車のサブスク解説

車を初めて買う際のポイントは?初めての車おすすめ車種も紹介

車を初めて買う際のポイントは?初めての車おすすめ車種も紹介

都市部の交通網が発達し、若者を中心に車離れが危惧されている昨今ですが、車が便利な移動手段であることに変わりはありません。日々の生活に車が欠かせないという人もまだまだ多いと思います。

特に新社会人になる方なら、通勤手段として車の購入を検討している人もいるでしょう。初めて車を買う際に注意するポイントをチェックしていきます。

※記事公開時の情報をベースにしており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください。

車を初めて持つ際に必要な「お金」のこと

初めて車を持つ際に必要な「お金」のこと

車購入時の初期費用

新車・中古車問わず、車の購入には車両本体価格に加えて初期費用が発生します。初期費用の内訳は大きく分けて法定費用と諸費用の2つ。法定費用には消費税、自動車税、環境性能割、自動車重量税、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)、自動車リサイクル料が含まれています。

諸費用は販売店で車を購入したときにかかる登録費用、納車費用、車庫証明費用、検査登録手続き費用などのこと。法定費用は車を所有するうえで絶対に納める必要がありますが、諸費用は業者に委託せず自分で手続きを進めれば節約することも可能です。

車の維持費

自動車税などの税金

車は維持するだけでもたくさんの税金が発生します。その中でも代表的な税金が自動車税(※)です。自動車税は用途や総排気量によって税額が定められています。新社会人が購入の候補として挙げることが多い軽自動車やコンパクトカーは、比較的自動車税が安いので覚えておきましょう。

さらに新車登録から3年後、それ以降は2年ごとに車検を受ける必要があります。初期費用と同じように車検にも法定費用があり、内訳は自賠責保険、自動車重量税、印紙代の3つ。法定費用は車検ごとに必ず納める必要があるので注意しましょう。
※2019年10月1日以降、自動車の排気量等に応じて毎年かかる自動車税は「自動車税(種別割)」に、軽自動車税は「軽自動車税(種別割)」に名称が変更されました。

消耗品など車のメンテナンス費用

同じ車を長く所有すればするほど、膨れ上がっていくのがメンテナンス費です。代表的なものがエンジンオイル代やタイヤ代で、走行距離が増えるほど交換回数も多くなります。交換のタイミングは人それぞれなので、定期的なチェックを心がけましょう。

ブレーキオイルやブレーキパッド、ワイパーゴム、ラジエーター液、エアコンフィルターなどメンテナンスや交換が必要な部品は多数存在します。これらの部品は車検や法定点検と同時に交換することが多いです。

車の任意保険

車の任意保険は自賠責保険とは異なり、加入必須ではありません。しかし自身の不注意によって、単独事故を起こしたり他車の事故に巻き込まれたりすることもないとはいえません。自賠責保険は事故相手のけがの治療費等(1名につき120万円が限度、死亡は3,000万円)を最低限保証するためのものであり、物や車は対象になりません。これを上回るものや、対物、自分の車も保険金でカバーするなら任意保険の加入が必須です。

死亡事故をはじめとした重大事故の場合、億単位の賠償金が生じることも少なくありません。高額事案や物損事故にも対応するため、任意保険の加入はもはや必須といえます。

任意保険は加入者の年齢や事故の有無、車種によって大きく変動します。車を初めて買う場合、等級が低いため保険料が高額になりますが、両親などから等級をもらうことで安く抑えることも可能です。車の修理費などを補償する車両保険は、任意保険料が高くなってしまう要因のひとつ。こちらも必ず加入する必要はありませんが、万が一の事故や、車の盗難などによる損害分が補償されるので新車を購入する場合や運転に自信が無い場合は加入を検討したほうがよいでしょう。

グレードによる装備の違い

車は同一車種であっても、グレードによってエンジンや装備内容が異なっています。高価なグレードほど標準装備が充実していたり内装の質感が向上したりするため、Webサイトやカタログをしっかりとチェックして自分好みのグレードをチョイスしましょう。

安さ重視でグレードを選ぶのもいいのですが、車両本体価格が安いグレードは基本的に標準装備が充実していません。車を発注してからグレードを変更することはできないので、発注前に、本当にそのグレードがベストなのかを入念に考えましょう。

初心者にもわかる!車のボディタイプ


SUVとは?


世界中でトレンドとなっている車のボディタイプ、SUV。「Sport Utility Vehicle(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)」の略称で、スポーティーなルックスと優れたオフロード性能、実用性の高さを兼ね備えた車が多い傾向にあります。

近年はオンロードでの走りを重視したシティ派SUVも数多く登場していて、硬派なイメージがあったひと昔前と比べて敷居が低くなっています。普段使いからアウトドアなどの趣味にもばっちり対応してくれる懐の深さが魅力のボディタイプです。

コンパクトカーとは?

通勤車やセカンドカーとして圧倒的な支持を集めているボディタイプ、コンパクトカー。小柄なボディサイズがもたらす運転のしやすさ、街中での取り回しの良さが人気の理由です。リーズナブルな車両本体価格、維持費の安さもコンパクトカーの大きな売りとなっています。

近年はさらに小柄なボディを持つ軽自動車と人気を二分していますが、高速道路でも安心できる走行性能など、軽自動車には備わっていない特徴も。乗車定員が5名になっているところも選ばれている理由のひとつでしょう。

スポーツカーとは?

車の花形ともいえるスポーツカー。スポーティーでカッコいいフォルムと卓越した走行性能の高さを武器に、熱心なファンを獲得しているボディタイプです。スポーツカー最大の魅力は優れた動力性能、クイックなハンドリングがもたらす運転の楽しさでしょう。

スポーツカーは基本的に、ドライブやスポーツ走行を楽しむための車です。乗降性や実用性に関して割り切っている車種も多く、人によっては不便に感じるかもしれません。しかし、不便だからこそ味わえる特別感や満足感もあるのです。

セダンとは?

近年は人気が低迷していますが、車のボディタイプの基本といえばやはりセダン。車の基本形ということで、実用性や走行性能など、車に求められる要素を高い次元で成立させています。セダンは車メーカーのイメージリーダーを担うことが多くなっています。

そのため先進的かつ豪華な装備を積極的に導入したり、華のあるエクステリア・インテリアデザインを採用することが多いボディタイプです。車両本体価格が高価な車種も少なくはありませんが、車の性能に妥協したくない人やこだわりが強い人におすすめしたいボディタイプです。

ワゴンとは?

ワゴンには様々なタイプが存在しますが、ここではステーションワゴンについて紹介します。ワゴンの定義は曖昧ですが、一般的にはたくさんの荷物を積載できる乗用車を指します。ステーションワゴンについては、セダンをベースに荷室を延長している車種が多いです。

ステーションワゴンはセダン譲りの走行性能の高さと、様々な用途で活躍する広大な荷室を売りにしています。ただし日本国内では、セダンと同様に人気が低迷しているため、輸入車を除くと選べる車種が限られてしまうので注意しましょう。

ミニバンとは?

ミニバンはファミリー層を中心に圧倒的な支持を獲得しています。人気の理由は、最大7~8名を誇る乗車定員と、スクエア形状のボディがもたらす広大な車内空間です。ミニバンひとつあれば、家族や友人など大人数で快適な移動を楽しめるでしょう。

広大な車内空間は荷室としても活用でき、さらに近年のミニバンは両側スライドドアを採用していることも多く、セカンドシートおよびサードシートへの乗降性が抜群です。実用性、利便性を優先に考えるのであれば、ミニバンはおすすめのボディタイプといえます。

車初心者のための、車の選び方

車初心者のための、車の選び方

予算で選ぶ

大半の人にとって、車はマイホームに次いで高価な買い物です。車を選ぶ際は勢いに任せるのではなく、慎重に考える必要があります。車を初めて購入する人が後悔しないためには、予算をきちんと決めることが大切です。

予算の決め方が曖昧だと、車を選んでいるうちに金額がどんどん膨れ上がってしまうことになるでしょう。自身の給与や貯蓄と相談して、身の丈にあった車をチョイスすることが大切です。学生などが無理のない範囲で車を購入するのであれば、中古車を中心に探すとよいでしょう。

運転のしやすさで選ぶ

自動車運転免許保有者の中でも、特に新社会人は運転歴が浅い人が多いと思います。運転が苦手で、毎日の通勤に不安を感じている人におすすめしたい車の選び方が運転のしやすさ。車はボディタイプやサイズによって、運転のしやすさに違いがあります。

ボディサイズが小柄なコンパクトカーや軽自動車は比較的運転しやすいです。販売店で試乗すれば、運転のしやすい車が見つかるはず。また先進安全装備の有無なども、運転のしやすさに大きく影響を及ぼします。

用途で選ぶ

車は様々なタイプが用意されているので、ご自身の用途に合わせて選ぶことも可能です。例えば、釣りやキャンプなど趣味で車を使用する機会が多い人は、荷物をたくさん積載できるSUVやステーションワゴンなどがうってつけでしょう。

複数人で外出する機会が多い人はミニバン、ドライブを楽しみたい人はスポーツタイプの車を選ぶといいでしょう。主な用途が近距離の通勤のみで車を運転する機会が少ない人は、維持費が安く低燃費なコンパクトカー、軽自動車がおすすめといえます。

気に入った見た目で選ぶ

車はモデルごとに異なるエクステリアデザインを採用しています。車を初めて購入する人は「カッコいい車が欲しい」「おしゃれで可愛い車が欲しい」というように、漠然としたイメージを頭に浮かべている人も多いのではないでしょうか。

車は高価な買い物です。購入後に後悔しないためにも、自分自身が気に入った見た目の車をチョイスすることも大事です。

購入ではなくサブスクやカーリースも

車を持つ方法は、購入だけではありません。近年はサブスクやカーリースなど、便利かつお得に車を持てる方法が存在します。

サブスク(サブスクリプション)とは決まった料金を支払うと、一定期間サービスを受けられるビジネスモデルのこと。車のサブスクの場合、一定期間使用する権利に対して料金を支払うことになり、法定費用、諸費用が全てコミコミのサービスもあります。

カーリースはリース会社に料金を支払い、車を借りるサービスです。長期にわたって車を借りるため、レンタカーとは違いマイカーのように使用できるという特徴があります。

車を初めて持つ人におすすめな車のサブスク「KINTO」

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス車をご利用いただける(サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE 中古車」最短1ヶ月納車!(東京・愛知・長野で提供、エリア順次拡大中)
  • 電気自動車(BEV)のbZ4Xが対象の「KINTO ONE bZ4X専用プラン
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用がコミコミ定額(※)のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です。

初期費用0円で気軽に乗り始められる初期費用フリープラン(※)」と、 いつでも解約金0円でライフスタイルの変化に対応できる解約金フリープラン(※)」の2つから選ぶことができます。

トヨタの新車は3/5/7年(※)、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車は対象外)」もあります。「KINTO ONE 中古車」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ。 申し込みは全てインターネットで完結できます

※「KINTO ONE bZ4X専用プラン」では、契約期間中の電池性能(10年20万km/電池容量70%)の保証、コネクティッドサービス利用料金も込みのコミコミ定額、最初の4年間は月々定額で5年目以降は段階的に月額が下がります。5年目以降の中途解約金は0円、契約期間は最長10年。

≪関連リンク≫

KINTO ONEサービス内容

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

≪関連リンク≫

KINTO Unlimitedサービス内容

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOを利用してトヨタ車やレクサス車に乗ることも検討してみてはいかがでしょうか?

車を初めて持つ人におすすめの車種

RAIZE(ライズ)

RAIZE(ライズ)トヨタから満を持して登場した5ナンバーサイズのコンパクトSUV「ライズ」。これまでのSUVの多くはボディサイズが大きく、運転が苦手な人や車初心者にとってはやや敷居の高い存在でした。そんな常識を打ち破ったのがライズです。

コンパクトカーとさほど変わらぬサイズ感のおかげで、車を初めて持つ人でも気軽にドライブを楽しむことができるでしょう。

ルーミー/タンク

ルーミー/タンク国産コンパクトカーでトップクラスの販売台数を記録している兄弟車「ルーミー」と「タンク」。スクエア形状のボディを採用したことで広大な車内空間を実現しています。特に後部座席の居住性が魅力的で、大人数でも快適に移動を楽しめるでしょう。両側スライドドアの採用も大きな魅力のひとつです。

クラストップの実用性を誇るルーミーとタンクですが、トヨタの全販売店全車種併売化にともない、2020年9月のマイナーチェンジのタイミングでタンクの販売が終了し、ルーミーに一本化されました。

パッソ

パッソ「パッソ」はトヨタのベーシックコンパクトとしてお馴染みの車。運転のしやすさ、快適性、街中での実用性に重点を置いて開発されています。安全性能にも妥協はなく、通勤車や日常使いの車としておすすめしたいコンパクトカーといえます。

パッソの特徴である豊富なカラーは、シックなモノトーンとオシャレで可愛いツートーンの選択が可能で、全カラー13色+特別仕様車の特別設定色2色が設定されています。

ヤリス

ヤリス最後に紹介するのは、トヨタが2020年2月に発売した「ヤリス」。人気コンパクトカー「ヴィッツ」の後継車にあたります。スポーティーなルックスと利便性が売りのコンパクトカーです。

先進の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備し、トヨタの最新技術「TNGA (Toyota New Global Architecture)」プラットフォームをコンパクトカーで初めて採用。世界トップレベルの優れた燃費性能も魅力です。

車を初めて買う際のまとめ

初めてのマイカーは、どの車種を選んでも思い出深い愛車になると思います。長い付き合いになるので、後悔しないように慎重に選ぶことが大切です。

車の買い方は色々ありますが、車初心者にはサブスクもおすすめ。毎月定額なのでお金の管理もしやすく、短期間で新しい車にステップアップできます。トヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」も是非ご検討ください。

KINTO ONEのサービスを詳しくみる

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