トヨタ車&レクサス車解説

トヨタ ライズの内装は?室内/荷室寸法や荷室容量・画像26枚

トヨタ ライズの内装は?室内/荷室寸法や荷室容量・画像26枚

2019年に登場したライズは「SUVに乗りたい、荷物をたくさん積みたい、でも運転しやすいコンパクトなサイズがいい」という要望に応え、5ナンバーサイズで全長4m以下のコンパクトなボディサイズにもかかわらず大容量の荷室や利便性の高い室内空間を実現したコンパクトSUVです。

2020年には年間で12万台以上を販売し、年間の新車販売台数(軽自動車および海外ブランドを除く)で2位にランクインするほどの人気車となりました。

「アクティブ・ユースフル・コンパクト」を開発コンセプトにしたライズは、週末のレジャーや普段使いでも扱いやすく、アクティブな毎日をサポートしてくれます。今回はライズの内装に着目し、室内/荷室寸法や荷室容量、収納スペース画像のほか、グレード別内装の特徴などについて紹介します。

※本記事は2019年11月から2021年10月まで販売された初代ライズに関する内容を含みます。2021年11月の一部改良後のライズに関しては以下の関連記事をご参照ください。

ライズのゆとりある室内空間とサイズ

ライズは全長3,995mm、全幅1,695mmと5ナンバーサイズに収まるコンパクトサイズですが、全高1,620mmという高い車高を活かして、ゆとりある室内空間をつくっています。

ライズの室内寸法(サイズ)は、室内長1,955mm、室内幅1420mm、室内高1,250mm(X ガソリン車 2WD)。2019年から2021年にかけて登場したトヨタのコンパクトSUV、ライズ/ヤリス クロス/カローラ クロスで比較すると、室内長はライズが最も大きく、室内高もカローラ クロスに引けを取らない高さを確保しています。

特に前席と後席間の距離(カップルディスタンス)は900mmを確保し、後席では膝周りにゆとりが感じられるほどです。また、運転席はヒップポイント地上高(着座位置)を665mmと高くすることで良好な視界を確保しています。

ライズのシートアレンジで広がる自由空間

トヨタ ライズ左:シートアレンジ 両側前倒し時 右:シートアレンジ 片側前倒し時

※左:シートアレンジ 両側前倒し時 右:シートアレンジ 片側前倒し時

ライズの室内は、リヤシートを前倒しすることでフラットな広い空間となり長尺物の収納も可能です。6:4分割可倒式リヤシートを採用しているので、リヤシートの片側3名乗車時にスノーボードを積む、といった使い方も可能です。

ライズの荷室とサイズ

トヨタ ライズ荷室寸法(サイズ)デッキボード下段時

※荷室寸法(サイズ)デッキボード下段時

ライズの荷室寸法(サイズ)は荷室長・奥行き755mm、荷室幅1,000mm、荷室高865mmで、コンパクトSUVクラストップレベルの369L(デッキボード下段時 ※デッキボード上段時は303L)という大容量の荷室を確保。荷物をたっぷり積み込めます。また、リヤシートやデッキボードをアレンジすることで荷物の種類に合わせて広さを調整できます。

トヨタ ライズデッキボードアレンジ デッキボード取り外し時

※デッキボードアレンジ デッキボード取り外し時

ライズの収納スペース

さらに小物入れなどの便利な収納スペースは車内に11ヶ所にあり、特に運転時に使いやすい位置に配置されているのが特徴です。
ライズの収納スペース

カップホルダー(運転席・助手席)

カップホルダー(運転席・助手席)

助手席グローブボックス

助手席グローブボックス

センターオープントレイ(LED照明付)

センターオープントレイ(LED照明付)

助手席シートアンダートレイ(Z、Gに標準装備)

助手席シートアンダートレイ(Z、Gに標準装備)

センターコンソール サイドポケット(両側)

センターコンソール サイドポケット(両側)

センターコンソール 小物入れ

センターコンソール 小物入れ

フロントドアポケット&ボトルホルダー(2本分)

フロントドアポケット&ボトルホルダー(2本分)

センターコンソールボックス

センターコンソールボックス

助手席シートバックポケット

助手席シートバックポケット

リヤドアポケット(ボトルホルダー1本分)

リヤドアポケット(ボトルホルダー1本分)

デッキフック(4個)

デッキフック(4個)

バニティミラー・チケットホルダー付サンバイザー(運転席・助手席)

バニティミラー・チケットホルダー付サンバイザー(運転席・助手席)
※写真のA~G、I~KのグレードはG
※写真のH、バニティミラー・チケットホルダー付サンバイザーのグレードはZ

ライズとスマートフォン

さらに、現代では必需品ともいえるスマホの充電に便利なUSB端子は、前席用としてセンターコンソールに1つ、後席用としてコンソールボックス後端に2つ設置されています。

トヨタ ライズ9インチディスプレイオーディオ

※9インチディスプレイオーディオ

スマートフォンと連携する9インチディスプレイオーディオは、ライズの全グレードでメーカーパッケージオプションに含まれる装備となりますが、対応アプリ(ナビ、音楽など)を車の大画面ディスプレイ上で操作することが可能です。

ライズのグレード別内装

ライズの内装デザインは、運転席からの視界の良さに配慮したインパネに加え、操作パネル類、自然な位置に配置したシフトレバーなど、運転に集中できる空間をつくりあげています。

フロントシートは座面サイドサポート部の角度を高く設定。ホールド性が良い新形状のシートも採用しています。なお、シート表皮は全グレード共通でファブリックとなります。

それでは、グレード別の特徴を見ていきましょう。

X / X“S”グレードの内装

トヨタ ライズ内装 X“S”(2WD)

※X“S”(2WD)

トヨタ ライズシート X“S”(2WD)

※X“S”(2WD)

標準グレードのX / X“S”については、ステアリングがウレタン、オーディオが2スピーカーなどシンプルな印象です。

他のグレードに比べると色味などは抑えられ、エアコンもマニュアルとなりますが、質実剛健な雰囲気がSUVらしいと感じる方もいるのではないでしょうか。

G / Z グレードの内装

トヨタ ライズ内装 G(2WD)

※G(2WD)

トヨタ ライズシート G(2WD)

※G(2WD)

トヨタ ライズLEDデジタルスピードメーター+7インチTFTカラー液晶ディスプレイ(マルチインフォメーションディスプレイ付)

※LEDデジタルスピードメーター+7インチTFTカラー液晶ディスプレイ(マルチインフォメーションディスプレイ付) ※表示パターン 左上:先進 右上:ワクワク 左下:シンプル 右下:アナログ

上級グレードの「G」や最上級グレードの「Z」では、空調はオートエアコンで、メーターもLEDデジタルスピードメーターにマルチインフォメーションディスプレイ付きの7インチTFTカラー液晶ディスプレイを標準装備。メーターは4パターンから好みの表示方法に切り替え可能です。

フロントシートには赤のハイピングを施し、上質感や遊び心を演出しています。運転席の上下アジャスターは G グレード以上に装備されるため、複数の方が運転する機会が多い場合はG / Zグレードがおすすめといえます。

スピーカーは6スピーカーを装備。フロントツィーター+16cmフロントスピーカー+16cmリヤスピーカーによる豊かなサウンドが室内を包み込みます。

「G」のステアリングホイールはウレタンのままですが、シルバーの塗装がアクセントとして加えられることで見た目の質感が向上。さらに「Z」ではステアリングが本革巻きになり、シフトノブには本革巻きに加えてオーナメントも追加されるなど、最上級グレードにふさわしい上質な内装となっています。

トヨタ ライズ内装 Z(2WD)

※Z(2WD)

トヨタ ライズシート Z(2WD)

※Z(2WD)

ライズのグレードと価格

ライズのグレード構成はガソリン車の2WDが3種類、ガソリン車の4WDが3種類、ハイブリッド車の2WDが2種類の合計8種類。価格(税込)はガソリン車「X(2WD)」の170万7,000円からハイブリッド車「Z(2WD)」の232万8,000円までとなっています。

※本記事は2019年11月から2021年10月まで販売された初代ライズに関する内容を含みます。最新モデルのライズのグレードと価格に関してはライズ公式サイトをご参照ください。

ライズの内装 まとめ

トヨタ ライズ

コンパクトなSUVスタイルのボディに広い室内空間を備えたライズは、普段のお買い物から週末のアウトドアレジャーまで、様々なシーンでアクティブな毎日をサポートしてくれる頼もしい存在です。

2019年の発売開始以降、新車販売台数ランキングで常に上位ランクインする人気車ということもあり、SUVの購入を検討する方であれば当然気になる一台ではないでしょうか?

そこで最後に、購入以外にもライズに乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス車をご利用いただける(サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE 中古車」最短1ヶ月納車!(東京・愛知・長野で提供、エリア順次拡大中)
  • 電気自動車(BEV)のbZ4Xが対象の「KINTO ONE bZ4X専用プラン
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用がコミコミ定額(※)のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です。

初期費用0円で気軽に乗り始められる初期費用フリープラン(※)」と、 いつでも解約金0円でライフスタイルの変化に対応できる解約金フリープラン(※)」の2つから選ぶことができます。

トヨタの新車は3/5/7年(※)、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車は対象外)」もあります。「KINTO ONE 中古車」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ。 申し込みは全てインターネットで完結できます

※「KINTO ONE bZ4X専用プラン」では、契約期間中の電池性能(10年20万km/電池容量70%)の保証、コネクティッドサービス利用料金も込みのコミコミ定額、最初の4年間は月々定額で5年目以降は段階的に月額が下がります。5年目以降の中途解約金は0円、契約期間は最長10年。

≪関連リンク≫

KINTO ONEサービス内容

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

≪関連リンク≫

KINTO Unlimitedサービス内容

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOを利用してトヨタ車やレクサス車に乗ることも検討してみてはいかがでしょうか?

よくある質問

ライズの車名の由来は?

短く覚えやすいライズの車名の由来は、英語の「RISE(あがる)」「RAISE(あげる)」という、ふたつの言葉を合わせた造語です。「毎日を盛り上げるアクティブなクルマ」であることを表現しています。

ライズの開発コンセプトは?

車名に込められた意味と同じように、開発コンセプトもアクティブさを前面に押し出しています。基本的なコンセプトは以下になるので、実際にライズを目の当たりにした際には、ぜひ確認してみてください。

  • アクティブ:イキイキと活動的
  • ユースフル:Useful/役立つ機能が充実、Youthful/若々しいスタイル、の2つの意味
  • コンパクト:5ナンバーサイズ

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