のハリアーの進化、人気に注目です。

2022年上半期

新車販売台数

2万2,250台

ランキング

15位

2021年上半期

新車販売台数

4万8,271台

ランキング

5位

価格(税込)

312万8,000円~

トヨタ人気車種ランキング まとめ

「どの車を選んでいいのかわからない」車選びに困ったら、人気車種ランキングをもとに比較検討してみると、時代のニーズがわかったり、自分が求める車種が浮き彫りになったりするかもしれません。ぜひ2022年上半期の新車販売ランキングも参考に、自分にぴったりの一台を見つけてください。
 
最後に、購入以外にもトヨタやレクサスの新車に乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス車をご利用いただける(サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE 中古車」最短1ヶ月納車!(東京・愛知・長野で提供、エリア順次拡大中)
  • 電気自動車(BEV)のbZ4Xが対象の「KINTO ONE bZ4X専用プラン
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用がコミコミ定額(※)のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です。

初期費用0円で気軽に乗り始められる初期費用フリープラン(※)」と、 いつでも解約金0円でライフスタイルの変化に対応できる解約金フリープラン(※)」の2つから選ぶことができます。

トヨタの新車は3/5/7年(※)、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車は対象外)」もあります。「KINTO ONE 中古車」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ。 申し込みは全てインターネットで完結できます

※「KINTO ONE bZ4X専用プラン」では、契約期間中の電池性能(10年20万km/電池容量70%)の保証、コネクティッドサービス利用料金も込みのコミコミ定額、最初の4年間は月々定額で5年目以降は段階的に月額が下がります。5年目以降の中途解約金は0円、契約期間は最長10年。

≪関連リンク≫

KINTO ONEサービス内容

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

≪関連リンク≫

KINTO Unlimitedサービス内容

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOを利用してトヨタ車やレクサス車に乗ることも検討してみてはいかがでしょうか?

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