トヨタ車&レクサス車解説

トヨタ ハリアーがフルモデルチェンジ!新型ハリアーを紹介

トヨタ ハリアーがフルモデルチェンジ!新型ハリアーを紹介

2020年6月17日、ハリアーが約7年ぶりにフルモデルチェンジして発売されました。「高級クロスオーバーSUV」というジャンルを切り開き、発売開始以来高い人気を誇る「ハリアー」。新型ハリアーでは、どのような点が先代よりも進化したのでしょうか。フルモデルチェンジした新型ハリアーをレビューしていきます。

※記事公開時の情報をベースにしており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください。

ハリアーがフルモデルチェンジ

トヨタ ハリアー

トヨタ「ハリアー」は、「高級サルーンの乗り心地と快適性を兼ね備えたクロスオーバーSUV」という新しいジャンルの自動車として1997年にデビュー。そのコンセプトはそのままに、2代目・3代目と進化する中、着実に「都市型SUV」という地位を築き上げてきました。

そして今回のフルモデルチェンジで4代目となる新型ハリアーは、先代までに磨き上げられた高級感と走行性能が、より高められています。

ここからは、新型ハリアーの特徴をみていきます。

新型ハリアーの外観

新型ハリアー

フルモデルチェンジしたハリアーのスタイリングは、一目でそれとわかる特徴を受け継ぎながらも、より磨きがかかり、さらに洗練されました。

ハリアー Z“Leather Package”(プレシャスブラックパール)<オプション装着車>

※Z“Leather Package”(プレシャスブラックパール)<オプション装着車>

全体的なボディスタイルは「スタイリッシュなクーペSUV」「背の高いスポーツカー」。リヤに向けて流れるようなデザインはいかにもハリアーらしいシルエットを実現しています。

またクロームのガーニッシュは、フロントアッパーグリルからプロジェクター式LEDヘッドランプまで連続性をもち、L字型のシグネチャーランプとともに外観上のアクセントになっています。

なお今回のフルモデルチェンジにより、初代から採用されていたハリアー独自のエンブレムが廃止され、トヨタ共通のエンブレムに変更されています。

パノラマルーフ

ハリアー 調光パノラマルーフ(電動シェード&挟み込み防止機能付)透過状態

※調光パノラマルーフ(電動シェード&挟み込み防止機能付)透過状態

新型ハリアーは、トヨタ初採用の装備が多いのも特徴です。

電動シェード付きのパノラマルーフは、最上級グレードのZとZ”Leather Package”のみオプション設定されます。ルーフには調光ガラスが用いられており、シェードの開閉だけでなく、シェードが開いた状態での調光・透過も瞬時に切り替えられるようになりました。

新型ハリアーの内装

エレガントさが増した新型ハリアーの内装

フルモデルチェンジしたハリアーの室内空間は、触り心地にこだわったレザー調の素材やウッド調パネルなどを採用し、大人の高級感が感じられる上質なものになりました。

ハリアー Z“Leather Package”(内装色ブラウン)<オプション装着車>

※Z“Leather Package”(内装色ブラウン)<オプション装着車>

また馬の「鞍」をイメージしたといわれるセンターコンソールは、上部に浮き上がるようなデザインで、12.3インチのディスプレイと相性も抜群です(Z“Leather Package”、Zに標準装備。 G“Leather Package”、Gにメーカーオプション)。

ヒーターコントロールパネルは静電式のものが採用されており(Z“Leather Package”、Zに標準装備。 G“Leather Package”、Gにメーカーオプション)、エアコンとオーディオをタッチ操作できます。

ハリアー ※Z“Leather Package”(内装色ブラウン)<オプション装着車>

※Z“Leather Package”(内装色ブラウン)<オプション装着車>

さらにカップホルダーの底面やフロントドアトリムスピーカーなどのインテリアの各所に、バイアスボーダー柄の共通モチーフを用いることで、インテリアをトータルでコーディネートしています。

「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応

ハリアー ディスプレイオーディオ

※ディスプレイオーディオ

新型ハリアーのG”Leather Package”、G、Sグレードでは、スマホとつなげられるAV機器「ディスプレイオーディオ」を標準装備します。ディスプレイオーディオは、従来のAV一体型カーナビからナビ機能を省き、代わりにスマホのナビアプリやハンズフリー通話、音楽アプリを使えるAV機器です。

ハリアー T-Connect SDナビゲーションシステム

※T-Connect SDナビゲーションシステム

一方、最上級グレードに標準装備(Z“LeatherPackage”、Zに標準装備。G“Leather Package”、Gにメーカーオプション)される「T-Connect SDナビゲーションシステム+JBLプレミアムサウンドシステム」は、SDナビゲーションシステム、オーディオ・ビジュアル機能に加え、スマホ連携機能、ETC2.0ユニットなどを搭載するほか、T-Connectも利用できる多機能ナビです。

さらに新型ハリアーでは、従来オプションサービスだった「Apple CarPlay」「Android Auto」が標準装備となり、無料で利用できるようになりました。

スマホとの連携が強化され、普段使い慣れたスマホのアプリを利用できるようになります。

新型ハリアーの走り

TNGA採用で進化した新型ハリアーの走り

フルモデルチェンジにより他の最新トヨタ車と同様にTNGA(Toyota New Global Architecture)を採用した新型ハリアー。ボディの高剛性化・低重心化を図り、ドライバーの感性を重視した乗り心地と走りの両立を追求しています。

パワートレインには2Lの直列4気筒ガソリンエンジンと、2.5Lガソリンエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステムが採用されており、それぞれで2WDと4WDが選択可能です。

またサスペンションは、フロントがマクファーソンストラット式、リヤはダブルウィッシュボーン式のものを採用することで、スムーズな乗り心地と高い走行性能を両立させています。

新型ハリアーの安全性能

先進安全装置も標準装備の新型ハリアー

新型ハリアーは予防安全パッケージの「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備。以下などの先進安全機能がドライバーをサポートします。

  • ぶつからないをサポートする「プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)」
  • 高速道路のクルージングをサポートする「レーントレーシングアシスト[LTA]」
  • ついていくをサポートする「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」
  • 標識の見逃し防止をサポートする「ロードサインアシスト[RSA]」

ほかにも「先行車発進告知機能」や「パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)」などを標準装備。Z“Leather Package”、Zに標準装備、その他のグレードにメーカーオプションの「パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)+ブラインドスポットモニター[BSM]」など、予防安全に関するオプション装備も充実しています。

デジタルインナーミラー

ハリアー デジタルインナーミラー(前後方録画機能付)デジタルミラーモード

※デジタルインナーミラー(前後方録画機能付)デジタルミラーモード

さらに今回のフルモデルチェンジにより「デジタルインナーミラー(Z“Leather Package”、Z、G“Leather Package”、Gに標準装備。Sにメーカーオプション)」をトヨタとして初めて採用。後方カメラの映像を表示する機能に加え、前後のドライブレコーダー機能も含まれるのが特徴です。

新型ハリアーのレビューまとめ

新型ハリアー

今回発売された新型ハリアーでは、これまでの長所はそのままに、時代のニーズに対応した新しい装備が付け加えられたことで、車としての魅力がアップ。また最新技術の導入により、高い走行性能と安全性・高級感は先代モデルよりもさらに進化しています。

なお、車のサブスク「KINTO」でも新型ハリアーの取り扱っています。

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス車をご利用いただける(サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE 中古車」最短1ヶ月納車!(東京・愛知・長野で提供、エリア順次拡大中)
  • 電気自動車(BEV)のbZ4Xが対象の「KINTO ONE bZ4X専用プラン
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用がコミコミ定額(※)のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です。

初期費用0円で気軽に乗り始められる初期費用フリープラン(※)」と、 いつでも解約金0円でライフスタイルの変化に対応できる解約金フリープラン(※)」の2つから選ぶことができます。

トヨタの新車は3/5/7年(※)、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車は対象外)」もあります。「KINTO ONE 中古車」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ。 申し込みは全てインターネットで完結できます

※「KINTO ONE bZ4X専用プラン」では、契約期間中の電池性能(10年20万km/電池容量70%)の保証、コネクティッドサービス利用料金も込みのコミコミ定額、最初の4年間は月々定額で5年目以降は段階的に月額が下がります。5年目以降の中途解約金は0円、契約期間は最長10年。

≪関連リンク≫

KINTO ONEサービス内容

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

≪関連リンク≫

KINTO Unlimitedサービス内容

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOを利用してトヨタ車やレクサス車に乗ることも検討してみてはいかがでしょうか?

よくある質問

ハリアー独自のエンブレムは?

新型ハリアーでは、初代から採用されていたハリアー独自のエンブレムが廃止され、トヨタ共通のエンブレムに変更されています。

ハリアーを購入できる販売店は?

2020年5月からトヨタ車全車種の併売化がスタートしたため、新型ハリアーはトヨタ系列の全販売店で購入することができます。

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